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すべての才能に目を向けよう~10歳からの社会教育~

『先生の学校』オンラインイベント チェンジメーカー編第2弾に参加してきました!🙋🏻

今回のゲストは川村哲也さん。教育×企画で事業を展開する『株式会社COLEYO』の代表をなさっています。

1年ほど前、菜央さんに面白い教室があると教えていただいていて、見学に行くお約束をしていたのですが、私の都合で立ち消えになっていました。
だからこそ、今回お話をお聞きできることをとても楽しみにしていました!🤸🏻

川村さん

川村さんは、「緊張する!」と言ってお酒を飲みながら、お話をしてくださるフランクな方でした!🍺(放課後教室『studioあお』には、バーラウンジがある!めっちゃおしゃれ!)


お話をお聞きして、感動した点が2つありました。

1つめは事業内容です。

『studioあお』で行われているのは、P-PBL(パーソナライズド・プロジェクトベースドラーニング)型の授業です。子供たちが興味をもったことを起点として進んでいくので、実に多様なプロジェクトが進行しています。


ご紹介いただいた例を挙げると…

オーダーメイドのペット葬儀『Home grave planner』
可愛がっていた鶏の死をきっかけに、ペットを失くして悲しんでいる人が安心して供養できるオーダーメイドの葬儀屋を開こうという企画

病院内写真展『会いに来る水族館』
水族館が大好きな女の子が通い詰めて撮りためた写真を、入院中で水族館に行けない患者さんたちのために展示しようとはじまった企画

▼これらの企画の詳細は、HPに詳しく掲載されています!
(COLEYOのwebサイトは、デザインがかっこよくてアクセスした瞬間からわくわくします!)


意思決定を行うのは子どもたちで、大人は伴走しながら、子どもたちのハードルとなる要素(金銭面、経験不足など)を取り除く役目を担っています。

例えば、金銭課題に対処するための投資制度があり、やりたい事業のプレゼンをして、教室の協賛を得れば予算を獲得することができます。事業規模が大きければ、クラウドファンディングを行います。
さらに、3か月ごとに報告会が行われ、協力してくれる企業や研究者を巻き込みながら、プロジェクトが進行していきます。
予算を回収し、自費でプロジェクトを回している子もいるそうです。

子どもを子ども扱いせず、その子らしいアイデアを一緒に面白がって形にしていくスタイルが、とても素敵です。


2つめは、川村さんの言語化スキルです。

私は『studioあお』のファンなので(笑)、事業内容や子どもたちのプロジェクトの様子をよくチェックしています🔎
だから今回、新しい情報を多く得られたというわけではありませんでした。

それでも、イベントに参加してよかったと心から思うのは、川村さんから「どうしてそれを行うのか」という目的をお聞きすることができたからです。

学校関係者、民間、保護者、どの立場からの質問にも、納得感のあるお答えをなさっていました。

例えば、「なぜ褒めることが大切なのか?」という問い掛けに対して、

自分の才能に気付くことで、エネルギーの出し先を絞れる。
ホースの水がギュッと絞った方が勢いよく出るように、モチベーションも対象が定まっている方が注ぎやすい。

とお答えになっていました。


「思考が整理されている」「自分の現在地が分かっている」
そして、考え抜かれたそれらの点を踏まえて、
「やりたいことを言語化して他者と共有できる」

だからこそ、素早い意思決定と巻き込みができて、ここまで事業が大きくなっているのだと感じました。

同世代の方が活躍している姿をみると、元気が出て、私も頑張ろう!と思えます🏃🏼‍♂️(そこでまずは、鬼門の言語化スキルアップを!と思い、いそいそとnoteを書いているわけです笑)


『studioあお』も、『COLEYO』も(教室運営だけでなく、幅広い事業があり、常にアップデートされています!👀)、ぜひチェックしてみてください!






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