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「叱る依存がとまらない」

もともと読書は好きで、たいてい睡眠前に読んでいる。
今回はタイトルの通りの本。

Voicyのパーソナリティの方が紹介していて、タイトルを聞いて衝撃を受けた。

「まさに私かもしれない・・。」

4歳の長女、最近口が達者になってきてよく口論が起こる。
後々振り返ると、4歳を相手に何ムキに怒鳴ったりしているんだろう・・と思うのだけど、怒り出したら、止まらなくなってしまうのだ。

よく、「怒りや喜びなどの感情はは伝染する」というけど、長女を怒ってしまうと、なぜか次女も不機嫌になって悪いスパイラルがはじまる。

喜びの方の伝染なら良いのだけど逆は最悪。

そして、それとは裏腹に最近モンテッソーリ教育なんかも興味があって、本を並行して読んでいるのだけど、「子供を威圧して叱りつけるのは良くない」と何度も出てくる。

頭ではわかっているけど、やめられない。
これはまさに依存だと思った。

叱ると「報酬経路」が活性化する

本の内容の一部になるが、私たちは叱ったり、怒ったりして、相手を思うようにコントロールしようとし、それが達成できた時は、脳内神経物質の幸せホルモンが出てしまい所謂「報酬」を感じてしまうそうだ。

なんとなく体感で分かる気がする。

怒鳴ったりした後で、娘が「わかった」という時は、なんとなくスッキリする。
その後、たいてい自己嫌悪に陥るのだけど・・。

つまり、これが続くと私たちは、「叱りたい」という欲求に抗えなくなってしまうのだ。

これは、本当にまずいと思った。

モンテッソーリ教育の本から学んだことでもあるけど、威嚇して、コントロールし、わからせても長期的にはマイナスで全く子供は「わかっていない」のだというし、子供は「結局ママはすぐ怒るから・・」という印象だけが残ってしまい、子供との信頼関係が築きにくくなってしまう。

頭ではうっすらわかっていたけど、今回本を詳しく読んで、真実を突きつけられた感じ。

でも、どうしても「やめられない」ことは、気持ちで解決するのではなく、本などの知識を入れて行動を変えていきたいと思う。




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