見出し画像

不倫する人の気持ちが少しだけわかる小説 【Red】

こんにちは、ふるやです。
土日に島本理生さんの「Red」という小説を読みました。

・Red

この小説は、本屋で何度も手にとって買うか迷っていたんですが、最近少し時間ができて一気読みしました。今年の2月に映画化して、夏帆さん、妻夫木聡さんが出演していたみたいです。

内容は、不倫する女性を描いた小説です。

夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。

あらすじの通り、パートナーにお金があって、可愛い子供がいて、姑と仲が良くても、塔子は不倫をしてしまうんですね。でも、なぜ不倫してしまったのかを考えながら読むと、「う〜ん、それなら仕方ないかも」と少し思ってしまう僕がいました。

一般的に不倫って良くないことだと思うんですけど、この小説を読み終えるた時、きっと少しだけ多面的にものごとが見れるようになれます。

一瞬でも、既婚の女性を好きになったことがある人はぜひ読んでみてください。

(一気読みしたくらいだったので楽しく読めたのですが、冷静になって振り返ると登場人物の心情に共感できても、行動が破天荒でたまに我に帰りました。恋は盲目といいますが、不倫するとあれくらいぶっとんだことをしちゃうものなんですかね、、、?)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?