見出し画像

「コーヒーの物理」の始まり#1

毎朝、挽かれたコーヒーをドリップしています。ある朝、ドリップ中の香りを楽しみながら、抽出後のドリッパーを覗き込むとこんな形になっています。

画像1

粉の表面の断面はおそらくこうなっています。

図1

「どうして、こんな形になるんや?」と思ったんです。お湯を注ぐスピードや高さ、粉の入れ方等、いろんな要因があると思います。

自分が入れるコーヒーの濾過の様子をシミュレーションできたら面白くないですか?また、ドリップ中に香りが自分の顔まで伝わる様子を可視化できたら、実際に注ぐときに「今はこのあたり・・・そろそろ来る・・・キター!」って興奮しません?

このようなシミュレーションや可視化を行うためには、流体と粒子の相互作用や、熱力学の理解が必要だと思います。幸い、私は流体力学の端っこに触れたことがあるので、時間はかかるかもしれないけれど、出来そうな気がしてきました。

「コーヒーの科学」は積読本で、目次だけパラパラ見たところ、「答えがあったら、どうしよう」と読みたいような、読みたくないような不安を感じています(笑 私のnoteでは「コーヒーの物理」と名付けて、答えがあったとしても、自分でツールを見つけたり開発したりして、手を動かして答えを出していきたいと思います。

今の最終目的は、お好みの味別にドリッパー形状や入れ方の最適解を物理的に解明することです。

まずは、ツール探しから始めたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?