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塗装屋さんに行った話

保育園のログハウスで、子供達がめいめいにお店屋さんごっこをしたそうなのだが、カレー屋さん、おすしやさん、などある中、娘は「サーモンやさん」をしていたそうだ。卸か?卸をするのか?


さて、おととい、仕事が16時45分、キリのいいところまで終わった。
私は急いで出かける準備を始めた…塗装屋さんへ行くために。

バイク師匠のTJさんが、TJさん近所の塗装屋さんでお見積もりを取ってくれたのだが、ちいさいくせに私のバイクはパーツが多く、7万円と言われてしまった。さすがに厳しい。
また、私はマットブラックを希望していたのだが、普通の艶よりも処理が面倒らしく費用が上がりやすいらしい。

相見積もりはとりたかったので自分の近所でも調べてみたところ、ラッキーなことにとても人の良い小さな塗装屋さんに出会うことができた。

電話口でも明朗な人柄の兄貴であることが感じられ、こちらの要望の4万円代…にはさすがに渋るも、5万円で頷いてくれたのである。その上、安上がりならやられがちな「1発マットブラック」(黒い塗料そのものにマット塗料を混ぜる。ハゲやすい)ではなく、黒塗装後にマットのクリア塗装、の2層塗りで。
「仕事がないから何がなんでも取りたいんちゃうくて、せっかく電話してくれたんやしってことで。」とのことです。

まずは一旦車体を見せてほしい、と言われ、仕事後と保育園のお迎えの間の1時間半!とばしてきました。


バイクカスタムになんの関係もない、塗装屋さんとの間でのやりとりです。

到着し、「どうも、電話した者です!お世話になりますー!」とヘルメットを脱ぐと同時に、カーナビを聞いていたairpodsがばらばらと落下。慌てて拾おうとしたら、ジャケットのファスナーが開いており、そこからリップクリームが落下。かがんだ拍子に、たすき掛けしていたバッグから、中身が全て落下(スマホ、イヤフォンケース、財布)。

私「あぁああぁあぁ」
兄貴「え、大じょ。え、えっ、めっちゃ落ちるやん。めっちゃおもろい、また落ちたで、めっちゃ落ちるやんwww」

いじってくれる人。好きです。

いろいろと塗装について話をした後、
兄貴「預けてもらって、その後帰りはどうすんの?」
私「うーん、タクシーかなーと思ってます。」
兄貴「ぜんぜん、うちのスクーターで良かったら乗って行ってもらっていいけど。」
スクーターがどこか分からず、ふらふらと400ccのスズキのバイクの方に歩いて行く私(多分兄貴の私物)
兄貴「それじゃない、それちゃう」

兄貴、スクーターを出してくれる。
私「えっ…乗ったことないんです、乗れるかなぁ」
兄貴「えっスクーター乗ったことないのにこれ(fazer125)乗ってんの!?ほんでカスタムすんの!?」
私「いや、この前に250乗ってたんで…」
兄貴「250乗ってたのにスクーター乗ったことないの!?!?」

兄貴、私有地内で試し乗りしていいよと、乗り方を教えてくれるも、クラッチなくて、座るだけのスクーター、めっちゃ怖い。
私「えっ、こわい、怖い怖い怖い怖いです」よたよたよたよた
兄貴「なんで怖いの!?!?!?」
私「股の間に何もないのが怖いです」
兄貴「あーそう、ニーグリップないのがね。変わってんな。女の子なのに。」

兄貴「250(バイク)は新車で買ったん!すごいな!」
私「その時は独身でしたしボーナスでポーンと」
兄貴「結婚してるん!?」
私「はい(どういう意味やろ)」

兄貴「失礼ですけど、おいくつなん?」
私「31です」
兄貴「えっ わっか」
私「どういう… もっと若く見えるってことですか、それとも思ってたより若かったってことですか!?」
兄貴「アハハwww」
私「(若く見えたは消えたか)」

兄貴「今日はこの後お忙しいんでしたっけ、一旦この辺で。」
私「そうなんです、この後保育園のお迎えがあって」
兄貴「えっ!?お子さんいんの!?それでバイク乗っててカスタムすんの?!すげー。すげー。応援するわ。応援プライスってことで、他所にはうちでやったとか絶対言わんといて。」


めっちゃいい人。

ということで、どこの会社さんとかは言えないんですが、めっちゃいい塗装屋さんと出会えました。

また塗装に行く日が楽しみ!

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