メンタルしんどい話 前編

今年になってから今まで激動で、厄年ってマジであるんかなと思い始める・・・。

子宮内膜症の話はおいといて、別の話。
2月17日本日、こころのクリニックにて、適応障害と、軽度のうつだと診断された。
それまでのことを書こうと思う。

10月からの体制で上司になった人との相性がとにかく悪く、もともとわかっていたので警戒していたのだが、そこから体調を崩した。

11月ごろから不眠症になった。
娘の就寝時間にあわせて22時までにはベッドに入るのだが、4時ごろまで眠れない。
昼間言われたこと、前に言われたこと、自分が役に立たないこと、今後どうなってしまうのか・・・それを嫌でも考えてしまう日もあれば、
なにも考えていないのに眠れない日も、涙が止まらない日も、
なぜかドキドキして頭が冴えまくり眠れない日もあった。
そんな感じなので昼間もずっと重だるい。睡眠改善薬をのんでも寝付けなかった。

今思い返すと、年末あたりから、昼間もずっと不安なことが多くなっていった。
発言しても馬鹿にされるだけ、不勉強だとなじられるだけ。
相手のいうことの辻褄が合っていなかったり、自分を棚にあげたりするので、不信感が募る。
独自のルールこそが正として、上司として命じてくるが、そんなルールはないし、あくまでその人の感性でしかない。私の提案するものはすべて「当社らしくないデザイン」だそうで、否定される。そんなことは公式には何も決まっていない。
何度か反論しても毎回馬鹿にされるので、納期も迫っているし、言われた通りにやる。それでも、何をしたいのか意図が理解できないし、全く美しいと思えない、デザインの意図がわからないので、時々意図を汲み取り間違えたり、組みきれずに質問したりする。そのたびに馬鹿にされる。
私の感性がおかしいのか?これが美しいのか?と思った。
でも、今まで周りの先輩がデザインしてきたものはどれも、美しいとか、ものづくりに適っているとか、意図が汲み取れたりした。ディスカッションをしても、周りと人と感性はあっていた。(その人のするデザインがかなり独特であることも。)だから、私の感性は間違っていないはずだし、そもそも感性に「間違っている」「合っている」はないはずだと思う。

頭ではそうわかっていても、毎日自分の感じたことを否定されて、違和感のあるものを100%正だといわれていると、「私って本当に頭がおかしくて使い物にならないんじゃないか」と思えてくる。

ちがう、と夜に泣きながら自分で否定した。
私は産休前まで大ベテランについて仕事をしていて、「技術的に未熟なところもあるけどセンスがある」って言ってもらえた。管理職の上司が、私の動き方、グループの中での立ち位置、仕事の仕方を評価してくれた。
私は役立たずじゃないし、求められている。って、自分で言い聞かせていた。


ただ、日々その人と向かい合っているしんどさはたまってたみたいで、だんだん余裕がなくなってきた。
頭痛は常で、その人とのチャットのやりとりや会議で吐き気、動悸、判断ができない、頭がはたらかない、息苦しい(息を吸っても吸っても、空気が入ってこない)といった症状が出てきた。

その人の上の上司にあたる、上司Mさんには相談していたけれど、本当にしんどくなったら動く、と約束してくれていて、周りに迷惑をかけるわけにもいかないし自分のキャリア的にも今後困ったことになるのではと思って黙っていた。(その相手は、管理職昇級試験を受けており、のちにうちのグループのマネージャーになることが決まっている。)

ただ2月頭、その人を含むタイとの打ち合わせ中に、頭がぐちゃぐちゃになって言葉がでてこなくなった。
(あ、私まじで使えない)と時間差で思った。
会議が終わった瞬間、ぶっ壊れたみたいに嗚咽漏らして泣いた。
在宅勤務で一人だったのに、9月まで見てくれていた上司が、そのタイミングで「最近体調大丈夫ですか?心配しています」といったチャットをくれたのも効いた。あ、ごめんなさい、もう無理だ。って思った。
Mさんに、「すみません、あの件ですがもう無理です。」と連絡した。わかりました、休んでください、仕事はなんとかします、といってくれた。


そこから、ほとんどその人とは関わらなくて済むようになった。
その人と一緒にやっていた仕事はすべてその人がやることになり、私は別の業務だけになった。休みもちょくちょくとれるようになった。
グループリーダー(うちのトップ)は「そんなんよくあることじゃん」といってとりあわなかったそうで、Mさんの裁量でできる範囲で、私が回復できるよう便宜をはかってくれることになった。
来年度以降の体制については、極力その人と離すようにする、ただリーダーが勝手をする人だから、どうなるかは約束できない、ごめん。と。
それだけ善を尽くしてくれるのが本当にありがたい。
この人ともう一人、その二人の先輩がいなかったら、わたしはとっくに辞める決心ができている。


心療内科の予約が2月半ばまでとれなかったので、妹が適応障害になった時に漢方を処方されていたことを思い出し、漢方クリニックに行った。精神不安と不眠にきく漢方を処方してもらった。
その人と関わらなくなったことと、漢方がきいたこと、両方あって、眠れるようになった。



次、社内のことと、病院について。長くなったので分けます・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?