見出し画像

【完全攻略ガイド】ドイツ-オーストリア国境・オーバーストドルフでスキー

山の向こうも、そのまた向こうも山が連なる絶景。これぞアルプスという景色を眼下に、スキーをしてみたい。

そう思い続けてはや2年。コロナのせいで断念していた思いをやっと実現してきました。
同じような思いの人が安心していけるように、オーバーストドルフでの経験をシェアします!

オーバーストドルフ (Oberstdorf)
オーバースドルフはライン川の上流、スイスとの国境にある大きな湖 ボーデンゼーから60 kmほどにある自治体です。人口は1万人くらいで、ミュンヘンからは電車でも車でも2時間半程度で着いてしまいます。

夏は登山やハイキング・冬はスキーを楽しめるリゾート地で、冬スポーツの世界選手権も開催されているようです。(ノルディックスキー・スキージャンプ・クロスカントリー・フィギュアスケート)

ボーデンゼーとオーバーストドルフ

オーバーストドルフの町から車やバスでいけるスキー場が4個点在しているのですが、今回は以下3つのゲレンデにいってきました!

緑がオーバーストドルフの町、オレンジが最初のゴンドラ (麓が駐車場やレンタルショップ)、青がそれぞれのピークです。

右からそれぞれ
Nebelhornエリア
Fellforn/Kanzelwandエリア
Walmendingerhorn/Heuberg/Ifenエリア
になります。
どこもオーバーストドルフの街から30分程度でバスか車で着く距離でわたしは街から遠い順に回っていきました。

街、ゴンドラ、山のピーク

宿
Ferienwohnungen Alpensonneという家族経営のお宿に今回泊まりました。

・駅まで徒歩9分
・Nebelhornへのゴンドラ乗り場まで徒歩7分
・持ってき忘れたものや朝ごはんを調達できるスーパーまで徒歩2分
と便利だったのと、スパ施設が併設されたように見えたので、ここにしました。

立地がよかったので結果的に十分満足だったのですが、少し注意が必要です!
・まず、着いてもチェックインカウンターなどなく、紙がインターホンに貼ってあるだけ。
・内容は「なんかあったら電話してね!あなたの部屋は何番!鍵は空いてるよー」(不用心・平和)
・Booking.comでは現地支払いになってるのに集金に来ない(結果あとで振込み笑)
・スパ施設とリフト券を安く買えるパスをくれるのですが、2日目にもらったので意味なし(2日リフト券が安かったので損はせず)
・スパ施設は車で数分走らせたところにある全く別施設で利用時間も限られるらしい。帰ってきて口コミで知る。部屋などにあったドイツ語で書いてある紙を読めばわかったのかもしれないが、ドイツ語わからない人には辿り着けず。
・部屋は思ったより小さい。ただ、昔の山小屋みたいな作りで雰囲気はある。
・3人部屋を頼むと1日は簡易ベット。リビングの木の棚みたいなのを開くと即席ベットができる。(最初ベット1つしかなくて焦った)

キッチンやリビングもある長期滞在者用の宿泊施設で、家族経営なので、まったりした対応でした。

レンタル
日本から家族がきていたのと、自分自身のヘルメットがなかったのでまずはレンタル屋さんに。

注:日本と違いドイツのゲレンデはスキーヤー・ボーダー関わらず、ヘルメット着用してます。強く推奨されているらしい。ヘルメット用のゴーグルを持ってない人は、ゴーグルも借りましょう。

レンタル屋さんやリフト券売り場が入っている建物
地下にはトイレや、更衣室/乾燥室も。
レンタル屋さんの前は、すぐにゴンドラ乗り場

中に入ると店の奥のほうの卓上にデンモクがあり、そこで個人情報(名前・身長・体重・靴の大きさ・スキーのうまさ)を入れると紙が印刷されます。

それを持ってまず靴選びゾーンに。
椅子が並んでいるところにいくと、ブーツをお兄さん・お姉さんが一緒に選んでくれます。

ブーツが選び終わったら、板選びのゾーンに。
かなりハイクオリティの板まで揃えてありstandard/advancedから選ぶことができます。(料金が少し違います。)今を選んだら、そこでストックやヘルメット、ゴーグルなど小物も貸してもらえます。

全て選び終わったら、お会計にならんで精算です。
その時乾燥室が必要か聞かれるので、必要なら頼みましょう。我々は車で来ていたので車で毎日持ち帰って部屋にブーツ持ち込んで乾かしていました。

リフト券売り場
リフト券売り場は、同じ建物内にあり簡単に買えます。

1日券は、52.50 ユーロ/日
2日券は、45.50 ユーロ/日
3日券は、44.00 ユーロ/日
4日券は、42.00 ユーロ/日
5日券は、40.50 ユーロ/日
6日券は、39.00 ユーロ/日

といった感じ。リフト券は最後にデポジット(自動販売機みたいなところに入れたりチケット売り場で返す)と2ユーロ帰ってきます。わたしは返し忘れましたが、、。

シーズンパスなどもあるみたいで、例えば1シーズンどこでもいいので6日いくと262.50ユーロ(43.75ユーロ/日)など、週末スキーヤーに嬉しいチケットも売っています。

注: リフト券を買うときにもワクチンパスポートと身分証が必要です。家族一人が代表で買う場合でも、係員によっては顔を見せろといっているのをみたので、お気をつけて!(他人のワクチンパスポートを見せてワクチンを受けてない人がリフト券を買うのを防ぐため)

いざスキー
やっとこさ必要なものを揃え、車でIfenエリアに。30分ほどで着きます。

誘導員にしたがって、どんどん車が停まっていきます。
後もあっという間に埋まります。

車を止めると誘導員のおじちゃんが、チケットをくれます。4ユーロ/日ととってもお得!!

もう遅かったので、少しゴンドラ乗り場まで歩きます。空いていたので、すぐに乗れました。

ゴンドラ乗り場

そして、あっという間に山頂に!
レンタルに手間取ったりしたので滑り出しは11時と遅かったですが、ピーカンのお天気で、最高な景色が迎えてくれました。

山頂からの景色
特徴的なIfenの頂上
ゲレンデ
林間コースからの景色

久々のスキーなので、足ならししながら、林間コース含めて気持ちよく滑りました。

レストラン
あっという間に午後なので13:30ごろにピークの時間帯を避けてゴンドラ到着駅のレストランに。

テラスから、上の写真の景色を望みながらボロネーゼと小さなビールを頂きました。本格的なステーキなどもありましたが、日本人のお昼として量が適切そうなメニューとして、他にはサラダやカリーブースト、スープ、シュニッツェルなどがありました。これは、次の日以降いった山頂レストランでも同じ様な感じでした。

午後
午後は残念ながら16時ごろには暗くなるので、2-3本滑ったら退散。(このエリアはゴンドラだけ乗ってても楽しい長いコースが多かったです)

夕日に照らされた山々を見ながら大満足で降りてきました。

夕日に照らされたアルプス

駐車場までは雪道がつながっていて、スキーを脱ぐことなく車の前に行けました。超便利!!

駐車場の車はまばら

夕飯
16:30には宿に戻り、シャワーなどして一息つくと、久々の運動ですでにお腹が空いてきます。
18:30にイタリアンレストランを予約!
Ristorante Pizzeria bei Alberto

お店の看板
可愛らしい建物

流石イタリアンにも違い観光地。クオリティがかなり高く。シンプルでお洒落な内装+食事が完璧でした。

大変満足で写真を撮るのを忘れましたが、、太めのパスタをメインにサラダをいただきました。グラタンやピザも美味しそうでした!

ハウスワインもビールも美味しく、最後はリモンチェッロを頂きました。

そのあと9:00には就寝。次の日に備えます。(2日目は後日追記します!)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?