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美容師さんにウィッグカットしてもらったら劇的なビフォーアフターになった話

1.メンズヘアスタイルは100万通り

ヘアカタログサイトでは、男性のヘアスタイルは100万通り以上紹介されています。

言い換えると、それだけ多くのスタイルの中から自分に似合うヘアスタイルを見つけるのが大変、ということなのかと。

となると、買ったばかりのウィッグが100%自分に似合うものになっているか?と考えると、なかなかそう言い切れないんじゃないかなと思っています。

昨年、初めてウィッグを買った私も同じような状況でした。

髪の長さやボリューム、髪のクセ具合など「惜しいんだけど、どこか違和感がある。。。」そんな気持ちでした。

そこでいつもお世話になっている美容師さんに相談したところ、「ヘアカットもその人の骨格や顔の印象、髪質などで全然変わるよ」とのことで、ウィッグカットを心よく引き受けてもらいました。

今回はそんな初めてのウィッグを美容師さんにカットしてもらったら、劇的に変わった話をしたいと思います!

一番最後にこのウィッグの情報も載せさせていただきますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!

2.まずは髪の長さを整える

私が初めて買ったウィッグはメンズ用だったのですが、前髪や全体的にも私にとっては長い印象だったのでまずは髪の長さを調整してもらいました。

3.髪のボリューム調整

ネットの口コミを見ていると、「髪のボリュームが多め」というコメントがよく見られます。
おそらく多くのブランドは通常よりも髪を多めにしているんだろうと思われます。というのも、多いものから少なくするには、すきバサミで調整できますが、少ないものから多くするのは不可能なので、そう言ったメーカーさまの対策もあるのかなと。

私の買ったウィッグもややボリュームが気になったので、すきバサミで自然なボリューム感になるように調整してもらいました。

ボリュームが少なくなったおかげで、全体的に軽くなった印象があり、よりスタイルが馴染むようになりました。

4.髪のテカリを落とす

今回、人工毛のウィッグを購入したのですが、一番気になるポイントだったのが、髪のテカリ具合です。。。

とても安くてお買い得だったウィッグだったので仕方ない部分はありましたが、光にあたるとテカっていて、違和感の源になってしまいます。

そこで美容師さんと相談し、ヘアアイロンでクセをつけながらテカリを抑えることにしました。

女性ウィッグブランドの「リネアストリアさん」によると、人工毛ヘアウィッグの耐熱は120℃〜160℃と言われているようです。私の場合は慎重に100℃、120℃と徐々に試しながら温度を上げていき、最終的には140℃がベストということがわかり、アイロンをかけながらテカリを抑えていきました。

アイロンによって毛の根元も浮き上がり、全体的にフワッとした印象になる効果もあり、非常に自然な髪質に近くなりました!

5.ヘアセットで仕上げ

「ブライトララさん」のお役立ち情報によると、ワックスは市販のものなど、幅広く使うことができるとのことです。

美容師さんと相談し、ヘアワックスのようなベタつきが少ない「ヘアバーム」を使って最後にセットしてもらいました。

美容師さん曰く、最近「ヘアバーム」はお客様にも人気のようで、ヘアワックスよりもフワッとナチュラルなセットができるとのことで、ウィッグにはおすすめかもしれません!

6.美容師さんカットは偉大だった

ついに、ウィッグのヘアカットが完成!どこから見ても大満足の仕上がりで、改めて美容師さんの技術に感動です!

7.美容師さんのホンネ

今回、美容師さんも初めてのウィッグカットだったとのこと。カット後の美容師さんに、ウィッグカットはどうだったのホンネを聞いてみました。

そのひと言目は、

「緊張した、、、」

でした。

というのも、やはり本物の髪の毛と人工毛では髪質はもちろん違いますし、なにより「一度切ってしまうともう伸びてこないから、切るのがすごい緊張する」とのことでした。

みなさんもこんな経験ありませんか??

”カット直後よりも2〜3日したらなんだか馴染んでいい感じになった気がする”

そうです。
美容師さんもそのちょっと伸びたぐらいに馴染むヘアカットというのを意識されているようで、通常のカットはそれも見越してのカットをしているとのこと。

一方、ウィッグの場合は、一度切ってしまうと「伸びて馴染む」ということがないため、その場その瞬間の勝負となります。

さらにもしこれが何万〜何十万というウィッグだった場合、取り返しのつかないことにもなってしまいます。
1カットに全集中する必要があり、そういったプレッシャーも美容師さんの本音としてあるのだなぁということがわかりました。

8.最後に

冒頭、男性のヘアスタイルは100万通りとお話しました。一方女性はというと800万通り近くのヘアスタイルがあるようです。

今回、美容師さんに自分に似合うようにウィッグをカットしてもらいましたが、どんどん変わっていくその姿に驚きと興奮があり、仕上がった最後は感動の気持ちでいっぱいでした。

髪を切る、ウィッグをカットする、これは単に似合うヘアスタイルにしてもらうということではなく、自分の気持ちを前向きにしてもらうというとても大きなことなんだと実感できました。

私の好きな広告にP&G PANTENEさんの「#Hair We Go」という広告があります。

就職活動生の81%が「企業にあわせて自分を偽ったことがある」という就活生のホンネが明らかになったため、全ての女性を応援するパンテーンさんが、その状況にメスを入れ、139社の賛同企業とともに令和の就活ヘアをもっと自由にという活動を行なっています。

髪型は自分の個性でもあり、原動力でもあると、私は思います。

ただ、私のように脱毛症になって髪がなくなってしまったりした時に、そのパワーが大きく削がれてしまうことになるかもしれません。

ですがこのパンテーンのように、社会側が自由な髪を尊重するという方向に変わっていったように、ウィッグを使う人も使わない人も、「ウィッグっていいよね」と受け入れられる社会に変わっていけば、ウィッグを楽しんだり、美容師さんにカットしてもらって新しい自分に出会える人が増えていけると良いなと思っており、またそうした時代を作っていきたいと強く心に思っています。

【紹介】お世話になった美容師さんと購入したメンズウィッグ

【美容師】「CEINE」を経営される美容師・梶村昌弘さん

三軒茶屋、中目黒、二子玉川など、魅力あふれる街中に佇む美容室「CEINE」の経営者/美容師の梶村さんに今回ウィッグをカットしていただきました。

ウィッグカットご希望の方がいらっしゃれば、以下よりお問合せください。※お電話でウィッグカット希望とお伝えいただいた方がスムーズかと思います※個室ではないので人が少ない時間帯などカット時間などはご相談に乗っていただけます

【セーヌ パス】
中目黒駅より徒歩5分
担当:梶村さん
TEL:03-4361-8959
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000543948/

【メンズウィッグ】3,000円以下のお買い得ウィッグ

私が初めて購入し、今回カットしてもらったウィッグです。男女兼用の短髪のもので、価格もお買い得だったので購入しました。※価格は時期によって変わる場合があるのでお気をつけください。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B091HDSPCZ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o07_s00?ie=UTF8&psc=1


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