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シン・劇場版。映画とパチンコと浦島太郎

劇場版 シン・エヴァンゲリオンを観に映画館へ行ってきた。

映画館で映画を観るなんて、もう確実に6年以上の歳月が経っている。それ程ぶりだった。

娘がこの世に出てきてからは、私と娘はセットだった。だから、映画館という、一定の時間一定の場所でじっとすることなんてできずw 誰かに子守りを託すこともできない環境だった。当時は映画に行くのも1日を消費するような場所に住んでいたから、「映画館で映画をみる」という選択肢すら無いものになっていた。それがすっかりそのまま習慣化し、時は流れる。

娘が園に通うようになって、一人で行動できるようになった。行こうと思えば行ける環境になった。でも、そこまでしてもなぁ... のままだった。

そんな中、エヴァの最終章が上映されるだって⁉︎


アニメ版の最終回をご覧の方は分かるだろう。

「もう、もう裏切られたくない!😂」

あの、モヤモヤと不完全燃焼とやりきれない思いのやり場を、どうしたらいいんだよっ。また同じ思いをするなんて耐えられないw


そして、私は泳がせることにした。

そう、観に行った人がどう評価するか、確かめてからにしよう。もう心にダメージを負いたくなかったのだ。そして、もし多くの人が「いい!」って言うなら、観に行こうと思っていた。


案の定、続々と声が上がる。
どうやら、シン・エヴァンゲリオン劇場版はいいらしい。


よし、行こう。
(どんだけ臆病なんだろうねw)


キャンプファイヤーへの挑戦と確定申告が終わったら、自分への報酬として映画館へ行こうと決めていた。結果、挑戦は挑戦する前に一旦終了し、確定申告は無事終了。そのままになっていた報酬を、やっと自分に許可することにした。

「あー、そのままになってるなぁ。まだ上映してるかなー。」と、調べたら、丁度次の水曜日はレディースディ。大型連休も過ぎたし、何でもない平日は人が少ないだろうから、明日行こう。と決意。このコロナ禍の中、映画館という閉塞空間へ出向くのも抵抗があり、夫に相談。


私:ちょっと相談があるんです。

夫:.....。

私:こんな世情ではありますが、映画を観に行きたいと思います。〇〇町のシアターに行こうかと。今はね、4DXっていうのがあるらしいんだよ。座席が動いたり煙が出たり風が吹いたり、アトラクション化してるおるらしい。

エヴァは、映画館で観たいんです。

エヴァは、映画館で観たいんです!


夫:4DX!パチンコやん!
(夫はパチンコはやりません)

今のパチンコって、アニメとかめっちゃ出てるらしくてな、ルパン三世の台とか次元のピストルとか出てきて「打て!」とかあるんやって。もうアトラクションやん。みんなアニメのストーリーは全く知らんのに細かいとこ詳しくてな

私:(え、何の話?)

夫:あそこの映画館は文化圏じゃなかったから行ったことないわー。ほら、車やったらそっち行くけど、学生の時は電車やろ?電車やったら乗り換えで別方面に行く方が多かったからさ

私:うん(え、で、何の話?)

なんだかよくわからないけどいいっぽいので、とりあえず行くことにした。(ほら、一応言っておかないと、何かあったら「なんでそんな所に行ったんだ!」ってなったら嫌でしょう?だから言っておこうと思って。でも、どうやら夫的にはその映画館が混むとか道が行きやすいとか、その辺を聞かれたと思ったらしい。多分ではあるが... ま、いいや。)


そして、映画館に行ってきた。
映画については別にそれだけのnoteを書こうと思います。

⚫︎追加:映画についてのnoteはこちら▼


私:今日行ってきた。よかったわ。エヴァは最上級で観たかったから4DXで観てきた

夫:4DX?

私:座席が動いたり風が吹いたり水しぶきが飛んだり、臨場感がすごかったわ。

夫:パチンコやん!

私:それ、昨日も話してたけど。また同じ話をするのかい?

私:やっぱり定期的に文化に触れるのはいいね。もう、浦島太郎感があったわ。駐車場にゲートが無くてな、駐車券がないねん!普通に入って駐車するやん、で、普通に商業施設に入るやんか、買い物したら駐車券の代わりにレシートにQRコードが印字されてるだけでさ、駐車場に行く廊下の精算機で何を入力すると思う?

夫:駐車ナンバーやろ?

私:いや、車のナンバーを入力するんよ。ナンバープレートのナンバー。そしたらさ、どうなると思う?自分の車の映像が出て、これですか?って聞かれるの。で、そうですって押して、QRコードでピッとしたらもう終了。券がないのよ、券が!

世間は進んでるな。

でもこれさ、2段階くらい遅れてると思うのよね。東京とか大阪とか行ったらもっと進んでそうよね。中国の中心地なんてもっとすごそうよね。もう顔認証で全部済むんじゃないのかしら。

夫:すいませんねw 定期的にそんな場所へ連れて行く習慣がなくてw

私:いや、大丈夫です。横から急かされるのも嫌なんで、一人でゆっくり出かけたいです(街中の人混みが無理な夫はすぐイライラする為w)

夫:大阪なんてハイテクとローテクが混在してるやろ。普通におばちゃんが窓口にいて「はい、〇〇円ね」って駐車場もあるやん。意外にずっと変わらんまま残ってる横で、すごい進んでるビルがある。

私:確かにね


6年以上ぶりの映画館は、ふいに浦島太郎感を楽しめるアトラクションとなりました。

ありがとう、全てのエヴァンゲリオン。




じゅんぐり回していきます☺️ 忘れた頃に、大きく育ってあなたのもとにも還りますように🙌🏼