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こつこつ京都学

Vol.9 20240302 #毎日ネットでわっしょい02

こんにちは、「こつこつ京都学」主宰の佳子(よしこ)です。

月初めなので、京都のテレビ局KBS京都の「きょうとDays」(*)からピックアップした2月のローカルニュースを箇条書きしておきます。
2月は、京都市長選はじめ政治のニュースやスポーツの報道が多く、コツコツ京都学の対象としている京都の文化的なニュースはやや少なめでした。

*きょうとDays
「京都の日々=daysのニュースを中心に地域密着型のスポーツ情報、府内各地の旬の話題を地元目線で伝える報道番組」(月〜金、17:35〜18:00)。京都のローカルニュースを知るため、予約録画していた同番組を、仕事を終えて帰宅したら見ることにしています。

きょうとDays(2月編)

1、壬生寺で厄除けの「節分会」。壬生寺は京都御所の南西、裏鬼門にあたる。本尊の延命地蔵菩薩の力で鬼を防ぎ、福を招く節分会は、900年以上前、白河天皇の発願による。境内で炮烙を求め、家族知人の年齢・性別・願いごとなどを墨書きして奉納すると、壬生狂言の毎日の序曲「炮烙割(ほうらくわり)」でことごとく割られ、炮烙を奉納した人は、その年の災厄を免れて福徳を得るという信仰が伝わっている。今年から参加証を授与され、12年で全干支が揃うことに

2、大沢池に、新しい橋「名古曽橋」がかかる。大覚寺開創1150年記念事業の一環

3、法輪寺(西京区)で針供養。こんにゃくに針を刺す

4、大寒の時期に行われる、文化財を修復する糊をつくる「寒糊炊き」(かんのりだき)。10年間、甕で寝かせる

5、伏見稲荷で「初午大祭」(はつうまたいさい)。稲荷大神が2月の最初の午の日に稲荷山に鎮座した言い伝えにちなむ行事。杉の枝をつけた青山飾り(おおやまかざり)。しるしの杉は、熊野詣から無事に帰った印として杉の枝を身につけた習慣による縁起物

6、直木賞受賞の万城目学の作品は「八月の御所グラウンド」

7、知恩院の「涅槃会」は、2月15日に亡くなった釈迦を偲ぶ行事。通常非公開の涅槃図が御影堂で展示。1640年制作、左半分は木村徳應(とくおう)、右半分は左京亮勝綱が担当

8、都をどり150回記念で、「源氏物語舞扇」(全8景)

9、京都市動物園120周年、希少動物の繁殖事業として、ラオスとの協働でゾウの繁殖に挑戦。ライオンやゴリラの繁殖実績は全国で初めてだった

10、城南宮で枝垂れ梅150本満開。例年より2週間早い。同宮は、枝垂れ梅と椿で有名

11、醍醐寺(世界遺産)で「五大力さん」(ごだいりき)。巨大な餅を上げる力を奉納し、無病息災を願う。五大力尊仁王会の行事で、男性は150kg、女性は90kgの餅を持ち上げる

12、三千院で「星まつり」。人がもってうまれた星を供養することで、1年間の厄除けや開運を祈る法要。外光を遮断し、星にみたてたロウソクだけで法要を行う

13、宮津市養老地区で海藻「アカモク」を養殖し、郷土料理として使っている。カリウム、マグネシウム、カルシウムが豊富な健康食

<続く>
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