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効果的なメディア露出のために——メディアアプローチする前にターゲットを設定せよという話

こんにちは。
ディアメディアの新人広報コンサルタントの鶴見です。

先日、広報活動を進めていく上でのKGIKPIを設定しました。
決めたKGIとKPIは下記の通りです。

▼KGI
9月開催講座の集客
▼KPI
1. 継続的な情報発信
2. メディア露出とそのための戦略設計

KPIの1つ目「継続的な情報発信」は、このnoteです。
このnoteに加えて、今後は2つ目の「メディア露出とそのための戦略設計」を進めていきます。

メディア露出のためのメディアアプローチの手順

ただ待っているだけではメディア露出は出来ないので、メディアの編集者さんや記者さんに対してアプローチをする必要があります。メディアアプローチするにあたっての手順は、下記の通り教えてもらいました。

1. 媒体を調べて選定する
2. その媒体を読んで研究する
3. その媒体での露出イメージを持つ
4. ディアメディアの強みを整理する
5. アプローチのための手法(リリースor企画)を考える

今後は、この手順に従って進めていきます。

メディアアプローチのためには、事前設計が超大事

さて、ステップ1として媒体調査と選定を進めていきたいのですが、媒体を選定するには選定基準が必要ですね。そして、この基準をきちんと設定することがが大事。(とのこと)

PR活動に取り組む会社の中には、『広報ってメディアアプローチが大事なんでしょう?という幻想』の記事にある「メディアとのリレーションはどのくらいありますか?」という言葉に代表されるように、いかにメディア担当者と繋がっているかを重視したり、どれだけメディアに露出できるかばかりに気を取られていたりする会社がとにかく多いそう。

何も知らない人からすれば、メディアに出ていればすごい!と思いがちですが、よくよく考えて見れば、むやみやたらなメディア露出が意味のないことだと理解できます。(メディア露出数をKGIKPIとするのが微妙なのもこの理由です)

例えば、新発売の20代向けオーガニック化粧品の認知をターゲット層に向けて高めたいという目的のもと広報活動を行う時に、週刊ビジネス誌に露出したらどうでしょうか。

全く意味がないとは言わないまでも、ターゲット層と読者層の乖離が大きく、自社にどれだけインパクトをもたらせるでしょうか。きっと、インパクトはほとんどないことが容易に予測できます。

どんなメディアに露出すれば、伝えたい情報を伝えたい人に届けられるのか、そして自社にとってインパクトがあるのか(広報担当者のKGIKPIが達成できるのか)をきちんと考えて、メディアアプローチに落とし込むべきなのです。

つまり、重要なのはきちんとターゲット設定をすることであり、そのターゲット設定がメディア選定基準になります。

メディア選定のためのターゲット設定

メディアには必ず主な読者層(視聴者層)がいるので、その層と自分たちがターゲットとする層が重なれば、そのメディアが露出したいメディアであり、アプローチすべきメディアになります。

参考までに、私たちは下記の通りターゲットを設定しました。

<メインターゲット:経営者/経営層>
・マーケティングによるリード獲得に行き詰まりを感じている
・新規事業をうまくスケールさせたいと考えている
・PR会社に支援を頼んでみたが、うまくいっていない
・PRが重要な気がしているが、何から始めたらいいのかわからない
・10年後も強い会社を作りたい
<サブターゲット:広報担当者>
・見よう見まねで広報活動を始めてみたが、うまくいかない
・勉強会やセミナーで教わったことをやってみても、続かない

ターゲット設定ができたので、これからアプローチのためのメディア選定を進めていきます。

では、また次回!


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