パチンコ業界というカルト集団に洗脳されたパチンカス
インターネット上で、パチンカスという言葉が散見される。
・パチンコにのめり込んでいるカス
・パチンコにハマってカスな行動を取ってしまう人
という意味合いである。
以前別の記事にも書いたが、パチンコの中毒性は酒やタバコのそれを遥かに上回っている。派手な演出、当たるか当たらないかの瀬戸際における緊迫感、大当たり時に大量の玉やメダルが台から吐き出される音。
パチンカスになってしまうのは、はっきり言ってパチンコに手を出した以上はほぼ必然であり、仕方のないことなのだ。
そのくらい中毒性が高い。本人の意思が弱いとかそういう問題ではない。
そもそもパチンコ屋の「空気」自体が独特である。また多くのホールには時計や窓がなく、打つのに没頭させるように作られている。
一体パチンコ屋に客として居る人々のうち、何割程度が依存症の基準を満たしているのだろうか。半数以上は立派な依存症なのではないか。
「依存症の基準を満たしてはいないものの、黒に近いグレー」という人も入れた場合、客の9割は依存症かもしれない。
特に平日の朝、開店前から並んでいる人々は廃人である。きっと彼らの財布には、プロミスやアコムのカードが入っている。
パチンコ屋が存続している以上、客は必然的に負けるようになっている。また、パチンコ業界の利益が北朝鮮のミサイル開発資金になっているという話もある。
しかし依存者はこれを頭では理解しているものの、パチンコを打ってしまうのである。
「自分なら勝てる」
「最近負けているからそろそろ勝ちが来る」
「昨日勝ったから今日も勝てる」
などという根拠のない、都合の良い希望的観測のもと、今日もパチンカスはパチンコ屋に足を運ぶ。そして、あっさり負ける。
その場合近くのATMに駆け込み、もう一度パチンコ屋に入るということもあるだろう。
また、勝ったとしてもその多くは次回の「軍資金」になるのだ。
パチンコ業界のビジネスは、人間をパチンコ漬けの廃人にし、金を搾り取り、人生を終わらせるというものである。はっきり言って非常に下劣な商売だと思う。パチンカスは、パチンコ屋の客は、全員業界のカモだが、それを自覚していてもやめられない。
パチンコがやめられず借金地獄に陥り、犯罪や自殺といった結果に終わる者も少なくない。
中島らもは、咳止め薬のブロンについて「一度中毒になった以上、ブロンは飯のようなものだ。飯を食うのに善も悪もない」と書いた。確かにその通りかもしれないが、ではパチンコ依存者がパチンコを打つのに善も悪もないのだろうか。
私は、パチンコは「麻薬と同等、もしくはそれ以上に有害である」と考えている。
もしくは私は、
「パチンコ業界はカルト集団であり、来店している客は洗脳されている」
と断言できる。
先ほど、「都合の良いように希望的観測をしてしまう」と記述したが、それこそが洗脳の結果なのだ。
人間を洗脳してパチンコ脳にし、堕落させて金を搾り取っている凶悪さは、まさに「カルト集団」と呼ぶにふさわしいだろう。
パチンカスになりかけている、もしくはもうなっている自分としては、パチンコなんか滅びてほしい。
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