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スチームパンク風LEDゴーグル②(部品到着~組立)

家に転がっていたスチームパンク風ゴーグルにLEDマトリクスを仕込んで、ライブの小道具として使おうという計画の続きだ。結果はどうなったのか…って、タイトルバナーで既にネタバレしてるような気もするけど、続きを書いていこう。


部品到着!

JLCPCBから基板が届いた。それもただの基板じゃない、部品実装済の基板だ。初めて部品実装まで発注した、自分で設計した基板だ。いいねいいね。

いつもの青箱(小)。
基板だけならパウチ包装だけど、今回はプチプチで包まれている。

手元に届いたのが、支払いを済ませて発注が成立してから9日目。基板だけの発注より3~4日は余計にかかってる感じかな。梱包もいつもより厳重な気がするw
さて開封してみると…。

部品実装済みの基板が2枚と、基板のみが3枚。
直径47mmの中に部品がぎっしり。

おお、部品が綺麗に並んでるじゃないか!
LED部品は「2×2mm」、パスコンは「1×0.5mm」。これ自分じゃ絶対に組み立てられないわ。頼んでよかった。っていうか頼む以外に選択肢ナシだ。

発注した基板は円形だけど、補助材に囲まれているから、自分で切り出さなければならない(これは発注のときに説明があった)。カッターで切って、出っ張りをヤスリで削っておく。

間違っても部品には傷つけたりしないように、電動工具は使わなかった。
裏面にロゴを入れておいてよかった。
サイズぴったり!

うん、ゴーグルにも綺麗にはまった。工作精度高いな。見た感じ、かなり完璧だわ。


動作確認!

見た感じは完璧とはいえ、動作するまでは安心できない。基板にジャンパーワイヤーをはんだ付けして、動作確認をしておこう。

端子にワイヤーをはんだ付け。
光った!

順調順調。
ちなみに動作確認用のマイコンとして、家に転がっていたTeensy LCを使った。ただしTeensy LCは信号レベルが3.3Vで、LED(WS2812B)は5Vなので、秋月のロジックレベル変換モジュールを挟んである。こういうこともあろうかと、以前買っておいたのだ。

プログラムは、検証用に使っていたAdafruitNeoMatrix用サンプルをそのまま走らせただけ。光り方はテキトーだけど、なあに光ることさえ確認できれば良かろうなのだ。

両眼分の動作が確認できた。つうか、イイ感じに光ってるねー。
よし、組み込もう。


組み込み!

組み込みといっても、はめ込んで接着するだけなんだよね。でも、失敗して後悔しないように仮組みから。

ケーブルはストラップに這わせる予定。
複眼っぽくてカッコ良し。
組み込んでからの動作不良とか、よくある話。

仮組みで問題が出なかったので、本組みに移る。
固定には、グルーガン(ホットボンド)を使う。こういう固定用途には便利だなあ。地獄のように見た目は汚くなるけど

作業の下敷きにはモノタロウのカタログを使っている。
ごめんなさい、ありがとう、モノタロウ。
せっかく基板にロゴをプリントしたのに…。

かなり汚くなったけど、表から見えない場所なので超オッケー。基板の表面は適度にざらざら・でこぼこしているので、グルーの食いつきがいい感じだ。強度については(ライブで使うには)未知数だけど、まあこれで良しとしておこう。

完成だ!


完成?

というわけで、ゴーグル部分は完成したけれど、まだやることは残ってる。

  • コントローラー部分(表情を作りたい!)

    • 表情のドットパターンを出せるようにしないとだ

    • どうやって表情を切り替えよう? 自動? 手動?

    • 基板も作らなきゃね

  • ゴーグルのスモークガラス

    • もう少し輝きを強くするために、遮光度の弱いアクリルを円形に切って、取り替えたい

  • バッテリー

    • 9Vの006P電池で電流は十分なのか?

    • いざとなったらUSBバッテリーを探そう

次のライブは11月。それまでに間に合うかねえ…?

(次回に続く)

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