仮想×リアル街マップ(仮)~発想で遊ぶ街~

現実に存在する店や施設(オンライン上のみでもOK)をリアル世界での位置関係無視で自由に配置して自分だけの街を作ろうという企画。
現実世界の街を訪ねる感覚で遊びに行って、気になるお店や施設があったら実際に足を運んでみたりと、仮想とリアルを行き来する形で楽しめるツールになればいいなと思っています。
現在、お試しで『発送で遊ぶ街』を公開中。(随時追加中)

◆◆◆観光案内◆◆◆

①水流苑神社

この街についたらまず初めに水流苑神社を参拝することをおすすめする。
水流苑神社は余白を祀る架空の神社なので御神体はない。キャッチコピーは『意味のないものに意味が生まれる場所』。

お告げの書を開いて未来へ思いを馳せるもよし、宝物庫に展示されてある神画や神器を楽しむもよし。もちろん、お賽銭箱も用意してあります。

その他、神社本庁では変みくじを不定期で無料配布中。

運よく神社本体(水流苑まち)に出会えたあなたはラッキー。何も占わないことで定評のある『水流苑ジンジャータロット』を体験可能◎

▼実際に占っている様子をご覧いただけます


②社務所(水流苑神社)

水流苑神社の社務所では変みくじ(有料版。不定期開催まで待てない人に)を販売中。

今後、ジンジャーちゃんグッズや護符、神器、無の仕事(あそびごと)など幅広く展開していく予定。


③へんつう堂

お店の至るところに『いい感じ』のフレーズが散りばめられているへんつう堂は、脳みそひとつで商品をひねり出すという男気あふれるお店だ。

「いい感じ!」心からそう思えたものは、何だってうちの商品。
毎日ちょっといい感じになる「何か」を、自分に。
そしてあなたと、あなたの大切な人たちに。
日々の生活をいい感じに。そして人生をいい感じに。
へんつう堂は、いい感じをコンセプトに人とつながり、いい感じをお届けしていくお店です。(ショップページより)

そのコンセプトの通り、とにかくいい感じのお店である。(この紹介文も何だかいい感じだ)

『いい感じの名前をつけてやる』という上から目線のパッケージが目に入ったかと思えば、その隣に『名前をつけたくない』という投げやりな商品が並んでいたり、『湯たんぽを股に挟んで寝たら秋田県民でもないのになまはげ襲来』や『いい感じを越えてゆけ』といった謎の無料コンテンツが用意されていたり(しかも販売終了)と、細部にまで店主のイタズラ心が感じられてgood。

割引を乱用しているあたりも見どころだ。

毎日覗きに行けば、ちょっとずつ『いい感じ』に毒されていくこと間違いなし。まずはお土産におひとついかが?


④神絵師の森

『ひねり出す』というフレーズから連想されるアレをモチーフに日々、アイコン画像や絵本を生み続けている神絵師が住む森。
ここでは神絵師ことうんこさんが描いた絵本『座薬売り』や『つまりちゃん』などを無料で読むことができる。

『座薬売りの少女』は十か月もうんちが出ないという重い便秘に苦しむ少女・つまりちゃんがクリスマスの夜に座薬を売り歩くお話だ。下痢気味だからと言って断られたり、子どもに座薬の使い方を詳しく教えようとして母親に引かれたりと、なかなか座薬が売れないつまりちゃん。

果たして彼女の座薬は売れるのか。物語の続きが知りたい人は絵本を開いてみて。トイレの中で読んで臨場感を味わうのも◎。

神絵師様にお願いすればアイコン画像を描いてもらえる可能性も?
その場合はもちろんアレがモチーフになるだろう。


⑤デジタルライブハウス『TSUBASA』

あちこち見学して疲れたら、デジタルライブハウス『TSUBASA』でひと休み。我らがアイドル・ツバサくんが「キモくても大丈夫」とキレのある口調&動きで力強く元気づけてくれることだろう。

「自分は別にキモくない」という稀有な人には、生きてるだけで褒めてもらえるこちらの動画がおすすめ。


⑥なんにもない店

なんにもない店のはじまりは本当になんにもない空間から。そこに誰かが「座りたい」と言って椅子を持って来たり、家で眠っていた食器を持ち込んでみたり。
そのうちに誰かが持ってきた食材を使って、別の誰かが勝手に飲み物や食べ物を振る舞い始めるなんていうイベントが起こったら面白そう。
引っ越しで不要になるからと持ち込まれた本棚だってまだ空っぽの状態。これから誰のどんな本で埋まっていくのだろう。気づいたら本以外のものまで並んでいたりして。

店に関わる人たちが余りものや人に提供したいものを持ち寄って「あったらいいな」や「こんなことがやりたい」を実現していったら、きっと私たちの想像を越えた空間になるはず。
足を運ぶたびに変化が感じられるお店って、なんだかそれ自体が生き物みたいで素敵。

絵本『おくりものはナンニモナイ』から着想を得たというなんにもない店。その名前のとおり、現在は店舗すら存在しません。

ということで、まずは余っている店舗を募集します。
希望の場所は堺市、それ以外のことは未定です。お店ができそうな場所なら店舗じゃなくてもいいよね。最初は屋外に大きなテントを張るところからはじめてもいい。
なんにもない店だから、店舗の概念だってお客様の発想次第。ピンと来たら店主のたぶんロックさんにご連絡を。

『発想で遊ぶ街』に店や施設を設置したいオーナー様募集

『発送で遊ぶ街』では現在、店や施設を設置して下さるオーナー様を募集しています。街のコンセプトはタイトルのまま。あと三軒くらいは設置できると思います。
「うちの店(施設やサイトなども含む)を設置して欲しい」「こんなのどうでしょう?」などなど、ピンと来たら各種SNSよりDMを下さい。
その際、観光者向けの案内(この記事の本文)を書くためのアピールポイントまたは案内文を付けていただけると作業がはかどります。

いつもサポートありがとうございます。 『この世界の余白』としての生をまっとうするための資金にさせていただきます。