『水流苑神社・歩く個展』がスタート!

突然ですが、以前から企画していた『歩く個展』の準備が整いました。いよいよ『水流苑神社・あやしい展』スタートです。

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通りかかった古道具屋さんでええ感じの木箱を発見したので、それを使うことに。もともとは餅を並べるための箱らしいです。そういえば、こういうのおばあちゃんちにあったわ。

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サイドはこんな感じ。『歩く個展』を強調することで路上販売ではありません感を出してみました。
友だちから『思いっきり値段書いてるやん』って突っ込まれたけど。そこは次から『円』を抜いて「レベル表示です」って言い張ろう。

歩く個展が生まれたきっかけは、盛岡で勝手に「どこでもBOOKという」移動図書館をやっている人に出会ったことでした。
『路上販売は許可とか縄張りとかめんどくさいことが多くてやりづらいけど、これなら堂々とできる。私もこんなふうに自由に気軽に自分の好きを表現したい』
そんなふうに思いました、以来、頭の中で妄想を膨らませながら、たまに雑にお試しのようなことをしながら、ああでもないこうでもないとぐるぐるする日々が続きます。

その後、北くんと一緒に長崎の生月島で開催された草原まつりに出展することに。出展料を払ってお店を出すというのは初めての経験。それまで、「売らないフリーマーケット」と称して公園で適当に神社グッズを並べることはあったけど、商品の解説を書いたり、看板やリーディングメニューを出したりするのは初めてでした。

実際にやってみると、想像していた以上に面白がってくれる人が多く、いくつか品も売れて、リーディングのオーダーも入りました。感性の合う人たちとの交流や、純粋に楽しんでいるだけでお金が入ってくることが楽しくて味を占めました。

『お祭りで屋台やるの楽しいからもっとしたい。ビールの売り子みたいな感じで、気が向いた時に勝手に神社グッズを売り歩きたい』

それからは水流苑神社のコンセプトでも出展できそうなイベントを探しつつ、ラッピングやディスプレイを研究しつつ、どういうスタイルで商品を持ち歩くかを考えていました。

『歩く個展』というワードがいつ出てきたのか忘れてしまったけど、売り子とは別に『気軽に個展を開ける場所が欲しい』という思いがあったから、どこかのタイミングでその二つが融合したみたい。

そんなわけで、これからは歩く個展を開催しながら全国を回ります。旅先まで持っていくのがけっこう大変だから、車なしで長期旅行する時はちょっとどうなるかわからないけど。なるべく毎回持って行けたらいいな。

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