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月に還る

いろいろと書き記しておきたいことは
あるのだけれど
言葉を紡ごうとしても
頭の中がもやがかかって
まとまった文にならず
時間だけが流れてゆく

この2ヶ月
いや、もっとか
快楽に身をゆだねて
エクスタシーの連続を
生きている時間が増えていって

魂が震えるような悦びや
信じられないほどの幸福が 
いくつも
わたしを通過していった

痛みや恐怖を受け入れたあとの
ご褒美の時間だとおもった

いつかの自分が夢見た
豊かさが透明に循環していく世界

それはいまも続いていて
日々、増え続けている

一方で
家にいる時は
心が鬱々として
何かをやろうとしても
からだが動かないのが現状で

人と話している時だけは
元気になるから
珍しくいろんな人と
通話を重ねている

新月を迎えるとともに
少しずつ動きはじめてはいるのだけれど

混乱している
というのが
正しい認識かもしれない

そこかしこに散らばっている
記憶やら意識やら感情やらの
断片を上手く統合できない

鬱々としている
というのも本当かどうかあやしい

いま、これを書いている瞬間は
至福の中にいる

はじめましてなことだらけで
単に何かが追いついていないだけかもしれない

いろんな人の力を借りて

より素直に、純粋に
微細な凹凸を丁寧に表現していきたい

という思いだけは
はっきりした

いまの自分に合う表現を探している

ゆっくり、ゆっくりいきたい
自分を急かすことなく

先に形を決めることなく
流れにゆだねていたい

何度、
「そっちは無理だよ」
と言われても
あきらめ切れない

ずっと反対のことばかり
やろうとしてきたような気がする

もと居た
さかさまの世界に戻るよ

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