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【転職活動の壁】現職15年。転職で何がしたいのかわからなくなったが、なんとか頑張ろうって思ってる。

転職活動における自分の恥

まずは私自分の恥を晒そう。

転職活動をしようかな?と思い始める世間一般的なひとたちは、だいたい3〜4ヶ月ほどで転職を決めると聞いたことがある。

もちろん個人差はあるし転職への温度感もあるだろうが、おそらく自分の市場価値をエージェントと見つめ直したり、どういった企業がいいか相談しつつ求人を紹介してもらったりということで決めていくのだろう。

だが、自分は気分屋という側面があることと、自分の考えている筋や倫理観などに反するような行動を相手側からされてしまうとへそを曲げることもある。

その結果、転職サイトに登録してみようかな?とふんわり思い始めて登録しエージェントを利用開始してから、実に10ヶ月ほど経過している。

つまり昨年の4月ころ登録して職務経歴書などの書類も作り始めたのに、未だくすぶっているのである。ちなみにまともな転職活動は初めてである。

もちろん、全く何もやっていなかったわけではない。
私個人に興味をもってくださり、面談をした企業もたくさんあるし、書類選考をパスしてスカウトが来たところもある。

自分で言うのもなんだが、あのまま選考を継続していればおそらく内定をいただけただろうという企業もあった。(本当にその会社でいいんだっけ?とエージェントや転職活動を知っている友人と壁打ちをした結果、辞退させてもらったが)

だが、応募しているときも自分自身はどこか他人事のようなのだ。それがダメなのかはわからない。とにかく自分の経験や価値観・やりたいことなどができそうな企業ならどこでもいい(厳密にはどこでも良くはないが)と思っている節がある。

その結果、エージェントから紹介される求人になんとなく応募して、なんとなく書類選考で見送られていることもかなり多い。エージェントからは励ましのメールが来ることもあるが、余計なお世話だ。

「だって、適当(やっつけ的な意味で)に応募しているから一つも悲しくない」のだ。

転職活動が長くなっているわけ

そんなに理由はないと思っていたが、整理するとそこそこあった。タイミングと自分の性格が大きく関係している。大人になっても自分を制御できないクソガキのようで笑える。実際クソガキが大人になったような人間だが……。

理由その1:移住

某流行り病がきっかけで今の会社はフルリモートにチェンジした。だからずっと同じ家にいるのももったいないと思い、今後余暇で取り組みたいことができそうなところに引っ越した。(元いた場所から300km以上離れたし県も変わった)

その移住の地域を選ぶところから実際に訪れて物件探しをするなど、2ヶ月ほどかかってしまった。(検討自体はその前年からしていて、荷物整理や物件選びに時間がかかった)

理由その2:やる気がなくなるレベルの対応をされた

転職サイトは複数登録していた。移住後に落ち着いたタイミングで改めて紹介求人を見ていたが、結構企業担当者から個別にカジュアル面談の誘いが来ていたため、そちらの対応を優先していた。

自分に興味があると連絡してくれた企業なら、そりゃもう話聞いてみよう!ってなるよね。でもそれが失敗だった。

例えば、カジュアル面談後に問い合わせした連絡への返信が1ヶ月後だったり、カジュアル面談の日程調整をしたその舌の根も乾かぬうちにお断りの連絡をされたり、こちらの意図をまったく汲み取れないエージェントのせいで最高にやる気が失せた。そうすればどうなるか?当然転職活動もしたくなくなる。

1つ2つなら、まぁそういう会社もあるよね!で切り替えるのだが、短期間で両手の指の数を超えようかという頻度で連続でやられたのだ。これはもう転職活動に慣れていないとか関係なく人間として苛ついてしまうだろう。

そのおかげで、その最悪な対応をされた期間も含めて私は7月〜10月までを棒にふった。

理由その3:リフレッシュ休暇を取得した

へそ曲がり屋さんな私は、上記記事でも述べているように、自分にリフレッシュが必要だなと感じ、会社の制度を使って11月〜12月まで長期の休暇を取った。

たしかに、今後どうするかを改めて考える時間も取るつもりだったが、思ったより良い意味で気持ちが開放されていたようで、あまり転職をどうするかは考えていなかった。

自分が楽しんでリフレッシュすることを優先し、楽しくないことはほとんどやらなかった。正直、転職活動って今後の自分の人生を良くするためのものだから、楽しいことのはずなのに、先述の件のせいであまり楽しいものではなくなっていた。

楽しくないものを我慢してやるというような人間ではないということもあっただろう。結局、年末年始は長めに帰省したこともあり、特に休暇後半はあっという間に過ぎた。

今後どうするか

年始に、これまでたまっていた紹介求人にそこそこ応募したが、やはりハードルが高い求人もあったので、すべて書類選考でお見送りとなった。あるエージェントと電話相談したときに、経験的にその業界じゃハードル高いかもという話はされた。

であればいっそ、そっち方面はやめようかなと思ってきたこともあり、とりあえず待遇面と勤務形態や勤務地などで外せない条件以外は幅広く探してみようと思った。

あまり良くないが、本業の仕事中の空き時間で、すでに転職活動をしていることをしっている仲の良い同僚と壁打ちをして、私がどういう人間なのか、どういったことが向いてそうなのか話し込んだ。

そのおかげで、少しだけ今後どうしていこうかという道筋はできてきたと思う(まだ舗装してない砂利道だが)

現状においては言い訳がましく聞こえるが、どっちかというと企業側が私を見定めているというよりは私が企業を見定めている感覚なので、釣り糸とたらしてアタリを待っている漁師の気分なのだ。

紹介求人に是が非でも内定したいと思っているわけではなく、どんな企業が自分にふさわしいか見てやろうと思っているので、とりあえず撒き餌のように応募しているという感じ。仮に書類選考に通ったところで面接を辞退することも発生するだろう。(道筋が見えてきたとはいえ、何がどうなるかはわからんので紹介された中で、受けてもいいかなと思ったやつは応募しようと思っている)

それでも、年が明けて少しはやる気が出てきたので、エージェントとの再面談したり、紹介された以外でいろいろ求人を探してブクマしたり、少しずつだが転職成功に向けて進んでいる気がする。

↓で今年の目標も立てたことだしやるしかないと思っている。はてさて結果はどうなるかまったくわからない。


|○△○|サポートいただけるのであればいっそうの精進をお約束します。