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テレビに思ったこと

テレワークが始まってからしばらくして、テレビのニュースを見なくなった。今でもテレビ番組表を見ると、情動あおるタイトルばかりでげんなりとする。「だからテレビはダメなんだ」とTwitterで呟こうとして、ちょっと冷静になった。

テレビマンの立場だったら同じ事をしているとも思う。何と言っても大事なお客様はスポンサーだ、大手広告代理店も重要。視聴者からは料金すら徴収していないのだから。民放テレビはCMを届けるのがミッションで、番組はCMを見てもらうためのツールだと思う。番組の中身はともかく、キャッチーなタイトルや有名タレントに出てもらって、とにかくチャンネルを合わせてもらい、流入を増やす。いくら正義を放送しても、スポンサーが提供する製品の購買につながらなければ、ステークホルダーは喜ばない。


そもそもいつからテレビに公正とか正義やらを期待する様になったんだろう。トラブルバスターの宇賀神は”Don't Trust Over 30"と言っていた。昔はテレビを見るとバカになるとも言われてた。先人の知恵は大したもんだ。民放のテレビ局にはお金を払っていない、文句をいう筋合いもない。観なければいいだけだ。

技術の進化のおかげで家のHDDレコーダではタイムシフトができ、CMスキップしながらドラマが見れる。良い時代になった。

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