このパンフレットの図は明らかに間違いである。

ただしくは、こちらだ。

左図のワクチンを受けた場合について・・・

下記の図など、厚労省の報告から算出すれば、1000万人当たりの報告数が出ます。

多少の差はあるのですが、ざっと自分で計算をしても、ファイザーは100人/1000万人くらいにはなります。

大元の間違いであった厚労省パンフレットの、2枚目のデータから算出しても、1000万人当たりに直すと160人程度になります。

もし正確に算出する必要があれば、厚労省の最新データをみればよいと思いますが、本日以下のデータベースで検索したところ、134人でした。

以上はファイザーの話ですが、モデルナも同様です。

右図について・・・・

これまでにコロナにかかって心筋炎になって報告された人数は4人です。

それを、10-29歳の国内の人口（2360万人）で割ります。

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202202.pdf

それを1000万人当たりに換算します。

するとどうでしょう？　こうも違うのです。

同じデータでも、分母をどうとるか、そして、単位をそろえるかどうかで、リスクの捉え方が大きく異なるのです。

ぜひ、正確な情報のもとに、健全な判断をしていただければと思います。