14.家に仕事部屋を設けるべき理由

みなさん、こんにちは。

家に自分の仕事部屋はありますか?

今年の春、新型コロナウイルスの影響でリモートワークに移行した人も少なくなかったと思いますが、そこで仕事部屋の重要性に気づいた人は多いのではないでしょうか?

私は、これからの時代は自宅に仕事部屋が必須であると考えているのですが、それは今回のコロナがきっかけではなく、そもそもの家の概念が変わるべきだと思っているからです。

家は「家族が団らんの時間を過ごす」「リラックスする」「快適に過ごす」「趣味を楽しむ」など、これまで休息やリラックスというOFFの要素ばかりが重視されてきました。

それは、生産(=仕事)は家の外でやるものだから、家ではゆっくりと休めた方がいい、という概念が前提にあったと思います。

しかし数年前から、ノートパソコンさえあればオフィスワークはどこでもできる時代に入りました。その結果、毎日の通勤という何も生み出さない時間・エネルギー・労力をカットできる「在宅ワーク」は生産性向上に大いに役立つと思うのです。

「会社がリモートワークを許可してくれないから意味ない」「自宅の仕事部屋でできる職種ではない」という声も聞こえてきそうですが、それでも私は仕事部屋があった方がいいと考えます。

リモートワークを許可してくれない場合でも、仕事部屋があれば何か本業以外の創造性のあることができ、それは自身のスキルアップにつながるでしょう。副業を始めるきっかけになるかもしれません。

自宅の仕事部屋でできる職種ではない場合でも、何か新しいことを考えたり調べたりするのに仕事部屋があった方がいいでしょう。家族がテレビでバラエティ番組を見ているリビングであなたは深い思考をできるでしょうか?

もう「自宅=OFFの場」と考える時代ではないように思います。生産の場も内包した家こそが、今の時代に合致した暮らしやすい家だと思います。

仕事部屋はどれくらいの広さがいい?

では、仕事部屋はどれくらいの広さがあるといいでしょうか?

1畳の空間があれば一応PC作業や読書などはできます。しかし、長時間居られる環境とは言い難いでしょう。

2畳あれば机は広く取れますので、机上にパソコンや書類や本などを広げながら、ゆとりを持って作業を行うことができます。

さらにゆとりがあれば精神的にもラクですので、個人事業主として長時間過ごす仕事部屋は3~4.5畳あると良いと思います。

私も4.5畳の部屋を仕事部屋にしていますが、イスの後ろに広い空間があることで、時々くつろぐためのイスに座って雑誌を眺めたり、お茶を飲んだりと気分転換もしやすくなっています。

会社員であれ、フリーランスであれ、これからは自己成長・自己投資のために自宅の仕事部屋は必須だと思うのです。

「慎ましい暮らし」においても、経済面・精神面の双方でメリットがあるものは積極的に取り入れるべきと考えています。

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