草刈りシーズンは5月～9月頃といわれているが
今年は例年よりも伸びはじめるのが早いようだ。

雨がしょっちゅう降っていたので
その影響だろうか。


毎日勉強の事にしか意識が向いていなかったので
周りの変化を気にとめる余裕もなかった。

いつの間にかすっかり伸びたな

秋冬春を経て草刈りシーズンの到来。


いつやるか？
せめて来週。
簿記試験が終わったあとなら。


と考えていたが
明日やろう。
つまり今日の土曜日にやること決めた。


昨日の金曜日は
少しメンタルに支障をきたしていた

問題集を解いてもミスが連発、
noteで何を書くかも頭を使う、
いよいよキャパオーバーに達したのだろうか

何か別の事をやって気分転換をする必要を感じた。


いずれやらなきゃいけない事の前倒し、
草刈りで体を動かすのは
今の俺にとっては格好のイベントであった。


最近観ていた『異世界のんびり農業』にも触発されたのかもしれない。


そして今日。
熱いと感じるぐらいの快晴。
今年一発目の草刈り

おっ始めるとしますか ──。



やっと一区画終わる一息ついた頃
近所の人が回覧板を持ってきたらしく
話しかけてきた。

「息子さん？」
「ええ、そうです」


ぶっちゃけ近所の人の顔なんて隣の人らぐらいしか知らない。
このマダムの顔をまじまじと見るのは始めてだ。


同じ区域に住んでいてもどの人だとか認識できない、てか感心がない。


年配者特有の『若い人』もてはやしトークが始まる

そうですね。この辺もだいぶ高齢化が進んでいますよね
とニュースでインプットされたであろう切り返しをする俺。


長話になることなく手短にマダムは去っていく
わずかな人との会話がとても気持ちよく感じた。

一段落ついて小休憩を挟む。
洗面所で顔を洗っていると
目の前に男前の姿が写っていた。

自分の顔がとても生気に溢れている
顔が若返っているじゃないか…。

昨日までの俺と今の俺をbefore&afterで分割して見比べてみると歴然の違いがわかるはず

毎日陰った表情の絞りカスみたいな男の顔はそこにはなかった

カラダを動かして汗をかくってスバらしい！！

とりあえず正面側の庭が片付いたので昼食にした。

テレビで孤独のグルメの再放送は今日じゃなかったみたいで
今田耕司のワイド番組でいいか。

『芸能人の独立』が話題の際に
元国会議員の杉村泰蔵に話がふられる。
事務所に所属していない個人で活動する立場の見解。

「ギャラ交渉が大変」

「毎日帳簿をつけている」

帳簿というワードに俺のアンテナが反応する

やっぱ帳簿って仕事していくうえで欠かせないものなんだな

自分がやっていることは
決して無駄にはならないと
杉村氏を通して実感することができた。

「事務所に所属すると何でもやってくれるからありがたいですよ」

という言葉も簿記の勉強をしているからこそ染みるものがあった。

結局草刈りを終えたのは午後4時。

余裕があれば勉強！
と考えていたが
今は横たわって仮眠をとりたい

やらない日があってもいいか。
たぶん明日の勉強は少し新鮮にかんじる

はず。