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【TSUWANO BASE】JICA中国を訪問!セカイとのつながりについて学びました

令和5年度よりHAN-KOH津和野教室の中等部において、「TSUWANO BASE」という講座を新たに開設しています。
その「TSUWANO BASE」の受講生が、2023年6月19日(月)に東広島市にある「独立行政法人国際協力機構 JICA中国国際センター(JICA中国)」を訪問してきたので、紹介します!

「TSUWANO BASE」とは?

「TSUWANO BASE」は、中学生が津和野にいながら、異文化に気軽に触れたり、国際的な視野を広げられることを目指しています。

また、町内在住の外国人や、町にゆかりのある海外経験を持つ方々をゲスト講師として迎え、地域における多文化共生や地域の国際化について考えていきます。

JICA中国訪問前には、事前講座で国際協力について学びました
事前講座では、元JICA国際協力推進員でもある当財団職員の内谷愛を講師に迎え、JICAと国際協力について学習しました。

はじめはG7などの先進国や、開発途上国の国旗をクイズにして導入してくれました。

その後、スライドや写真で開発途上国の状況や、私たちと世界とのつながりについて説明してくれました。そのおかげで、訪問中には更に理解を深められたようでした。

事前講座で私たちとセカイとのつながりを学び、考える


JICA中国では、ワークショップや留学生との交流、民族楽器・民族衣装などを体験
施設訪問では、パズルやカードゲームなどのワークショップを通じて、開発途上国は日本人の生活にどのように関わっているかについて考えて学習することができました。

またお昼からは、フィリピン出身で、現在、広島大学人文社会科学専攻(国際平和共生プログラム)の留学生「ロメオ・トリン・ジュニアフマウ・アズ」さんと交流しました。

その中で、ロメオさんから、英語でフィリピンの紹介や、日本との関係性などについて話してもらいました。また、外国人技能実習制度等などの外国人の労働者が抱える問題についても提起があり、生徒にはとてもいい刺激になったと思います。

フィリピン出身の留学生ロメオさんのお話

最後に、世界の珍しい楽器や民芸品を触って、国や素材、使い方などを当てるクイズをしたり、民族衣装を試着して撮影したりして、肌で異文化に触れることができた訪問だったと思います。

世界の民芸品や民俗楽器に触れる


生徒たちがJICA中国におけるワークショップや、留学生との交流により、今まで触れてきた知識や経験と異なった視点を身につけることができたのではないかと思います。

また、生徒からは、訪問で得た知識や経験を活かして、世界に目を向けた活動に取り組んでみたいという感想を得て有意義な会になりました。HAN-KOHでは、異文化に触れることを大切にして、生徒たちにこのような機会をこれからも提供していきたいと考えています。

〇(一財)つわの学びみらいのHPはこちら


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