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"オススメ"の外にある世界

先日とある記事を読んで、私にも思い当たるところがあったので少し紹介しようと思う。

ちょっと調べ物をするとすぐウェブページにその調べ物に関連した広告が沸いて出てくる経験はあなたもあるだろう。少し前に、それを風刺したようなテレビCMもあった。
ニュースのフィード、SNSのおすすめはどうだろう。あなたの興味を引くようなもので満ちているだろうか?
政治、経済、あるいは信仰、思想、もっと単純に、身近で気になっていることが出てくるだろうか。あなたが共感するような内容ばかりだろうか。

それでいいんだっけ?

川野泰周氏は著書「「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方」の中で、切り替え上手になるためにいつもと少しだけ違う行動を取る、ということを勧めている。その中で例示されたやり方の1つに、AIに予測され提供されるものではなく「自分の興味の外側」へ意識的にアクセスすること、というものがある。いわゆる「コンフォートゾーン」から積極的に出るようにするのである。

私はこれにはっとさせられてから、もともと好きだった書店や図書館をぶらぶらすることに加えて「これまでの自分が興味を示してこなかったジャンルの本」に手を伸ばすようにしている。レビューも見ないで気分で決める。ジャケット買い、とか、タイトル買い、を意識的に行っている。思いがけない出会いもあって、ハマりつつある。

フィードを捨てよ、
コンフォートゾーンから出よ。

近年の私の標語である。



こちらも参考までに。



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