自分と本のコピー__3_

人から評価されるためには

一か月後までに、自分の達成した成果を発表しなければならないとする。このときに次の2つの発表で、評価されるのはどちらだろうか。

・ 60点の成果を出して、その90%を理解して発表する。
・ 90点の成果を出して、その60%を理解して発表する。

私は、前者の発表の方が評価される発表だと思う。なぜなら、後者の発表では、優れた成果を出していても、説明も質問に対する受け答えもあいまいになる。そんなのでは、自分でしたとしても自分でしっかり考えた結果なのかもあやしいと思われるし、聞いている側も理解を十分にできないため成果をしっかりと評価してもらうことはできない。

それに、前者の90%理解している発表では現状を理解しているため、発表を聞いている人の意見を十分に吸収し何が足りないかを議論することができる。これからそのタスクをこなしてくことを考えても前者はすぐれている。後者は、現状をしっかりと理解していないため、これから迷子になる可能性が高い。

このことを考えると、自分の成果を発表するときには、ギリギリになってはいけない。作成した発表資料の内容に対して、しっかりとなぜを繰り返す時間が必要である。まずは60点の成果でもいいので発表資料を作成し、内容を90点理解することを優先するべきである。成果の点数を上げてくのはそのあとでもいいんじゃないだろうか。

もっと考えると、自分の行っているタスクの理解は普段から十分にしておくべきである。ノートにしっかりとやっていることをまとめておいたり、タスクに対してなぜを繰り返す。こうすることで、タスクに対する問題点が明確になり、何が足りないのかがわかり、最短ルートで目的を達成できる。

人から評価されるためには、理解することを優先する

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