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社会で使われている数学-数値解析の世界-①まえがき

まえがき

よく思われているだろう。
数学って、なんの役に立つの?
というように。
これを言われた時に、論理的思考を身につけるためなどと言う人もいるだろう。
だが、論理的思考は数学以外でも身につけられる。
これとは違い、もっと具体的に数学がどのように使われているのか。
これを伝えたいと思う。
数学にはいろいろな分野があり、いろいろな分野で使われている。
この中でも、関数について取り上げたい。
個人的な意見だが、関数が1番と言えるほど使われていると思っている。
単純に好きな分野であること、大学時代の研究で関数を扱っていたこともある。
さらにニュース等で、グラフが出てくることがある。
グラフと言えば関数だろう
これらのような、いろいろな理由があり関数を取り上げる

今回は、数学がどのように使われているかを伝えるため、いくつかの例を書く。
まず簡単な例として、関数の中で最も簡単と言える比例・反比例について書く。
また発展的な例として、私自身が学んだことがあり、特におもしろいと感じた数値解析について書く。
この数値解析にはいろいろな方法があるが、有限要素法について書く。

今回の目的は、数学がどのように使われているかを伝えることなので、有限要素法の深い内容ではなく、特徴などの紹介程度の内容となる。
学んだことがあるが、私自身がけっして優秀ではないので、わかっていない部分も多い。
よって有限要素法については、深く理解できるわけではない
また、数学的・物理的に厳密には間違っている部分もあるかもしれないが、大まかな特徴・イメージを伝えることが目的なので、許していただきたい。

対象は、中学生以上と考えている。
有限要素法という大学レベルの数学を扱うが、専門的な内容ではなく、考え方や特徴について書く
よって前提知識としては、ほとんど必要としない。
中学生でも理解できる内容にする。
できれば中学1年生レベルの比例と、中学2年生レベルの電気の知識があれば楽に読める。
もし知識がなくても、必要な知識は解説をする。

以上のように書いていこうと思う。
最初は、有限要素法の大まかなことを書こうと思ったが、あれも書こうこれも書こうと思い始め、初の連載をやってみようと思った。
大まかに書く内容は考えているが、ここに書いていることと違う部分もあるかもしれない。
また、できれば大学生や大人にも読んでいただきたい。
大学生にとっては、研究発表で有限要素法があったときに、特徴を知っていれば発表内容の把握ができるだろう。
大人にとっては、こう言われれば数学も使えるんだなと、少しは感じられるだろう。

さて、今後どうなっていくか。
楽しんで書いていきたい。

2022年10月20日

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