フォトジェニックな場所にも歴史あり
台湾北部にある九份は観光スポットとして有名な場所。
金の採掘場として栄え、日本統治時代に最盛期を迎える。
第二次世界大戦後は採掘量が減り1971年には閉山された。
閉山に伴い街は衰退し、人々から忘れ去られた街になっていった。
1989年に台湾で大ヒットした映画のロケ地として脚光を浴びることになり1990年代には九份ブームが起こる。
ブームを受けて茶店やお土産屋さんが建ち並ぶようになった。
その後、宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルになったとの噂が拡がり世界的にも有名になる。
実際に訪れるとレトロな街並みは趣きがあり魅力的だが、なんせ人が多い。(私もその一人)
ただ九份の歴史を知り、ただのフォトジェニックな場所ではないことを学べば見方が変ってくる。
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