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水にまつわるトリビア4選

お盆が過ぎてもまだまだ暑いですね(;´∀`)
うちの会社では毎月一回コラムを作成し、折込広告に掲載してもらっているのですが、せっかくの夏休み、ということでお家の人皆さんで楽しんで読めるコラムを4週連続で作ってみました。


水についての意外な話

①地球の水は多いけど、飲める水は全体の0.01%

https://aquas5.net/earth-water/より転載

②牛肉1kg食べる人は同時に水を大量に消費している

https://www.longlife-lab.jp/journal/460/より転載

③日本は一人一日海外の水3000ℓを食べている

④日本は自国の豊富な水をケチって外国の水ばかり消費している

https://www.env.go.jp/water/virtual_water/trip.htmlより転載

ひとごとではない"水問題"

いかがだったでしょうか?実は飲み水は貴重で、世界の水の分配は平等とはいい難いですよね(-_-;)
世界の人口はどんどん増えていって、しかも一人あたりの使用する水の量は増えていくと言われています。
日本のためにせっせと食料を栽培、畜産している国の水が無くなったら、または戦争や甚大な被害を伴う災害が起きたら、とたんに日本への食料の輸出は止まってしまうでしょう。
「日本は水資源が豊富だから」では済まされない未来が迫っています(汗)

日本企業が世界の水問題を救う?


ところてん方式で淡水げっと?!

海水の塩などを取り除けば淡水ができる、というところに着目し、図のような「逆浸透圧」という原理を利用し、淡水を精製する技術があります。
その要はなんといっても、ろ過のための「膜」ですよね。このいい感じにろ過して淡水を作り出してくれる「膜」の研究開発は日本企業が世界を牽引しています。なんと!明るい未来が待っているでは有りませんか!!!
ですが、この技術の問題点に気づかれましたか?

三方良しは遠いけれど…

逆浸透圧で淡水ゲット作戦の問題点、それは
【ろ過した後の濃い海水(廃塩水)はどうするの?】です。
廃塩水を結局は海水投棄することになり、投棄された海域の生態系に多大な変化をもたらすとされています。
【環境に良く】【コストも抑えられて】【水の無い地域が潤う】
この三方良しは目指すにはとても遠い課題です。自然界って、本当に素晴らしい均衡で成り立っているんだなと思わずにはいられませんよね。。。
しかし、その廃塩水も下水処理場を巻き込んで解決の方法を模索しているそうです。

https://ourworld.unu.edu/jp/quenching-humanitys-freshwater-thirst-creates-a-salty-threatより転載 ドバイの淡水プラントでは毎日大量の廃塩水が放流されている

知ることからはじまる

いかがでしたか?
今回は夏休みの読み物的に【水特集】としてコラムを組んでみました。
ずっと続いていける社会であるために、私達はなにが出来るのか、日本はなにをしてるのか、企業はどんなふうに変化していくのか、大きな目と小さな目を持って、まずは知ることから始めていきたいですね。

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