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憧れの峰

「あそこを歩きたい」「行ってみたい」と思う理由は色々あると思うのだけれども、私にとって大きな理由になりやすいのは山行中に分岐した尾根の先や、谷を隔てた向こうの尾根を見た時に何らかの感慨を持った場合。

例えば雲取の鴨沢ルートを登った際に、飛龍方面の尾根を見た時は毎回「いつかあそこに行ってみたい」となったし、ヘッダーの写真は谷川岳から平標山へ伸びる稜線なのだけれども美しさに惹かれて今年の目標となっている。

去年から今年にかけてそのような憧れの稜線を3つ制覇している。
1.雲取~雁坂峠(雲取登山中に何度も見て)
2.長沢背稜(石尾根から谷を隔てて見て)
3.谷川岳の蓬小屋~朝日岳(谷川や茂倉から見て)

実際目にした憧れの稜線からは掻き立てられるパワーをとても強く感じる。そういった尾根は行程が長くなりがちだったり、最メジャーなコースではないことが多くて何かと不便だったりする。これを乗り切るにはとにかく体力が必要なので、今年もシェイプアップと体力増強を進めている。食事制限やトレーニングのモチベーションとして十分なパワーがある。

今年は谷川~平標を楽しみにしている。谷川岳の肩の小屋から伸びるあの美しい稜線を歩きたい。

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