2021.4.22 手回しハンドル2  (旧3.11)

    オルガニート・オルゴールにおける手回しの“味”を良くする試みの続編です。 昨日の追記でハンドルの駒を真鍮材で削りだして造った旨お話しましたが 味はよくなったものの まだ今一歩!といった感触でした。 ハンドルを回す度1周毎に“コツッ”と微妙な“ひっかかり感”が感じられます。 これも最近数年のメカでは全数にあります。 これを軽減するように心がけてみました。 何をやったか?といいますと簡単なことで 「ギヤーのバリをとる」 これに尽きます。 見た目ではほとんどわからないですが ハンドル軸にはまっているギヤーと、それに噛み合っているギヤーの歯のヘリ部分に微妙なバリが見受けられます。 白いプラスチック製なのでなかなか見えにくいのが難点です。 昔のメカにはほとんど見受けられなかったことですから もしかしたらギヤーを成型する金型がヘタってきているのかもしれません。 拡大鏡を使いながら丁寧にダイヤモンドヤスリで整えていきました。 結果は? ある程度ですがひっかかり感は軽減しました。 まだまだ他にも“味”を悪くする要因はありそうです。 引き続き改善の試みを続けてみたいと思います。 また続報します。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha/

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