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2023.2.17 まだいけるか?止めどきか?  (旧1.27)

  オルガニート・オルゴールの世界で広く??使って頂いている音のキャンバス・ソフトウェア。 WindowsOSで動作するオルガニート・オルゴールの演奏用紙カードを作るためのソフトです。 かれこれ2003年に現在のバージョンになってからなんと20年間もアップデートなしでやってきました。 その間WindowsをはじめとするIT環境は激変し、当時の面影などどこにも見当たらない??というほどの変貌ぶりです。 そんな中で色々問題は内包するものの一度もバージョンアップなしでここまで使い続けられてきたのはガラパゴスを通り越して化石・遺跡状態かもしれません。 私のポリシー?は “いつでも以前と同じように使い続けられるのが良い道具である。” ということであちこち“改良”しながら元がどうだったか判らなくなるほど変化してしまうソフトウェアの対極をいくことを是としていました。 その実現を助けてくれたのがMicroSoft社のWindowsOSです。 他のOSが古い仕組みをどんどん捨てて最新の環境を最大限に享受することを良しとしているのに対し、WindowsOSはかたくなに古い仕組みをも切り捨てることなく維持し続けるように努力してくれてきました。 最新の環境と古い環境のギャップは凄まじいのでその維持は並大抵ことではないでしょう。 このMS社の努力の恩恵あっての音のキャンバスといえます。 MS社には感謝しています。
 ただ、私もだいぶ歳になってきてこの音のキャンバス・ソフトウェアを今後どうするのか?という課題に直面しています。 長くなって恐縮ですがよい機会ですので触れておきたいと思います。 

 ① このままいつの日かMS社からも見放されるまでそのまま生きながらえるのか? 
 ② 思い切って最新の環境や流行に乗った形でバージョンアップに向かうのか?
 ③ もう限界だから!と一切の提供をやめてしまうか?

 そろそろ決断せねばならない時期が来ているように感じています。 ②を選択した場合はおそらく私では対応しきれないでしょうから どなたかに後を引き継ぐ形を取らざるを得ないでしょう。 そんな人が居るのかどうか?も含めて難しいところです。 ニッチでマイナーなソフトですからかけた手間・コストに見合うリターンはまず期待できませんから。※  まぁおそらく①を続けながらどこかの段階で③としてターミネート。 という線かなと思ってはいます。 どなたかソースコードを引き継いで下さる方がいらっしゃればその方に委ねたいとも思っています。 マイナーでニッチなソフトとはいえ使ってくださって重宝しているオルガニートユーザーの方はいらっしゃるのですから後を濁すようなことにはならないようにしたいところです。 いづれにせよ現在最新のOSであるWindows11の動向が鍵になるかなと思っています。
 話はぶっ飛びますが、現在世が激変しています。 MS社も含めたIT会社も近々に大きくあり方が変わると思われます。 私が期待している望ましい方向は “古い環境下で作られた古いソフトでも自由に、いつまでも使い続けることが出来るようにOS環境が(半ば自動的に)整備される” ことです。 できればOSの違いを完全に吸収して どんなOS配下でもどんな時代のどんなOS向けに作られたソフトでも問題なく動かすことが出来るようになることがいいです。 生じるであろう問題はAIが自動的に検知・修復してくれるともっといいです。 まぁ そうなれば音のキャンバス・ソフトウェア程度のソフトはAIに 「これこれこんなことできるソフト作って!」と要望すれば瞬時に作られて提供される。 なんていうこともあるでしょう。 そうなれば私と音のキャンバス・ソフトウェアは完全に消え去ることが出来ます。

※ Python(パイソン)という言語を使って音のキャンバス・ソフトウェアをソースコードから作り直すことはずっと構想にあります。 永く継続できるプログラミング言語環境はそう多くはありません。 勉強はしていますが老齢な域にある私にモノにできるのかどうか?といったところです。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha

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