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2021.5.19 手回しの味 その後  (旧4.8)

    このところオルガニートのハンドルの“回し味”の改善に取り組んでいます。 ずっとやっているのですが決定打がなく、困り果てています。 色々検討してみて少しわかってきたのは ハンドルの軸部分の形状が少し“甘く”なっているのでは?という点です。 手書きの妙な図で恐縮ですが “ココ” と書いた部分がなまっている感じがします。 このあたりはメーカーで製作するにあたり、金型で板金をプレス抜きしている部品ですから 加工用の金型が磨耗してきたのかもしれません。 結果としてここに嵌るハンドル軸が微妙にあばれるようになり、ハンドルの1回転ごとに コツコツ と微妙にひっかかるような感触が生じます。 普通に演奏している分にはどうということのない現象なのですが たとえば手回し演奏を録音しようと思うと 思いのほか耳障りなノイズとなりやすいようです。 この部分は様々な部品が組み合わさる部分でして おいそれと改造が出来にくい箇所です。 この板金の裏側にもう一枚 別の軸受けを裏打ちして対処しようか?と思案中です。 今日から少し時間をかけて試作してみます。 オリジナルのメカをヘタに改造したくないですから 追加部品で対処できるように工夫しなければなりません。 先は長そうです。 (図ですがちゃんとイラストレータで描けばよかったですね。)

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha/

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