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日本が変わらなかった日

先週、土曜日。
突然事務所に契約解除された芸人・二人の記者会見をたまたま全編見た。

謝罪会見かと思いきや、前代未聞の生放送でのリークだった。
驚きと同時に、久しぶりにワクワクドキドキした。

日大アメフト、SMAP引退、日本郵便、あとなんだろうか…
大体全てもみ消されてうやむやになっていた事象が、宮迫さんと亮さんの熱量で日本全体がひっくり返るような、そんな夢を見たのである。

宮迫さんと亮さんのバトンを、さんまさん、加藤浩次さん、松本さんが繋いで、岡本社長がコントみたいな会見を開いて、論点が散在して、まわりまわって気付いたら、なぜか宮迫さんたちが叩かれはじめて、うやむやになって終わりそう。

結局、法人ですら見抜けない反社会的勢力を個人が見抜くことはできるのか。そもそもなぜ反社会的勢力はなくならないのか。


法人も関わりを持ってしまった反社会的勢力から、知らなかったとはいえ金品を受け取った芸人がなぜ契約解除になったのか、そしてなぜ契約解除が解消になったのか。芸人は入江さんが解雇された翌日に会社に真実を報告したのに、なぜ会社は蓋をしたのか。事実確認が必要だったと言っているが、それではなぜ事実をきちんと確認しないまま、第一報で所属芸人が金品を受け取っていなかったとリリースしたのか。会社として何か隠したい真実があったのではないか。金品を受け取った個人に契約解除か引退の二択を迫ったのと引き換えに、金品を受け取った法人はどのように責任を取るのか。

いろいろと納得いかないことを、すごく主観的に見てしまうのは、私が所属する会社も吉本と同じように巨大組織だからだ。
もしかして、私の会社も含めて、日本全体が変わるのではと、ものすごい他力本願な夢を見たが、吉本の社長会長を擁護するOBOG重鎮が出てきて、若手芸人を習近平ばりに牽制し始めたので、あぁ、これはまだまだ変わらないなということを確認した。

久しぶりにテレビを観た1週間。もう大体わかった。
また明日からテレビを観ない日常に。戻ります、liisong。

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