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[3]児童数減少の予測が出ていても、流山市はまだ希望ある気がした

第3弾 ~流山市の子どもが少ない地域編~

こんにちは。クリスマスは予定が入っていましたが、相棒が疲れていたので別の日になりました。なので今日は朝から友人たちとゲームをして、午後はnoteを書いて、終わったら勉強でもしましょうか。一日中パソコンに貼り付いています。クリぼっちですね。


※このnoteは4本で構成されています。でも読まなくても大丈夫です。


新川小学校


新川小学校のグラフです

減少の推計値が、だんだんと横ばいに変化しています。実際に児童数は減少していますが、推計値を大きく上回っています。新川小学校は、令和2年度から小規模特認校として指定されたので、それが大きく関係していそうですね。

小規模特認校とは、その学校の児童数が少ない、かつ特色のある教育をしているなどの理由で指定されます。児童数が少ないことできめ細かな指導を受けられる、リーダーになりやすい、通っていた学校で問題があったなど、色々な理由で通うことができます。市内在住で、その小学校の学区外でも、通いたいと希望を言えば認められます。(ざっくりと説明するとこんな感じです。もっと知りたい方は参考文献からどうぞ。)

児童数の多い学校がたくさんあるので、こういった学校は魅力的だと思います。おおたかの森駅から野田線で一駅、初石駅から徒歩1kmです。アクセスの良さもありますね。一学年50人くらいで2クラス、1クラス25人くらいです。児童数は少ないですが単学級ではないのでクラス替えができているはずです。

学区の江戸川沿いには、たくさんの物流倉庫ができました。流山北高等学校、北部中学校があります。学校のまわりは畑が広がっていますが、初石駅に近いほうは住宅地もあります。ホタルを守る団体があるそうですが、今どうなっているのでしょうね。


東小学校


東小学校のグラフです

こちらも推計値では減少ですが、児童数はほぼ横ばいとなっています。児童数600人台をもうしばらくは維持できるのかもしれません。

(東部中、八木中周辺はあまり詳しくはないので説明が少ないです…申し訳ありません。)

学校のすぐ横には流山市立木の図書館、東部公民館、そして国道6号線が走っています。学校から森を挟んだ隣に東部中学校があります。この辺りはおおたかの森のような平らさとは違い、坂川があるので高低差が大きいです。畑が多いですね。

「あずま」小学校と読みます。住所の名都借は「なづかり」と読みます。


江戸川台小学校


江戸川台小学校のグラフです

こちらも減少しつつもほぼ横ばいです。江戸川台の住宅地は1960年ごろ(地理院地図の航空写真参照)からあるので、いま世代交代が起きているようです。そのため、新しい家がたくさん建てられています。このまちのつくりは、田園調布っぽくしてみたらしいです。TXが通る流山おおたかの森駅まで2駅、運賃は初石駅と一緒なので、引っ越すのも納得です。

その頃からある江戸川台小学校の校舎は流山市で最も古いです。築60年くらい経っているでしょう。10年くらい前に、特別教室棟が建て替えられました。それ以外では、建て替えの話はまだ出ていませんし、体育館にエアコンを付ける工事も他の学校と同じように行われました。

江戸川台駅前には江戸川台商店街があり、活気を取り戻そうと色々なイベントが行われているようですよ。ジェトロ跡地で何かをやろうとしているとか、ロータリーを再整備するとかも聞きました。ぜんぜん地元じゃないですけど、江戸川台商店街を歩くと「帰ってきた」感じがします。


東深井小学校


東深井小学校のグラフです

2013(平成25)年4月 増築校舎(8教室)使用開始

北部地域で、いま子どもの減少が最も心配されています。住宅地が開発されれば人口が増えますが、いまは減少が見込まれています。航空写真を見る感じだと、もう宅地を作れるような土地は多くないです。

先日、運河駅の南東にある森が切り倒されていました。大きなマンションを作る計画があるそうです。このように、東深井全体では土地区画整理事業は行われておらず、東急不動産などの大きな不動産屋さんが開発してできたまちのようです。

次回の中学校編で紹介しようかと思いますが、ここの児童が主に進学する東深井中学校の生徒数推移を見ると、1980年代と2015年あたりの2か所に山があります。今は山の下り坂で、またいつか増えるのでしょうかね。

西深井小学校との学区の境は東武野田線ではなく、通行量の多い道路です。なので、東深井小学校の学区は東武野田線の西側にもあります。学区の東端には森の図書館があります。東深井古墳といって、昔は栄えていたようです。野田市との境には、利根運河が流れています。


向小金小学校


向小金小学校のグラフです

2016(平成28)年4月 増築校舎(6教室?)使用開始

ほぼ横ばいで、この先も児童数500人くらいを推移すると読めます。

交通量が多いのが、やはり学区の問題ですね。とても便利な場所で、TXが開通する前からの流山市民は、この辺りが「栄えている流山市」と言う人もいます(おおたかの森は発展しすぎて流山市と思っていないとか(笑))。そして、流山市と柏市の境はごちゃごちゃしていますが、この辺りは特に、ですね。

JR常磐線と国道6号線を境に柏市に囲まれた学区です。最寄り駅は柏市の南柏駅か、松戸市の北小金駅です。開校する前は柏市立光ヶ丘小学校に学区外通学する児童が多く、それを解消するために開校したそうです。(ちなみに、光ヶ丘小学校は色々あって土地のほとんどが流山市です。)


長崎小学校

長崎小学校のグラフです

こちらも同じく、ほぼ横ばいです。推計値がだんだんと上に上がっています。400~600人くらいを推移すると思われます。

学区には坂川が流れており、野々下水辺公園があります。坂川の川沿いと大地が学区になっているため、少しきつい坂が多いです。学校は、川の高さにあり、田畑に囲まれて自然が多いです。住宅地は、大地の上に集まっています。

ここも周りを柏市に囲まれており、柏市立第二小学校への委託児童を解消するために八木南小学校から分離開校しました。でも、第二小学校の学区はおおたかの森病院あたりの東武野田線南側までと広いので、柏市から長崎小学校に通っている子どももいるのでしょうか。


西深井小学校


西深井小学校のグラフです

開校当初は児童数が多かったですが、平成に入ったあたりから減少し、最近はずーっと横ばいです。昔は八木南小学校と児童数を競うような関係でしたが、土地区画整理事業により児童数が増え、今は西深井小学校が流山市で最も児童数が少ない学校になりました。新川小学校と同様に、令和2年度から小規模特認校です。

学区の雰囲気は新川小学校と似ています。東深井小学校の西側、野田市との境までです。畑と小さな工場と営業所、広い敷地の家が多い印象ですね。東武野田線沿いには住宅地が広がっています。がしかし、ほとんどの学年で単学級です。


まとめ

児童数が少ない学校をピックアップしました。児童数が少ないのには様々な理由がありますが、江戸川台のようにまた人が戻って来てくれることがあることがわかりました。人は長い間住んでいますが、住んでいる人の年代には波があり、今は山の下り坂なのかもしれません。また大きな山が来てくれるかもしれない、減少傾向でも上向きになってくれるかもしれない、そんな期待ができました。


最後まで読んでくださりありがとうございました。



(投稿前あとがき)
あけましておめでとうございますっぽいですね。書いてから投稿まで時間が開いてしまいました、4本目は3月中に載せたいです(希望的観測)。タイトル画像は12月末に撮った豊四季駅近くの駒木諏訪神社です。なんか神様がたくさんいそうな、居心地が良さそうな感じがしました。どこを撮っても綺麗に写ります。オススメです。
良ければ行ってみてください🙌



↓4本目、公開しました。よければどうぞ。↓


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