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8歳との練習で感じてるコーチ像

先日、選手育成コースのお子様と練習をした。

体操は、カエルになってジャンプしたり、ワニ歩きをしたり、遊びの中に体操を組み込んで、すごく楽しそうに遊んでた

プールの中に入ると、ちゃんと練習したけど内容はほぼキック!
こんな風景は、ごく自然な光景だったが、今はすごく珍しくなってきた。

昨今のスイミングでは、ほとんど人員不足の影響で、ベテランコーチが小さな選手を育てるノウハウがあるのだが、ゆっくり後輩コーチに指導してあげる時間がない...。

だからキックをしっかりと教えるノウハウを持ってコーチが小さい年齢帯の指導を行うこともできなくなった。

これが昨今の競泳レベルの低下を引き起こしているのに多少なりとも起因していると私は感じている。

若手コーチが悪いわけではない。
かといってベテランコーチが悪いわけでもない。
日本のスイミング業界がそうさせていると僕は感じてる。

海外では、コーチという立場の専門性や、職業としてきちんと生活できるだけの収入がある社会が確立されている。
だから、
それなりにコーチという仕事のハードルも高く、社会的地位も高い。

しかし日本でのコーチは、一企業のサラリーマンとしての側面が強く、
昨今の若い年齢層での離職率の高まりの影響もすごく受けている。

色々な社会環境の影響をものすごく受けているように思う。

大阪の水泳界についても若手コーチが会場で見受けられるが、いまだに大御所と言われる年齢帯のコーチがトップ選手を常に指導されている。そこにコーチの入れ替わりはやはり起きていない。

だからこそ、
若手コーチが学べる場を僕はオンラインでもいいので作りたい。
そうすることで、水泳界の発展につながればすごく嬉しい。

純粋に、
水泳を指導したい!
速い選手を作りたい!
精一杯自分の好きな強化活動をしたい!
というコーチを素直に応援できる環境作りをしっかりと作りたいと私は思った一日でした。

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