しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20…

しんめん たつき 〜 競泳コーチ 兼 体幹トレーニングコーチ 〜

幼い頃から泳いでいたスイミングスクールへ就職し、競泳の選手育成を本格的に開始。 約20年のコーチ生活の中で、日本選手権出場選手2名・各種全国大会のべ30名を輩出。 現在は、水泳指導・スキー指導の経験を活かし、なかでも体幹運動の重要性を伝達する活動を、積極的に行っている。

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僕の使命は、水泳の普及活動

僕の指導は選手育成だけじゃない!!! コーチの育成もするし、泳げない子供の指導もめっちゃ得意!!!! 5月から月2〜3回の指導で小学2年生のお子様をプライベートレッスンで指導している!!その子が10月31日ハロウィンの日になんと!!!! 50m完泳しちゃいました!!! 最初は、伏し浮き程度の泳力だったそのお子様は、今ではクロール・背泳ぎ・平泳ぎが25m泳げる様になっている😊 手前味噌ではあるが、これだけでも素晴らしい事だと思う🏆 そこで感じた、僕の使命 水泳の普及活動が僕

    • 大学生でのトレーニング【Part.2】

      大学生でのトレーニングは、乳酸との付き合い方を中心に前回記事にしたが、内容は下記のリンクから確認してね! 今回は、ウエイトトレーニングの考え方について ウエイトトレーニングを高校生・大学生から取り入れる選手は多く存在する。そんなウエイトトレーニングでのメリット・デメリットは前回の記事で話してる。 ウエイトトレーニングを取り入れる考え方を、今日は説明しよう思う。 ウエイトトレーニングによって付ける筋肉は、概ねアウターの筋肉になる。 だから、インナーマッスルの細い選手は、

      • 大学生でのトレーニング【Part.1】

        大学生ともなると、人生の岐路に立ち、水泳から離れる子供も多いなか、競技を続けている選手は、競技生活も終盤に差し掛かっている年齢帯である。 大学に入り、ドライトレーニングを思い切りできる環境になっている選手も多いので、ウエイトトレーニングなどを取り入れ、スピード強化を課題にしている選手も多いと思う。 だかここに、大きな落とし穴がある。 ウエイトトレーニングをすると、体の表面に近い筋肉の強化につながる。 これによって、スピードは一気に上がってくる。 これは大きなメリットだと

        • 高校生のトレーニングについて

          高校生のトレーニングともなると、だいぶ専門的な要素が必要になってくる。 低年齢から育ってきた環境も大きく左右するので、しっかりと中身を見ていく必要があると思う。 心肺機能は成長期真っ只中。 この年代は、スピード持久力トレーニングがピークになってくる年代。 上半身が大きくなっていくタイミングなので、大きな身体をしっかりと足元から押せるキックが必要になる。 スプリント能力の優劣は、キックが大きく関与しているからである。 (泳速とプルの関与率で触れていたように、毎秒1.8m以上の

          中学生のトレーニングその①

          男女ともに神経系の発達もピークを迎え、体組織の成長段階も心肺機能・循環器系統の成長過程に入ってき始めるのがこの頃。 女の子は男の子に比べ、やや成長が早い傾向にあるので、小学校高学年からこの考え方が必要かもしれない。 だがやはりそれぞれに違いがあるので、しっかりと観察が必要であろう。 この段階になると、上半身の成長や筋肉が大きくなり始める時期でもあるので、少しづつ乳酸との付き合い方を学んでいかなければならないと思う。 強度の高い練習をし始めると、全然平気な子供もいるし、め

          ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

          前回に続き、ジュニア期でも小学校高学年になってきた時に意識してほしいトレーニング方法について、整理してみたいと思う。 参考に、読んでみてね! 前回の記事で述べた内容を再度確認してもらって今日の記事を読むとめっちゃ理解しやすいよ! 小学校高学年になると、少し大人への成長がはじまってくる。 キックの下地はまだまだ継続中 理由は、泳速が 毎秒1.8m を超えるスピードが出ないとプルの関与率が増えないというデータが指し示すように、この年代の主たる推進力がキックであるという、

          ジュニア期後期でのトレーニングで意識してほしいこと

          ジュニア期の競泳選手に必要なこと

          12月に入り、自ら保有している、競泳コーチ4資格の 毎年の義務研修をオンラインで絶賛受講中。 今年のオンライン研修はめっちゃグイグイ入り込んで視聴してしまった。 なぜなら、自分が競泳のコーチをしていて、一番勉強したし、今でもそれを意識してトレーニングを考えているからだ! それをしっかりと考えていくと、競泳選手に必要なことがすごく明確に👍 今日は、”ジュニア期に必要なこと”をテーマに書いてみようと思う その中でも、 小学生中学年(10歳以下まで)をテーマに掘り下げようと

          8歳との練習で感じてるコーチ像

          先日、選手育成コースのお子様と練習をした。 体操は、カエルになってジャンプしたり、ワニ歩きをしたり、遊びの中に体操を組み込んで、すごく楽しそうに遊んでた プールの中に入ると、ちゃんと練習したけど内容はほぼキック! こんな風景は、ごく自然な光景だったが、今はすごく珍しくなってきた。 昨今のスイミングでは、ほとんど人員不足の影響で、ベテランコーチが小さな選手を育てるノウハウがあるのだが、ゆっくり後輩コーチに指導してあげる時間がない...。 だからキックをしっかりと教えるノ

          飛び込みのスタンス

          飛び込みのパフォーマンスですごく重要な足の幅について説明しようと思う。 僕の結論は、腰幅を意識する!これに尽きる。 ジャンプ動作から着地した際、足首・膝・股関節の3関節を使って着地をすると音も立てずに着地できる。 要するに、落下する圧を3関節で吸収し着地をしているということになる。 その時のスタンスは絶対に足を閉じてはないはず! 適度に足幅を広げて、着地を行う。 その時のスタンスはスキーで言うところの ニュートラルポジション。 それは何を意味するかというと、 『次の動作

          15mの底力

          僕が競泳のコーチをしていてすごく大切にしていること! それは、『15mの底力』 これは何かというと、『スタート後15mの速さとターン後15mの速さ』 仮に50mを30秒で泳ぐ選手同士の泳ぎをきちんと分析。 まず、ラップタイムをきちんととってみる。 50m長水路なら 15m/10m/10m/10m/5m でラップタイムを計測 50m短水路なら 15m/10m/15m/10m でラップタイムを計測 ここで見えてくるものは何か?というと 15mの通過タイムは、 ・スタート

          バタフライキックの進め方

          今日も和歌山県の秋葉山県民水泳場でのレッスンでした。 僕が水泳指導で、とても大切にしていることは、身体の動作をいかに正確にこなせるか🏊‍♂️ その中でも、体幹からの動作というものに特化していつも指導している。 なぜかというと、人間の胸部には骨が多く存在し、構造上すごく頑丈にできている。 同じく、骨盤周辺の股関節周辺も骨盤という大きな骨が存在し、こちらも頑丈にできている。 だがしかし、腹部を見ると背骨はあるものの、構造上顕著に不安定な部分。 ここの安定性がないと、水中のよ

          それぞれの進化

          10月31日(火)僕はいつものようにプールのレッスンに出向いていた! 今日は感動するような受講者の進歩が見れた1日だった👍🏆 マスターズスイマー進化中今年の5月頃から、マスターズ日本記録を狙いたいと目標にしている選手の方と マンツーマンでのプライベートレッスンを月8回ペースで継続中! 元々選手で泳いでいたとはいえ、初回にレッスンで泳ぎを見ていくと、 細かなところで修正した方が良いところが…。 ゆっくりと現状を確認し、泳いでいるときの姿勢・飛び込みやターンのときの姿勢

          🎖️世界のメダル🎖️

          先週閉幕した、福岡での世界マスターズ水泳大会で、僕がプライベートレッスンで指導している受講者の方がメダルを獲得したよ🎖️ しかも3つも🥈🥈🥉 その方は元々長距離の自由形の選手だったけども、結婚・子育てを経て、役20年振りにマスターズの舞台で復帰✌️ それだけでもすごいのに、マスターズの日本新記録が出したいとの意向で、今年の3月あたりからプライベートレッスンを開始! 初めの僕の印象は、確かに速く泳ぐことはできる👍 でもどこかに脆さを感じる泳ぎをしている印象。 毎週火曜

          飛び込みの目線で入水スピードが決まる

          飛び込みの練習って十分できてますか? 入水するまでの目線飛び込みをする時の入水角度約30°が理想とされている。 スタート台から足離れした時の目線がどこを見てるかで、入水角が大きく変化してしまう。 ・足元の方を見てると、身体が『くの字』に曲がりやすく入水角が付きやすい (※即ち、30°以上の入水角になりやすい) ・前を見過ぎると、身体は反った状態になり、いわゆる腹打ち状態に近づいていく 理想の姿勢ここで足離れをした瞬間、どの姿勢が一番良いかと言うと結論は、 『ストリーム

          なかなか可愛い相棒です👍

          今日は、月8回の練習を定期的にプライベートレッスンを受講してくださっている方に、僕から新たな手作りのプレゼント🎁 負荷トレーニングに最適なスポンジ めっちゃ優秀なスポンジを相棒に強化をしていきます。 僕の主観的な使用感でお話すると 僕たちが泳いでいた30年前から、負荷トレーニングは存在していた。 当時は、服を着たり、ドラッグスーツや釣り用の小さなバケツを牽引するパターンでの負荷トレーニング しかし今は、ホームセンターのもので代用できる、いいものが指導者自ら制作できる

          初めてのクロール😭😭😭😭

          僕は学生時代から水泳のコーチをアルバイトで初めてから、もう26年になる。 途中、スキー指導とかもしてたけど、これだけ続けてきたのは、やっぱり『できないをできるにする仕事って嬉しいなぁ』って単純に思うから👍 ・泣いて泣いてプールが嫌だった赤ちゃんが、笑ってお水遊びができた時 ・怖くて潜れなかった子供が、潜って上がって来れた時 ・本人はめっちゃ一生懸命にバタ足してるけど、全く進まなくて泣いていた子供が、25mバタ足で泳ぎ切った時 こうやって、挙げていくとその人それぞれにスト