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職場環境改善提案は大成功!…するわけねぇ

以前の記事の続きになります。

改善策を上長主体で考え(うちは課長)、改善していこう、よりよい職場にしていこう!そういうものです。

そしてうちの課は、派遣の私の提案により【会議時間をもっと短く】そういう取り組みとなりました。

サステナビリティというなんかよくわからない言葉で、雰囲気やってますみたいな事をやるわけです。

そもそもここの会議は、13時15分から始まり17時までかかります。

交通事故等、今月はどんなものがあったかを確認し、皆で気を付けていこう!と注意喚起の時間に45分。
そのあと課の月例会議が14時から16時過ぎ頃まで。
最後に部長が部会で聞いたことを発表するのに1時間程度。

言いたいことはたくさんあるのですが、とりあえず、1回目のチャレンジは失敗でした。それは前の記事にも書いていたと思います。

そして2回目の3月。

結論
【30分短くなりました】

ほんとくだらないです。

よもやこの結果でチャレンジ成功しましたとか報告するんじゃないだろうなと煮えているのですが、たぶん報告していますね。

これ、成功したかどうかは課員が決めるというシステムでないと意味がないと思うんですね。

30分短くできました、成功しました。
じゃないんですよね。

で、いったい何が問題なのか
私なりの見解も置いておきます。

事故についての会議 45分


まず、これすでに長いんですね。なぜ長いのか。

おそらく、進行方法に原因があります。

まず会議が始まると、
いくつもある案件を【全部】ひとつづつ【全員で】見ていくのです。

《どんなものがあるのか具体例》
・高速道路走行中の飛石による車体キズ
・出勤途中階段で転んだ
・駐車場から車を出す時に柱にぶつけた
・重い機材を運ぶ時にぎっくり腰になった

すべてを全員で見て、
〘今回はどの案件について話し合いますか?〙と、議題をその場で決めて、何が原因だったのか、どうすれば防げたのかについて話し合います。

私の感想
事前に決めておけばよくない?

メールというツールがあります。
案件はデータで見られます。
会議前に全員で目を通してどれにするか決めておけばよくないですか。
全部を紹介する必要がどこにあるんでしょうか。
これ、慣例でこうされてるようなんですが、誰も異常と思わないんですよね。
それが異常です。

通常の課の会議 2時間〜2.5時間

まあこれも長いです。
各エリアの担当営業が今月の見通しやら、マイナスになった要因やらを1人ずつ述べていきます。
マイナスになった要因は営業としては必要ということなので、それはわかります。
しかし、数字報告、
なぜいるのですかね。
書いてますよね?という話。
しかも棒グラフや折れ線グラフではなく、表に数字だけあってそれを見てるんですね。
昨年との増減とか。
たぶんグラフにするのが面倒だからなんだと思いますが。

で、よくわからないのが、今月未処理案件どうなってますか?はいいんですが、来月分で何かありますか?の時『アポ取って訪問してきます』by名古屋
みたいなの、わざわざ発言されるんですが、発言としているんかな?と思っています。

皆で眺める表の横の備考欄に、その発言聞いて課長が『訪問予定』と入力するんです。

それは
担当者に
先に
やらせとけ

と、思うんですが。

そういうことばっかりをうだうだやってる訳です。
そりゃ時間かかるわ…。という話なんですよね。
そう言えばあれってどうだっけ?と前はこうだったよねとか、ほん今必要なのかなその話というのが合間に入ってきたり。
数字報告なら、数字報告だけに絞ってから、どうしても必要ならその件で掘り下げられないのかなと。
会議というより雑談のようになるため、議事録も取りづらいんですね。
話があっち飛びこっち飛び。

・会議の為の資料をしっかり準備する
・レジュメを準備する
・要点のみを発言する
・書いてる事をいちいち読み上げない

徹底すれば1時間以内に収まると思います。

部長会の報告 1時間

部会資料が映し出され、書いてる事を順番に読んでゆかれる。

1番いらない

資料送るから見ておいてくれ、では見てくれないからというのは、能力がかなり…という事になりませんか。
どうしても伝える必要があるなら、この課に必要な部分のみをピックして伝えたらいいのではないかと思うのです。

本当に、無駄だらけの会議を、何十年とやってきたのだなぁという感想です。


前回の会議前にはレジュメが配布されましたが、今回は早速ありませんでした。
ただ、今回は議題だ大変少なかったので30分短縮できたのです。
それでもたった30分。
これを成功しましたとして報告しているのでしょうが、それを決めるのが上長であったら意味がない。

そしてこの環境改善提案は、根幹がそこではないのです。
会議の時間を短縮させるのであれば、何が長くさせてる要因なのか、平均はどれくらいなのか、よそと比べてどうなのか、

それをそもそも
考えるほど
ちゃんとやろうとする気があるのか

ここなのだと私は思っています。
取り組む姿勢なのです。

その意味においては
失敗でしかありません。

そもそも変えようとか、変わろうとかを考えていないのだから。

なので私はもう何も言いません。

思う所があってもこうやって潰れていき、やる気を失い向上力がなくなり、責任を取らなくなっていく。
これが日本の会社なのだなぁと、つくづく嘆かわしく思う次第です。

皆さんの職場はいかがですか。

SSは© SQUARE ENIX(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆

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