ラス・パルマス vs ラージョ
はじめに
最近、定期的に不定期でやってくる“試合観れない期”(観てられない期)に突入していました。そこからの脱出を図るべく、レビューを書くことを自分に課して無理矢理試合を観ようではないか、というわけです。
基本、試合映像は見返したりせずに1回フルで観て(もはや観ながら)すぐに書く適当レビュースタイルでいきます。いい加減が良い加減。
参ります。
スタメン
ラス・パルマスは今季すでに何試合か観たことあり。注目は左CBのミカ・マルモル。爆速コンドゥクシオンを装備している世界一運べるセンバ。カバはベンチ。
ラージョはたぶん今季お初。ベンチにファルカオおるんだいぶイカつい。
システムざっくり
ラス・パルマスのボール保持は433をベースにSBが2-8もしくは2-7移動、WGはそれに呼応。IHは継続色強め。最終的に235や226みたいな感じになる。
非保持は433でノリで守る。4321みたいになることも。
ラージョの保持は4231ベースで2ボラの片方がアンカー気味に移動して433ぽく。割とオーソドックスな印象。ワントップがどれだけ刺さるか。
非保持は4411。
保持vs陣地挽回
前半ボールを握ったのはラス・パルマス。
フリーな選手から前進するのが上手い。ラージョが1トップでプレスに来たらGK経由でやり直しながらCBが運ぶ。2トップできたらフリーなアンカーに3人目でそこからライン間に縦パス。てな感じでちゃんと前進できてた。
ファイナルサードではポケット攻略が効果的であった。スカウティングでも言われてたんやろなと思えるぐらいの再現性。ラージョの右SB-右CB間が割れる割れる。
そんなこんなでラス・パルマスがPKを獲得するもムニルのキックをラージョGKディミトリナンチャラが見事な読みでストップ。
押し込まれるラージョはR.D.T.(ラウール・デ・トマス)が収めて陣地挽回。サイドを変えて揺さぶりながらクロスから何度かチャンスを作るも無得点。
スコアレスで前半終了。
やや荒れ気味。
Mika Mármol
後半観てても特に思いつかなかったので、マルモルについて語ります。
正直ラス・パルマスでプレーするマルモルは全然面白くないんですわ。昨季アンドラで見せてたプレーの方が今の100倍おもろかった。
理由としては、運ぶシーンが少ないから。
これに尽きます。
マルモルが爆速コンドゥクシオンを発動するパターンは大きく分けて2つ。
①足裏でボールを踏んで相手を止めてから
②右サイドからのサイドチェンジを前進のサポートで引き出してから
特に②(上記リンク)の時の破壊力は半端ないんですが、ラス・パルマスでは①②どちらも現象として起きないので運ぶ機会が少なくなっています。
それでもしっかりビルドアップで貢献してるあたり流石ではあります。
ということで、マルモルにはさっさと出世していただいてゴリゴリ運べる戦術のもとプレーして欲しいなと思います。
恐らくデゼルビのサッカーには世界一合います。
ダンクの隣はマルモルで決まりです。
デゼルビがラリーガに来るかマルモルがプレミアに上陸するか。
ちなみに試合はアディショナルにラージョがPKを決めて1-0で終了。PK献上のきっかけは何気ない浮き玉の処理。神は細部に宿るとはよく言ったもんで。
おわりに
ちゃんとしたレビュワーなら、“なぜラス・パルマスはボールを支配しながらも得点できなかったのか?”とかを分析するんやろうけどそんなんだるいからせん。
途中から出てきたラス・パルマスのNo.10モレイラへの歓声が凄くてサポーターから愛されてるんやなーと。実際プレーも上手かった。
やたらと試合が荒れ出したのは完全にレフェリーのせい。なんかもう雰囲気が良くなかった。審判ってむずい。
なんかようわからんレビューになりましたとさ。
文体どうしようか迷走中。
次はジローナ。
2023/10/22
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