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1978年 11月22日うまれ

それはわたしより2ヶ月と2日遅れでうまれた
ぶりっ子の幼なじみ。

幼なじみがどういう定義なのかはわからない
けれど
そんなに近所で育ったでもなく
それは幼い頃の、ましてや田舎の広大な土地に
広さと遠さを果てしなく思うだけで

都会に出て来て早20年を過ごしたいまは
1キロや2キロの距離はご近所さん。

だから幼なじみ。
4歳から一緒だったんだもんなー。
あのぶりっ子と。

保育園、一緒
小学校は別
中学校、一緒
高校、大学も別
実家は近所。

とっても優しい彼女はすごいぶりっ子(しつこい)
顔はまぁまぁかわいい。そして小柄。
私にないものを全て携えて生まれてきた。
なんで友達なのかよくわからん。
キャピキャピしているから
「キャピ」と呼ばれている。
もう40も越えてるんだよ、と言いたい。

なんで友達なんだろ。異次元の人みたいなのに
悪事を企むときの顔はわたしより立派になる。
人のことを何より大切にする。キャピっと。

お誕生日には当時流行ったL.Lbeanのトートを
おそろいで買って送ってくれた。
大好きな甲子園のDVDと共に
テレビのないわたしの東京の家に。
そのDVDをわたしは
キャピの家から程近い実家に持って帰って
観たんだよ、東京に送ってくれたけど笑。

そんなキャピは歳下のダンナを見つけて
東京から遅くに帰るわたしを
もう電車が最寄りまでいかないときは
ダンナに運転させて迎えてくれる。
ウチの母は暗くなると運転したがらないから。
わたしがさせたがらないから。

感染症がひろがる東京にいるわたしに
「はやく遊ぼー」とメールをくれる。
そろそろあそべるかな。

40年近くも付き合いがあると
そろそろ思い出もなくなってきて
あ、書けるような思い出が笑。
LINEで話すことも連ドラくらいかな
私たち立派なおばちゃんになったもんだよね、と
ぶりっ子も歳をとるんだと痛感。

あー読まれるのが恐ろしい、と思いつつ
ひとついうと、彼女はぶりっ子
そして、とっても優しい。
人の悪いこといわないところを
残りの40年、折り返しでは見習いたいなと
おもったいい夫婦の日の朝。

お誕生日おめでとう♡

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