■正月からの炎上

正月に放送された番組から炎上騒動となっていたが、ここに置いて誰が悪いのだろうか？

番組で食べもしないで酷評したシェフが炎上するのは、今の時代想定の範囲内だろう。だが、名前が似た無関係な人物に対しては、誤認とは言えその矛先が向くことは許してはいけない。

しかし、そもそもが感情を扇動を煽るような番組作りしたテレビ放送自体も悪いのではないか。昔なら、見ている側の不快だけで済んだが、今はネットというテレビにも上回るツールを個人で持つ時代。先も語ったが、この内容では炎上は今の時代、必定である。

また、この問題はそれだけではない。そもそもが台本ありきでランキングを企業側が作っていた可能性も考えられる。そうでもなければ、酷評を企業側も認めるだろうか。
それによって、その商品が売れなくなる可能性は十分に考えられる。

実際、フランチャイズであろう店側の対応はこのようなモノ。番組での正式なPOPの横に手書きPOP。
この写真を見ると番組に対する反感に感じるかも知れないが、実際は逆だろう。正式なPOPがある事自体、あの番組は宣伝目的であり、それを理解している各店が反発している感が見て取れる。
大体、このPOPと一緒にマニュアルも添えられていただろう。

そもそも、番組自体が批判を辞めてくださいと行っているのに当の本人というか会社がやっているのだから、台本ありきのプロレスと予想できる。

だから、炎上とはいえ企業、店側は痛くは無いといえる。また、酷評したシェフにしても、そのリスクは想定されていたのかも知れない。

ただ、誤認されたシェフだけが煽りを受けただけなのかも知れない。

■同じく正月を騒がした件

さて、この件を踏まえて、ここ数週間多くの人に読まれている記事について考えてみたい。

この記事が読まれている発端は夢月ロアのTweetからであるのは予想される。そして、この件も大晦日から正月まで騒がしていた。

さて、先のツナマヨの炎上騒動と見比べて、この件は誰が悪いのか？

確かにデマは悪いと言えよう。しかし、ツナマヨでは番組からの表だった言及も特にない。そして、飛び火した炎上は番組の外の話。誤認されたシェフに関してはある意味では番組とは関係が無いと言い切れる話である。

これは誤認して拡散した人が悪いのであるから。

また、これに似た話ではテラスハウス木村花氏に対する件、あおり運転殴打事件でも誤認が拡散された件でも、誰か一人による責任問題ではない。
そもそも、デマの拡散（リツイート）も犯罪になると言われている。

夢月ロアの件にしても登場人物は何十といる。そして、この事を言及しているのは私も含め多く存在している。この件に関しては、何からの言及をした人は裁判の対象となる。

再度言うが、私も該当する。そして、言及した人も同様だ。

そこを意識しているのかしてないのか、デマ元を責める人も多い。昨今の炎上の件を踏まえてもデマ元だけを責めるのは認識として間違っている。

今一度、そこを踏まえて、この件に関しては静観する必要があると思う。