ツカモト シュン

サブカルコラムニスト、作家等のマルチクリエイター。20年近くネットを見続け、HNタング…

ツカモト シュン

サブカルコラムニスト、作家等のマルチクリエイター。20年近くネットを見続け、HNタングでも勝手気ままにサブカルチャーを軸としたコラムを書いてきた。「重機兵少女」シリーズの著書がある。

マガジン

  • ツカモト シュンのサブカル一人語り

    ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。

  • サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)

    ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 漫画、ライトノベルなどをまとめたマガジン。

  • 収益化時代の作家戦略とは

    書籍化等の商業ベースに依存せず、自身のコンテンツでも収益化(マネタイズ)によって生計を立てられる作家戦略に参考となる記事を集めたマガジン

  • サブカル一人語り( バーチャルYouTuber編)

    ツカモト シュンが勝手気ままに一人で語るコラム、雑記。 基本一つの作品をテキストにして、サブカルチャーに関して語っていくスタイル。 バーチャルYouTuberに関してまとめたマガジン。

  • ツカモトシュンの創作小説

    ツカモト シュンが執筆した創作物など

最近の記事

タイトルに「変態」でなく、「HENTAI」とつける作品~リスクワード管理とは

■リスクワード管理が求められる時代つい先日も、特定のプラットフォームではクレジットカード対策として作品名の表現に対して言い換えを求めることがあり、その「ひよこババア」というワードから違った方面でも話題になっていた。  ただ、違った方面で話題になっていても、本質的な問題は言葉狩りという問題は理解した上での話題性でもあった。ただ、この本質というのは、海外ではそういった犯罪を絶対に許さない流れがある。 参考動画(38:36 サンクションの話) これは日本では理解しずらい部分

    • 『攻略対象キャラが全員HENTAIな乙女ゲームに転生したのでもうダメです。』 さすがに昨今の状況でタイトルに「HENTAI」を入れるのはリスクが多すぎる。そうでなくとも、「HENTAI」は成人向けのアニメや漫画などを意味する英語なのに。別に「変態」ならまだ許されるだろうに。

      • 非ライセンス商品を紹介する、ネットニュースたち

        ファミ通.comにて、以下のような記事を投稿されていた。 この記事は『エルデンリング』の暗月の大剣のレプリカを紹介するものですが、記事の結末で「本商品は非ライセンスと思われる。」と記されています。 なお、フロム・ソフトウェアは現在、KADOKAWAの連結子会社。ファミ通にしても以前よりKADOKAWAグループである。 このように記事がまとめられていては、KADOKAWAは『エルデンリング』の非ライセンス商品は勝手に作っていいと認めていると捉えられても文句は言えない。

        • 最近、一般人と界隈の常識のギャップで事件にまで発展している件が多すぎる。 ただ、それらは安易に扱う出来るないだけに自分の中で考えるだけに留めてしまっている。

        タイトルに「変態」でなく、「HENTAI」とつける作品~リスクワード管理とは

        • 『攻略対象キャラが全員HENTAIな乙女ゲームに転生したのでもうダメです。』 さすがに昨今の状況でタイトルに「HENTAI」を入れるのはリスクが多すぎる。そうでなくとも、「HENTAI」は成人向けのアニメや漫画などを意味する英語なのに。別に「変態」ならまだ許されるだろうに。

        • 非ライセンス商品を紹介する、ネットニュースたち

        • 最近、一般人と界隈の常識のギャップで事件にまで発展している件が多すぎる。 ただ、それらは安易に扱う出来るないだけに自分の中で考えるだけに留めてしまっている。

        マガジン

        • サブカル一人語り( 漫画、ラノベ編)
          68本
        • ツカモト シュンのサブカル一人語り
          143本
        • 収益化時代の作家戦略とは
          80本
        • サブカル一人語り( バーチャルYouTuber編)
          33本
        • ツカモトシュンの創作小説
          10本
        • Re.空想恋愛論説
          5本

        記事

          『搾精病棟 全年齢版』打ち切りから見えるモノ ~同人誌を取り込む戦略とその失敗

          『搾精病棟 全年齢版』が終わってしまったが、最終巻の帯でもあるように打ち切りという認識で問題はないようだ。実際、てこ入れで新展開が始まろうとしていた中で唐突な終わりであった。 だが、裏表紙側の帯にもあるように、この「搾精病棟」シリーズは今も継続して展開している。 「搾精病棟」シリーズは成年向けコンテンツではある。しかし、別出版社の漫画作品『淫獄団地』は成年向けでなく「搾精病棟」シリーズともリンクして、今なお人気作で連載を継続している(ただ、謎の人気ぶりではあるが)。 例

          『搾精病棟 全年齢版』打ち切りから見えるモノ ~同人誌を取り込む戦略とその失敗

          『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』にて、「こみっくパーティー」をオマージュしたビジュアルが公開されたようです。 やっぱり、何も分かっていなかったことを示された画像だけに、怒りよりも落胆が先に来てしまった。

          『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』にて、「こみっくパーティー」をオマージュしたビジュアルが公開されたようです。 やっぱり、何も分かっていなかったことを示された画像だけに、怒りよりも落胆が先に来てしまった。

          異世界系WEB小説のコミカライズが末期であることが、様々な出来事から視認できるようになってきたな。 結局、出版社も外部から採用した編集に任せて企画していたことは求人サイトでも確認でき、全員で無いにしろやらかしもSNSで公表されている。これこそ末期と言わずして何と言う。

          異世界系WEB小説のコミカライズが末期であることが、様々な出来事から視認できるようになってきたな。 結局、出版社も外部から採用した編集に任せて企画していたことは求人サイトでも確認でき、全員で無いにしろやらかしもSNSで公表されている。これこそ末期と言わずして何と言う。

          悪役令嬢モノ、18禁ゲームと語りながらありえない舞台となった作品達の謎? ~そうなった理由とは

          ここ数年、悪役令嬢モノのアニメが多いが、その原型であるはずのゲームでの悪役令嬢モノはそうそう聞くことはない。 個人的には今後出てくるタイトルに気になるモノはあるが、ジャンルとしての悪役令嬢モノとは少し違ってはいるようだが。 さて、アニメ化されるほどの人気ジャンル、悪役令嬢モノではあるが、多くでその舞台となる悪役令嬢が出てくるゲームがほとんど無いという歪さ。 これは悪役令嬢が女性モノだから男性である私が知らないだけというのも考えられる。それゆえ、web小説では18禁ゲームを

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          「このライトノベルがすごい!2024」から見える、ラノベ多様性の欠如とは

          私のnote投稿で例年の定番の「このライトノベルがすごい!」ではありますが、いつの間にか結果が出てきたので、その話題を。 そもそも、今年はTwitter現Xで動向が見てなかったというか、私自身がラノベ関係をXで注視してなかったのでTLで見かけることは少なかった。実際、結果に至っても見る機会もなかった。 一応はラノベレーベルはフォローはしているのですが。Xになっての影響でしょうか。 しかし、ランキングの結果を見る限りはそれも納得である。 ちなみにランキングに関してはゲーマー

          「このライトノベルがすごい!2024」から見える、ラノベ多様性の欠如とは

          オーバーラップ文庫の件、もっと大事になるかと思ったが同様な被害に遭った作家達が大喜利化していて笑った。 作家達はインボイス反対といいながら、その問題例といえる事態には大喜利化して騒ぐ。それこそ、声を上げないと駄目だろう。被害者である作家達も編集に加担して同罪、加害者になっていた。

          オーバーラップ文庫の件、もっと大事になるかと思ったが同様な被害に遭った作家達が大喜利化していて笑った。 作家達はインボイス反対といいながら、その問題例といえる事態には大喜利化して騒ぐ。それこそ、声を上げないと駄目だろう。被害者である作家達も編集に加担して同罪、加害者になっていた。

          アニメ『薬屋のひとりごと』の世界観から見る、一般となろう界隈の乖離

          『薬屋のひとりごと』のアニメ化によって、その世界観が一部にとって問題というのか話題になっている。 話題になっている中華風なのに文字がひらがなが出てきたり、中国か韓国か、何がベースなのかといった世界観の矛盾というか突っ込みである。 ただ、これは問題でもなんでもなく、なろうを知る者にとってはテンプレートで作られた世界観、そして、設定の中身の無さは常識的に分かっていることだろう。 そう、ナーロッパと揶揄される概念である。 それだけに『薬屋のひとりごと』でひらがなが出てこようが

          アニメ『薬屋のひとりごと』の世界観から見る、一般となろう界隈の乖離

          『このライトノベルがすごい!2024』参考作品リストを見ていると、早川書房は1作のみ参考に載っていた。 ライトノベルの定義は投票者に委ねられているとはいえ、「裏世界ピクニック」も今年新刊でている中では、これでは編集サイド(宝島社、早川書房双方)の思惑を感じる。今年も荒れそうだ。

          『このライトノベルがすごい!2024』参考作品リストを見ていると、早川書房は1作のみ参考に載っていた。 ライトノベルの定義は投票者に委ねられているとはいえ、「裏世界ピクニック」も今年新刊でている中では、これでは編集サイド(宝島社、早川書房双方)の思惑を感じる。今年も荒れそうだ。

          『千歳くんはラムネ瓶のなか』の福井市コラボから気になって、福井市の予算案を調べてみました。こういう機会でもない限り、市の予算なんて調べることはなかったと思うので、これはこれで良い機会だったと思います。

          『千歳くんはラムネ瓶のなか』の福井市コラボから気になって、福井市の予算案を調べてみました。こういう機会でもない限り、市の予算なんて調べることはなかったと思うので、これはこれで良い機会だったと思います。

          「ブランド化されてないブランド力で商品展開」するライトノベル ~ゲーム雑誌の歴史から見える、今後の展開とは

          ■「ブランド化されてないブランド力で商品展開」する 『千歳くんはラムネ瓶のなか』の福井市コラボに関して、完成度の低さから突っ込み所満載だった。 何が一番変かというと、クリアファイルのこちらである。 目線、スマホの位置など構図を見ても変だが、一番変というよりも異質なのはブレザーを着ていること。 そう背景は花火と夏に対して、キャラクターはブレザーだけに冬服と季節が合っていない。それだけにジオラマアクリルスタンドも同様の問題を秘めている。“夏を感じさせるグッズの数々”と謳

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          ライトノベルのタイトルに「催眠」を入れる!? ~案の定、発売前から問題に

          ご存じの方は知っている話だが、ここ数年、インターネットで特定のワードが伏せ字にされることがある。それが「催眠」「痴漢」「泥酔」といったワードである。 これらはAV、エロ関係に紐付けられることから伏せ字にされる流れがある。 もちろん、これよりも強い性描写を示すワードはこれ以前より避ける傾向があった。 センシティブな言葉に対して、昨今は「自主規制」からの危険回避が測られているのが現状である。特にクレジットカード会社は、成人向けコンテンツに対して強い態度を取っているからだ。 ま

          ライトノベルのタイトルに「催眠」を入れる!? ~案の定、発売前から問題に

          アニメ「異世界ワンターンキル姉さん」12話の背景に異変!統一感のなさが!

          今回は視聴したアニメの話です。(タイトル画像、タイトル名はAIによるものです) 「異世界ワンターンキル姉さん」。この作品に関しては、原作時点で様々な面からも問題、批判があり、これらまで含めて語るのは膨大になる為、今回はアニメ第12話を軸に話していきたい。 漫画原作(原作に関しても、ややこしい部分があるのだが)はほぼ未読である私だが、第12話にはアニメオリジナルキャラが登場することから、このエピソード自体アニメオリジナル展開なのだろう。 そんなアニオリ展開の12話だが、背

          アニメ「異世界ワンターンキル姉さん」12話の背景に異変!統一感のなさが!