見出し画像

勤労の割に地味

まったくもって、自分の勤労に感謝してあげたい1日だった。


辻仁成という人のことは、作家で『冷静と情熱のあいだ』を読んだことがあるというくらいしか知らない。あと、中山美穂と結婚して離婚したということくらいかな。顔も知らなかった。

フランスで16歳の息子と二人暮らしをしてることや、音楽活動をしていることや、還暦を過ぎてるということも知らなかった。何も知らなかったので、先入観や思い込みなしに、友達がRTしたツイートでブログを知って最近読んでいる。


家事がイヤになって、ふて寝してたら、息子が晩御飯作ってくれたくだりなんて、涙なくして読めなかったよ。もう、何もかもイヤになる気持ちわかるーー。・・・・と、ほぼ主婦仲間みたいな気持ちで読んでることが多いんでよ。たとえば、これなんて。


家事は待ったなし、終わりはなく、祭日も日曜日もあんまり関係ない。
なぜなら、日曜日でもみんな腹は減るし、風呂にも入るし、動けば家は当然散らかるし、喉が渇けばコップも使うし、何より、生活は続く。
そのしわ寄せは世界中の主婦(主夫)へと押し寄せる。

滞仏日記「息子の夜食を作りながら、ぼくの中の母親心がさく裂する」より


一字一句共感する。

そんな祭日の今日。


岡山の叔父が畑で新鮮野菜をたくさん持ってきてくれたので、まず日持ちしない葉物をなんとかしなければ!

午後中キッチンにこもって、大量の高菜と大根葉と人参葉を洗い、茹でては炒め・・・って、文字にしたら1行にもならないけど、とれたて葉物野菜を洗って食べられるようにするのって


めっちゃ大変やねんで!!


合間に晩御飯の支度と、お弁当の下ごしらえもはさみつつ。
大量に出来上がって食べきれないので、冷凍用に小分けもし。

すごい時間かかった割には、同じような葉っぱの炒め物が3品・・じ・・・地味・・・・

画像1

高菜は唐辛子とゴマ、大根葉はショウガとちりめんじゃこ、人参葉はカシューナッツと炒め合わせて、味にも変化をつけるという涙ぐましい努力もしてるのに、見た目が地味で切ない。完全におばあちゃんの食卓や・・・


※今日の内容と関係ないタイトル画像は、夕暮れの波打ち際


最後までお読みいただいてありがとうございます!スキやフォローしていただけると、さらに嬉しいです!