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トークイベントを終えて、学生が想う事

芸工大や悠創の丘、そして上桜田地区の変遷に詳しい佐藤稔さん、舟越隆さん、木原正徳さんをゲストに迎え、3回に渡って開催してきた「芸工大の足元、根掘り葉掘りトーク」

すべてのお話を聞き終えた今、学生が何を考え、何を想うのか、トークイベント運営に参加した文芸学科と企画構想学科の学生の率直な感想を記します。

※トークイベントの回顧録をまだお読みになられていない方は、そちらからぜひご覧ください。

文芸学科 サンキュータツオゼミ

今回のトークイベントを通して、芸工大の歴史と悠創の丘から見える山形の景色が、山形の人に深く愛されているということが分かりました。農家の人たちが、先を見据えて区画整理を承諾したこと。昔、悠創の丘周辺が、ほとんどが田んぼだったこと。今じゃ想像がつかない風景ですが、このようにして、悠創の丘と芸工大が出来たことにより、アパートやお店が出来て周りが発展していたことが分かりました。これまでの出来事を踏まえた素敵な小説を作りたいです。(明日 日菜子)

今回のインタビューを聞いて、悠創の丘がもっと多くの人に愛されて欲しいと思いました。3回のトークショーを受けるたびにその想いは強くなりました。山形市を一望できる丘は、とても貴重な存在です。これから先も残していきたいです。デジタル社会ですが、自然を見ることでしか得られないパワーや感性があると思います。少しでも多くの方に、悠創の丘に行きたい!と思ってもらえるような物語を制作できるように頑張りたいです。
(猪又 瑠那)

自分の大学ってどうやって出来たのだろう。地域の人にどう思われていて、どのように願われていたのだろう。そんな当たり前のことを考えずにとぼとぼと急な坂を上り、学校に向かう私にとって、この企画は、とても知的好奇心が刺激され、この地域を歩く度にノスタルジーに浸れることが出来た。このノスタルジーをほかの芸工大生と共に感じさせることを私の目標としたい。(渡辺 稜人)

今回のトークイベントを聞いて、芸工大と悠創の丘がとても深い関係があり、切っても切り離せないものなのだと実感しました。悠創の丘と芸工大の歴史は、授業でもあまり聞かなかったことなのでトークイベントはとても貴重なものだったと思います。身近にあるものだからこそ見落としてしまいがちなことを、きちんと理解しようと思いました。実際に体験した方の話を聞くことにより、悠創の丘のことをもっと身近に感じられ、その魅力が多くの学生に伝わるような作品を書きたいと思いました。(遠藤 はづき)

悠創の丘、そして芸工大の深い関係を知ることができ、とても興味深かったです。そしてやはり様々な人が関わってこれらを作り上げてきたという話を聞いて、深く感動しました。今までのコトを芸工大生、そして山形県民や他の方々に知ってもらうことが大事だと思います。(斉藤 士文)

三回のトークイベントを通して何よりもはっきりと見えてきたのが、悠創の丘と芸工大の深い繋がりでした。皆さんの話を聞けば聞くほど、この二つの施設は共に変わりゆく上桜田の中心に居たのだと痛感したし、交流してきた過去を知ることでまた当時のような、皆さんが話してくださったような交流を興したいと考えるようになりました。私たちのこの活動が、再び手を取り合って学び合う関係のきっかけになれたらと思います。(小林 咲)

企画構想学科 田澤紘子ゼミ

お話を聞くまで悠創の丘と芸工大はたまたま近くにあるだけだと思っていましたが、兄弟のような切っても切れない関係だったとわかってとても驚きました。そんな関係なのに芸工大生が悠創の丘に行かないのはもったいないと尚の事思ったので、悠創の丘の魅力を伝える企画や、悠創の丘に足を運ぶきっかけとなる企画を催すことで悠創の丘がより上桜田の住民の皆さんと芸工大生にとっての憩いの場になるよう尽力していきたいと思いました。
(安達 美玖)

今回のトークショーを受けて、大学や悠創の丘の景観の見え方が変わりました。ゲストの方々の視点から語られた芸工大や悠創の丘のストーリーはとても興味深く、今ある景観は当たり前のことではないということを改めて感じました。芸工大・悠創の丘ができるまでに様々な想いがあったと思いますが、どの方もこの地を心から大切にしているということを強く感じました。全3回のトークショーを受けて、この地に根付く物語を多くの方に知ってもらえるよう、一層活動に励みたいと思いました。(加我 なつみ)

トークイベントを通じて、地域の人々や関係者の熱い想いが今に繋がっていることを知りました。そして、大学と悠創の丘がこの地域にとって不可欠な存在であることを実感し、悠創の丘の魅力をより多くの人に伝えたいという思いが強くなりました。
今回特に印象深かったのは、「大学と悠創の丘は切り分けるのではなく、全部が学びの場所である」という木原さんの言葉です。大学のすぐ近くにあるからこそ、芸工大生の皆さんにはぜひ学びの場としても積極的に利用してほしいなと思いました。(畠山 遥)

トークイベントを通し、私たちが通っている芸工大や身近にある悠創の丘がどう言った経緯で作られ、守られてきたのかを知ることが出来ました。普段何気なく通い、見ている景色ですが、たくさんの人と思いが集まって作り上げられてきたことを知ることによって芸工大と悠創の丘を以前よりさらに好きになりました。悠創の丘について多くの人にも知ってもらい、好きになって貰えるように、これからも活動していきたいと思います。(加藤 和花)

悠創の丘には何度か足を運んでいましたが、何も知らないままお散歩していたので、今回歴史について沢山知ることが出来て見方が変わりました。このトークイベントを経て昔も今も美しい丘だと知れて感動しました。また悠創の丘に行った時は今回のトークを思い出して景色を眺めたいです。また、色々な人に広めて魅力をより知って貰えるような活動をしていきたいです。(上川原 悠菜)

芸工大と悠創の丘についての歴史やの背景にある地域住民の思いに触れ、これらの場所が地域との深い結びつきを通じて成り立っていることを学びました。
今回のトークイベントでは、インターネットなどからは得られないような貴重な情報を知ることができ、非常に価値のある経験ができたと感じます。こうした実際の体験や関係者の思いからしか分からないような魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいです。(浅沼 芽吹)

最後に

3回にわたるトークショーを終えて、悠創の丘について、上桜田地区について、芸工大について、予想以上に私たちは知らないことが多かったという事実を思い知らされました。また、同時に今回知ったことをもっと沢山の人に知ってほしいという気持ちが生まれました。

今後は私たちが知った悠創の丘や芸工大についての物語を一人でも多くの人に知ってもらえるよう、自分たちが得意な手法で様々な方向からアプローチをしていきたいと思います。

直近では東北芸術工科大学の学園祭(通称芸工祭)で文芸学科の学生が執筆した、悠創の丘の物語をまとめた冊子が発売される予定なのでお楽しみに!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いいたしましょう!

(執筆:企画構想学科 安達)


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