(2) 「とほかみゑひため」   (とほかみえみため)

🌸内側から2番目の円
   
🌸２マスずつ空けて反時計回りで書きます。
(書いた順番をたどっていくと左回りの八つの角を持つ星型の八芒星になります)

🌸これは「三種の祓（みくさのはらい）」といって最高の祓い言葉とされている祝詞の一文です。悪いものを祓ってよせつけない、強力なパワーを持つ言葉といわれています。

🌸｢とほかみ」の意味

● とほかみ🟰遠くの神、ご先祖さま、
                    遠津御祖神(ﾄｵﾂﾐｵﾔﾉｶﾐ、先祖の神)                                                                                                              


きっとご先祖さま達も、今の私たちと同じように、笑ったり、泣いたり、時には自分の不甲斐なさに落ち込んだり、悩み葛藤し、どうしようもなくてしゃがみこんで動けない日もあっただろう…

でも、それでも小さな1歩を繰り返し、やがて前を向いて歩き出してくれたおかげで、今の私達がいる……

だから、前を向いて少しづつでも胸をはり、背すじを伸ばして前を向いて歩いて行こうと思った

たくさんの祈りと願いで作られた今を、
この時代を少しでも楽しんでいこうと思った。


｢どうか 幸あれ……」

と、里に残した妻や子供達の事を思い、戦場で亡くなったご先祖さまや、地震や災害、今の私では考えがおよばないくらいのたくさんの辛い出来事もあったかもしれない……

昔の時代では出来なかったこと、たとえば、
思いたてば、地球の裏側に行けることや、
遠く離れた大切な人に思いを伝えることも……

今の時代を楽しもう
昔は見れなかった、体験出来なかった感動を
私を通じてたくさんのご先祖さま達と一緒に
体験しようと思った……
きっとご先祖さま達も喜んでくれると思うから……

私の後ろには、目には見えないがたくさんのご先祖さま達が応援してくれている……

｢がんばれー‼️」

｢でも、あまり無理しちゃだめだよ、体が資本だからね💕」

｢無理しちゃだめだっていってるのに、すぐ無理しちゃうんだからっ」

｢応援してるからな〰️ 」
(  ･ᴗ･ )⸝⚐⚑
……  …… ……

なぁ〰️んて言葉がきっと飛びかってるんだろうな……😊


なぜわかるかって……
私もいつか 肉体からたましいが離れた時に
きっと同じ事をしていると思うから……


ふと、目をとじて 想像してみた……
私の後ろにいるたくさんのご先祖さま達を……

洋服を着ている人、着物を着ている人、畑仕事で着物のすそに土がついていて背中には赤ちゃんをせおっている女の人、ちょんまげ姿のご先祖さま等々……

そのご先祖さま達が、後ろから
｢がんばれー‼️」
って応援の声が飛びかっている姿を…………


ありがたさと、嬉しさで 目がうるうる🥹💖
してくる……

あらためて    ｢私は、ひとりじゃないっ 」
って 思った……

｢祈り」と、｢暖かい思い」の先端に
 私がいる……

急にお墓参りに行きたくなった……

でも、すぐには行けないので、手をあわせて
｢ありがとうございます❤️」
って、心の中でつぶやいた……




🌸「とほ（とお）」🟰｢10」の神という意味。

10の神とは、

◇天之御中主神（ｱﾒﾉﾐﾅｶﾇｼﾉｶﾐ）
◇高御産巣日神（ﾀｶﾐﾑｽﾋﾉｶﾐ）
◇神産巣日神（ｶﾐﾑｽﾋﾉｶﾐ）
◇宇摩志阿斯訶備比古遅神（ｳﾏｼｱｼｶﾋﾞﾋｺﾁﾞﾉｶﾐ）
◇天之常立神（ｱﾒﾉﾄｺﾀﾁﾉｶﾐ）
◇伊邪那岐神（ｲｻﾞﾅｷﾞﾉｶﾐ）
◇伊邪那美神（ｲｻﾞﾅﾐﾉｶﾐ）
◇天照大神（ｱﾏﾃﾗｽｵｵﾐｶﾐ）
◇素戔嗚神（ｽｻﾉｵﾉｶﾐ）
◇月読神（ﾂｸﾖﾐﾉｶﾐ）


🌸｢ゑひため(えみため)」の意味

えみため 🟰笑みため
感謝しているので微笑んでくださいという意味

(昔も今も、大切な人には  笑っていて欲しいんですね💕︎)

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「とほかみえみため」と続けることで、
「遠津御祖神、十神のすべての神さま、感謝しているので微笑んでください」という意味になります😊
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🌸天皇は、日々この言葉を40回唱えることで、天照大神に感謝と労いの気持ちを示されている。

🌸初音ミクちゃんも、 「とほかみゑひため」 と、唱えている動画がYouTubeにあります。

🌸｢亀卜（きぼく）」と呼ばれる占い時にも使われる。

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亀卜（きぼく）とは……
亀の甲羅を火であぶるまたは、亀甲そのものを忌火にくべて裂け目を出す時に、その亀甲の上か裏側に、マチガタといわれる縦横のスジの刻み目をいれます。
そのスジの部分に「ト・ホ・カミ・エミ・タメ」の名称がついています。
そして、「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の五つの線を焼いて占う。
その五つの線を焼いて、表にあらわれたひび割れの形で吉凶を判断します。
その亀甲を火にくべて亀裂がはいるまでのあいだ、「トホカミエミタメ」の呪言を百千辺も唱えつづけるとのことです。……諸説あり……


🌼現代でも ｢亀卜（きぼく）」をしている。

2019 年11月に行われた皇位継承に伴う大嘗祭で、天皇陛下は2つの地方で収穫された米を食べて国の安寧を祈られました。
この2つの地方を決める「斎田点定（さいでんてんてい）の儀」(儀式の詳細は不明)の中で、加工したカメの甲羅を火であぶってできた亀裂の形などから吉凶を占う「亀卜」により、生産地となる都道府県を決められた。栃木県と京都府に決まった。


　亀卜を行うのは、大正大礼以降は、掌典と呼ばれる祭祀に関わる宮内省の職員が行うことが『登極令』に規定され、戦後もこれを基本的に継承している（宮内省が宮内庁となり、掌典の位置づけも変化している）。かつては卜部と呼ばれる人々であり、伊豆・壱岐・対馬から、卜占の技術に長じた者が選ばれてその任についた（神祇令集解・延喜臨時祭式）。

🌼 ｢亀卜（きぼく）」の｢卜」ってナニ(・・)?？

音読み：ボク・ホク
訓読み：うらなう・うらない

象形。むかし、牛の骨、または亀(かめ)の腹甲を焼き、そこに現れるひび割れによって、しようとすることのよしあしに対する神意を予知しようとした。そのひび割れの形にかたどり、「うらなう」意を表す。



                                                   つづく……