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神戸のジャズ喫茶にて。

とりたてて何かがあったわけではない。

先日、知人に薦められて初めて訪れたジャズ喫茶jamjamのことについて、書こうと思った。

ジャズファンからは定評のあるお店のようで、神戸は元町の人通りの多い場所から一つ筋を入った雑居ビルの地下にそれはある。

地下のお店の看板はこんな感じ。そう、シフォンケーキが美味しかった。

店内では大音量でジャズが流れている。大音量は落ち着かないとか言われる人もいるが、音楽自体が心地よく体に響き、本当に落ち着く。

カウンター席はこんな感じですが、私はこの右奥に広々としたソファー席があり、そこに座りました。「会話厳禁」と書かれてあり、二人で来られている方も対面式の席はなく、横に並んで話す感じ。

こちらはトイレの壁面です。映画ポスターやチラシやジャズライブの案内が貼り巡らされている。

私の好きなファティ・アキンの「そして、私たちは愛に帰る」のポスターがあって嬉しくなる。

お店を出てから、あ、私の好きな曲が流れている!ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」でかかってた曲だけど、曲名わからない。どうしよ、お店に戻って聞こうかな。引き返してお店の人に「今かかっているこの曲何ですか?」と聞く。

レコードを差し出してくれ、写真撮っていいですよ、最後まで座って聴いて帰って下さいね、と言われる。カウンターに座らせてもらった。こんなに胸が高まって、ドキドキしながら、好きだなぁと思う曲に浸れる空間もそうない。キース・ジャレットのピアノも素晴らしいけど、ヤン・ガルバレクのサックスの音が好きだ。そう認識した午後のひとときでした。

お店は不定休みたいですけど、すごくオススメなので、神戸を訪れた際は是非行ってみてください!

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