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お久しぶりです

今日の午前、とっても久しぶりに
カットをしに行った。
息子がいた時
いつも行っていた場所。

1200円のカットやさん。

久しぶりに行った。
お互い名前は知らないけど

息子が不登校だった事
現在、専門学校へ行き寮に入っている事も覚えてくれていました。

「あれからどう?」
(今年の春にここへ来たのが最後だったので)

と、聞いてくれました。

「何も連絡ないんですよ」
と、言ったら

笑いながら

「そっか!楽しいんだね。合格点だよね。」

と、言ってくれました。
何をしても合格点
という意味。
この話をしているカットやさんの奥さんご自身は不登校経験者さんだからです。

とても有り難く、息子を陰ながらとても応援してくれていた方。
感謝しかありません。

カットが終わり
「いつもありがとうございます」
と、言って下さった。
私も
「ありがとうございます。」
とお伝えし
短くなった髪を触りながら
髪も心もスッキリ気分でお店をでました。



午後には
DAISOで買い物をしていたら
とても懐かしい方をお見かけ…

10年ぐらいお会いしていなかったと思う。
久しぶりで
お声をかける事を躊躇った。
結局、上手くタイミングが合わない事を理由に、お店を出て
車を発進してしまった。

「挨拶すれば良かった」
と、つぶやくと
運転していた旦那が
「戻ろうか」と言ってくれた
その声に背中を押されて

「うん。そうしたい」

と言った。
今度いつお会いできるかわからないから。
実は30年以上前、私がアルバイトをしていた所の社長さんでした。

その方は、まだ駐車場の車の中にいました。

良かった。
いてくれた‼️

私は、走って窓を
コンコン
とした。

「こんにちはHさん。お久しぶりです。突然ごめんなさい。
ご挨拶したくて。」

Hさんは女性の方。
私が若い頃、お世話になった方だった。
今思うと、なぜ挨拶を躊躇したのかわからない。

Hさんは
「あーー!つぶあんかぁ!
さっき、この人(私)見かけたよ!(笑)
つぶあんだったのかあ。」
と、覚えていてくれた。

「何か忘れ物でもしたのかい?」

と、私を見かけてから時間が経っていることに不思議に思ってくれた。

「Hさんにご挨拶がしたくて、戻って来ました」

と、とっさに言ったけど
答えになっていない…
それでも
「そっか。ありがとな。」
(男勝りの女性です)

みんな元気か?
今何をしてる?

(この方、とにかく
喋る方なんです)

と聞かれ、みんな元気である事。
子どもは不登校だったけど、今は進学している事。を伝えた。

そっか。
生きているだけで丸儲けだからな。
勉強なんかより、元気でいてくれたらそれでいいからな。言葉がけを大事にするんだよ。「はあ?」とか「えー?」とか使うんじゃないよ。

Hさん

と、教えてくれた。
強めの言葉で
命の大切さを私に伝えてくれたことに
とても感謝しかない。

そういえば
この方、昔から

上手くいくよ。
大丈夫。
どーにかなる。

を言ってたなぁ…。
若い頃は
大袈裟だなぁ…
なんて思っていたけど
この、ハキハキとしている彼女に
とてもお世話になっていた。
アルバイトだけど、仕事がてら色々な所に連れて行ってくれた。


そして

「これ、上手いから!」

と、手渡されたお菓子。

昔もそうだった。
常にお菓子を持ち歩ているHさん。

この、感じが懐かしい。

私は、彼女に感謝しかないのに
挨拶もしないで帰ろうとした自分が情けなかった。

私がアルバイトを辞めたのは
Hさんと一緒にいる事ができなくなったから。
彼女はいつもキラキラと未来を語っていて、話をしていて楽しかった。
私にも期待もしてくれていたのだと思う。
ただ
子どもが生まれ、思うように動けない自分に苦しくなってしまい、声をかけられるのもプレッシャーになってしまった。

彼女を見かけた時
その過去が一瞬過ぎった。

でも、あの時の事は
過去であって今ではない。

今の私は、できないものはできないと答える事ができる。

何も、怖い事はない。

当時のHさんも、会社を安定させる為に一生懸命働いていた。
ただ、それだけ。

Hさんと話せてホント良かった。

Hさんの
「つぶあん、ありがとな。」
に、泣きそうになった。
「こちらこそ話せて良かったです。ありがとうございました。」

彼女と別れました。


旦那の一言にとても救われました。


今日は、久しぶりの出会いに
心を動かされた日だったなぁ。

私は、たくさんの方に守られている。

そんな気がしました。

今日も素敵な出会いを
ありがとうございます。

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