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明日のナージャを観た (全50話)

2003年に放送された明日のナージャを観ました。

20世紀初頭ヨーロッパ。孤児院で育ち、みなしごだと信じていた主人公ナージャであったが、ある日「お母さんは生きているかも知れない」と告げられる。手がかりは形見のブローチと日記帳、そして母親が舞踏会で初めて着たというドレス・・・
旅芸人一座「ダンデライオン」の一員として世界各国を巡りながら、日記帳に記された母を知る人々を訪ねてゆく「明日=未来」を見つめる少女ナージャの恋と冒険・笑いと涙の物語

東映アニメーション「明日のナージャ」あらすじ より引用

https://www.toei-anim.co.jp/tv/nadja/frame_sakuhin.html


明日のナージャを各1話観終わったら感想を殴り書きしてたのですが今一度、見直して編集して良い感想だけピックアップしました。ここで書く内容も本編を観てる前提です。勢いで書きました。
「なげ~~」って言う人は最後のまとめ・終盤の感想 だけ読んでもらっても構いません。また、ネタバレをじゃんじゃんするのでこのままバックアップして明日のナージャ本編を観てもらったほうが良いかも。

いやもうナージャ本編を観てください!

って最終的に言うからもう始めに言いました。

1話


孤児院で暮らすナージャの元にトランクが届き、中に入ってるドレスと日記帳。それにより死んだと思ってた母が生きていると知る。
これだけでも日曜朝にやってたのが異常かと思うストーリー。一応おジャ魔女とプリキュアの間に放送されてたニチアサアニメ。
それならまだしも、元々持っていたブローチが謎の黒ずくめの二人組に狙われていてその2人は夜に孤児院に侵入しネックレスを奪おうとしたが些細なミスにより手元の灯り(懐中電灯ではなく、当時はろうそくに火をつけるランプ(灯りを見るもの。)を滑らせて孤児院に引火
二人組はコメディに描かれてるけどわざとではないにしろ、孤児院に火を放すのは結構な悪党では?
その後もナージャを見つけたら無理矢理にブローチを奪おうとする。これで正真正銘【悪党】ってわかる。
力で無理矢理ねじ伏せられてピンチになってもブローチから突然光が放たれ魔法の力が覚醒するわけでもないので現実は非常だった。
そんなナージャのピンチに白馬に乗った王子様が(マジで白馬に乗っている)(CV斎賀みつき)(声がもうかっこいい)
ピンチを救った王子様、
ナージャを水晶のおばあちゃんに預けたけどなんだか意味深な2人の掛け合いがあったような。
この水晶のおばあちゃんと謎の白馬の王子様はなんかしら知ってそうな雰囲気。
まだ謎が多いけど1話のつかみどころすごい良いな…!

2話


孤児院に黒尽くめの二人組が張っている。自分がいる事で孤児院は狙われるとのことで置き手紙を残して去る
悲しさに明け暮れるけどお母さんを探すという目的ができたために心機一転して働くことにする。そんなところに助けてもらったサーカス団に入る。当時は13才で働けるとはいえ、孤児院を去り働く少女ってもうハートが強すぎない?

ブローチの秘密が明かされてどうやら貴族の高級な品物で家柄の跡取りの証明のようなものでそれをよく思わない連中の仕業らしい。
え…そんなら貴族の家柄紛争まで描かれるの?

そんな中、街では黒バラの怪盗の噂が流れる。ナージャはサーカス団に入った夜、ひょんなことから黒バラの怪盗に鉢合わせる。

今回はここで終わりまだ怪盗黒バラについてはそこまで言及しないみたい。まだ謎のまま。

3話


ナージャにトランクを送ったおばあちゃん、どうやらその人も黒尽くめの二人組に依頼してるらしくそのおばあちゃんはその二人組が悪者と繋がってるしその2人組も悪者ということはわかってないみたい。
そのおばあちゃんは優しく味方側らしいしナージャの13才の誕生日になったら向かいにいくつもりだったけど案の定、ナージャは孤児院から出てってしまった後という入れ違い…
そもそもその2人組のせいでナージャは孤児院を出て行く要因となったんだが…
それとは別にダンデライオン一座の車が少年によって街に暴走爆走するはめになったけどなんやかんだ事件は解決し、少年は謝った後、団長に気に入られて一座に入団することに。
こう旅先で仲間が増えていく展開、好き。


5話

ナージャはあのとき助けてもらった金髪の青年と出会う。だがその男性はナージャのことを覚えてない。と言う。
あそこまで知らない・覚えてないとなるとあの時助けに駆けつけた男と星の瞳は別人なのかもとか思っちゃうな。

6話


パリに到着したダンデライオン。
母の日記で手かがりを見つけたナージャ。
パリの舞踏会で画家と踊ったという記述でパリでその画家を探す仲、迷子の子供に出会い、その母親を探すことに。
探しているうちにとある画家と出会い、それで迷子は母親と再会。
その画家はまさしく母と踊った画家だった。
母と踊ったのは一度きりで画家からは母親の手かがりはないがナージャと母親の笑顔は似ているとのこと。母親がどんな女性か少し知ったナージャ、とてもよかったな。
あと星の瞳のナイトに憧れるナージャもいいけど同年代の男子と絡んでいるのも可愛くていいな。教室でふざける男子を注意する女子みたいで。

7話


意地悪な貴族により仮面舞踏会に呼ばれ貴族の悪意に触れるナージャ。
そこに本当に黒バラが出現。
黒バラは毎日を堕落で生きる貴族の宝を盗んで毎日を必死で生きる貧困の人の元へお金を恵ませる。
やはり黒バラ=星の瞳のナイトでは?
黒バラの言うこの世の全ての人間は平等でなければならない。
黒バラの行う正義にナージャはさらに疑問を持つ。
貴族の悪意とか貧困差に触れる女児アニメすごいな。
時代が時代だからかな。


10話


けんのすけがおじさんの大切な時計をなおし、
ナージャはピンク色のオルゴールを欲しがる。
コレ、絶対ナージャの母が売ったやつ!?
それをナージャはおじさんからもらう。
すごいな。
亡くなった奥さんの時計を大切にしてるおじさんも
オルゴールを売った女の人がいつか買いなおすかもと取っておくことにしたおじさん夫婦も良い話すぎ。

偶然と奇跡でナージャはそのオルゴールを手に入れる。
これもナージャの出会いと運命の力か。


12話


ワンクール終わりの話だけど箸休めなのか、本当にあるのかわからないお宝探しでギャグ満載で面白かった。
1年ものだとこーゆーギャグ回も必要よね。いい…!

ジャンヌダルクの宝を見つけようと頑張るけど結局、金銀財宝の宝をジャンヌは隠したのではなく、戦争が終わるようにと願うよ百合の花の球根を植えてその結果、綺麗な百合の花畑が咲いたっていう良い話。
団長も良いキャラしててだんだんナージャ含めたこの団員が家族のように仲良くしてて微笑ましい。

13話

訪れた孤児院でフランシスと出会う。

えっ!?最後の2人いい感じになってキスした!?これは相思相愛ってこと!?
一気にナージャとフランシスの距離が縮まった回だった。
ナージャの背中を押す姉も良いな。
フランシスの言う「ノブレスオブリージュ」

ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)|日本女性学習財団|キーワード・用語解説 19世紀にフランスで生まれた言葉で、「noblesse(貴族)」と「obliger(義務を負わせる)」を合成した言葉。 財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。

フランシスの善意がすごい伝わる。
フランシスはまた、誰にもできることと言う。
些細なことでも誰かを喜ばせることができるのならばそれはノブレス・オブリージュだと。

そんなフランシスに感化されてナージャも孤児院の子供を喜ばせようとダンスを教える。

元々ナージャはそういうみんなを喜ばせたいという想いがあるからナージャとフランシスの意志が統合されるのも納得ではある。



16話


女好きでつねにまわりに女がいる(言い方もうちょっとどうにかならなかったのか)婚約者レオナルドとその幼馴染み婚約者、それを狙う怪しい男アントニオっていうその怪しい男は金か権力か狙ってるっぽくて三角関係となる
コレ、ナージャがどうこう解決できる話じゃないだろ。。。

17話


母の手がかりとなる男性を見つけるもその男性は覚えてなくてしかも怪しい男、前回出てきたアントニオに財産を奪われたという。
儲かるかもわからない投資の話をして怪しい商売をしてるアントニオ。
ここにてレオナルドとティエリは良い人サイドってわかった。
それでもこういう貴族の投資の闇の部分も描くとは思わなかったな。

にしてとナージャを探す悪い貴族と黒尽くめの2人もミラノに来てたけど上手い具合にナージャとすれ違うのが面白いな。
やはり悪い人には運命があまり良くなく、良いナージャは良い運命が回ってくるって見える。

18話


偶然、アントニオの母に会う。
そこで母の面影を感じるケンノスケたち、母を探すナージャ、そして息子が悪いことをしていると知る母。
100%の悪い人も良い人もいない。というテーマだった。
アントニオは母のためにお金稼ぎを始めたという。

アントニオ許せねーって思ってたナージャもそれを通してまた人間味も知るの良い。

最後にてナージャの指輪の真実を知るナージャ
ここでナージャは母が貴族と知り、その高価なものを狙われていると知る。
徐々に真実に迫っているのも面白い。

19話


人は誰でも仮面をかぶることができる。
良いツラをして市民から資金を調達して街のためになると思いきやそのお金は自分のために使う貴族。
怪盗黒バラの真実に迫ろうとしたナージャ、
黒バラはフランシスっぽいけどどこか違う性格の面もあった

病気の母とその息子に高価な薬を買うためのお金を黒バラが持ち出す
盗んだお金を使うことはできないと母が言うが小さい息子はお金が欲しい。そのお金でお母さんの病気を治したいという。

黒バラの言うみんな平等は難しい。
姑息な貴族と信念の強い市民。

どうだろう。

あと黒バラがナージャにキスしたけどその反射でナージャは黒バラにビンタをする。
未だに黒バラとナージャは和解できない


21話


ナージャ母の過去が明らかになる。
身分違いの結婚を許さない父と離れて暮らす母だけど旦那は不慮の事故で死。ナージャは実家の執事たちの案により死んだことにされて孤児院に。
ナージャ母はまだ娘が生きていると思ってしまい、誕生日に宝石を買って年を数える。

ナージャの祖父にあたる人物はナージャを探してはいるけどこの家柄に相応しい子がどうか厳しい目で見ていた。
その祖父はただ厳しく頑固なだけなんだけどそれが物語の歯車を進めている要素かも。

22話

ダンデライオン一座のライオン使いのリタの話。
リタは火事で目の前で両親を失ってからダンデライオン一座に入り、また声も失った。

両親がいない自分と母を探すナージャ、
どっちも寂しいけどまだ幼いリタだからそれはとても辛くて。

それでも火事の中ナージャを助けようと踏ん張った挙句、声がまた出るようになった。
ナージャを助けたいという一心で。一歩進んだリタ。両親の墓の前で祈る一座のみんな。リタをもう両親には会えないけど声を取り戻すという大きな一歩を進んだのはすごいことだった。

23話


船に海賊が攻めてきてそれをコメディチックに倒す話。
そうそう、こういう話てか息抜きのギャグ回って良いよね。健康に良い。リタが声を取り戻しておしゃべりさんになっているのも良い。

24話


フラメンコを習う回。
光あるところには影がある。
ナージャがダンスに苦戦するのは珍しくてでもそれでナージャが踊る理由がわかる。
楽しいダンスってだけじゃなくその裏には血を吹く努力だとか悲しみがありそれがあるからこそ楽しいダンスがある。ようなテーマ。


25話

「帰ってきた裏切りの美女」
悪女だ!!!
闘牛士のホセ(CV大塚明夫)の前に現れた元婚約者カルメン。カルメンは大富豪と結婚するとホセを捨てたが英雄となったホセの前にまたやってきてまた一緒になろうと言う。
カルメンが悪女と知りながらもホセは彼女を忘れられない。
カルメンは悪女のまま、ホセと婚約をまた結ぶ。
金持ちも英雄も手に入れたカルメン。
カルメンを手に入れたホセ。
カルメンはナージャのフラメンコを見て衝撃を受ける。

なぜ全部を手に入れたのにカルメンの心は満たされないのか、
ホセもホセでカルメンを手に入れたのにまだ絶望をしている。

純粋なナージャはカルメンとホセが結婚して幸せ!だけど幸せは光に照らされた部分。
光あるところに影あり。
ナージャによって2人はつながったがコレも運命の扉か。
コレもまたナージャがどうこうしていい問題でもないような気もするのがいいな。

26話


この話、めっちゃ良い…
作画とか背景とかナージャとフランシスだとかの描き方が良い。
良い雰囲気の中、終わりの方で別れたフランシスの別の方向にいたもう1人のフランシス。
フランシスは2人いた!?
黒バラのフランシス
貴族の白いフランシス
困惑するナージャ。

この黒バラの事実を知ってからこの話の黒バラの心情を考えるととても複雑だろうな・・・


28話


同じ孤児院だったローズマリーの話。
ローズマリーは自分がお姫様になる。ナージャは自分の忠実な騎士、ナイト。ナージャを見下しているけど当の本人は屋敷で雑に扱われる身分。
そんなナージャが自分のお屋敷のおぼっちゃまの誕生日パーティーにおめかしして出場。そんなナージャを見てまたローズマリーは荒れる。
妄言、妄想を重ねるがあのナージャの姿を見てまた荒れる。

やばい女すぎるだろ…ローズマリー…
妄想のみでいつか自分に王子様が来ると唄いながらも現実を見ずに平気で人を貶し見下す女…

すごいな…
女児アニメでこういうのやっていいんだ。


29話


ホセとカルメンの終わりの物語。

ナージャのフラメンコを見てからすべてを手に入れたはずのカルメンはなぜか不満に。
またホセもカルメンを手に入れたのにまだなにか湿気た顔をする。

2人は話し合って本当の意味での和解をして別れることに。
別れるためにホセが二人のネックレスを墓に埋める。そのときのナージャとの掛け合いがよくできている。

ナージャはなんで別れるの!?という具合だったけど最後には二人を見送り、別れた。

その後、ホセは世界に闘牛を広めようとする。きっと広め終わった後で、ナージャのフラメンコに感化しれてまたフラメンコを踊るようになったカルメンと一緒になるだろう。

と思ってたら不幸な事故で命を落としてしまう。
ここでもまた運命の歯車か…
そんなことを知らずにナージャは次の街へと旅出る。

もうこれらのホセたちの話だけでも見てほしい


30話


偶然巡り合ったフランシスに問い詰めると、最初にあった星の瞳のナイトはフランシスではなく、学校を卒業後に生き別れたフランシスの双子の兄、キースだった!

それを知って荒れるナージャ。

そしてこの場所の孤児院の人にお金を渡したことから孤児院の職員がお金に目をくらみ、逃げ出し、バラバラになった孤児院の子を見てまたフランシスは悩む。

本当のフランシス、本当の自分。
悩みに悩んだナージャは「こんなウジウジ悩んだら私らしくない!」と開き直り雨の中、傘を振り回して新たなダンスを取得する
前向きなナージャも良いよね。
たいていなことは踊れば吹っ切れるけどどうしようも吹っ切れないナージャ。
そんな中、壊れた孤児院を一人で修復してるフランシスに目が向く。
そんなナージャに傘を差し出すナージャ。

それを見た昔馴染みの女、メリーアン

三角関係が加速してきた!!!

ナージャはフランシスへの好意がまたわからなくなった今、この三角関係は複雑でしょ…

31話


ダンデライオン一座のピエロ・アーベルの話
アーベルは貧しい町、そこで病気に苦しむ人たちを救うために医者としてその町で活躍してたけど貧しい住民からお金を取ることができず善意で患者を救う。
お金をとらないために自分も自分の家族もどんどん貧しくなって…そして自分の息子までも病気になった。
息子を治すためのお薬を買うお金もない。
どうしようもなく、アーベルは盗みにでるが逮捕されてしまう。
アーベルは真面目な人だったので罪を償って釈放されたがその時に自分の犯した罪があるために嫁と息子に再会せずにどうしようもなったアーベルは逃げの1つとしてたまたま町に訪れていたダンデライオン一座に加わることに。

そこから今の話になってたまたま訪れた町に嫁と息子と、嫁と再婚した貴族の姿が。

アーベルの嫁と息子は再婚した貴族と幸せに暮らしてるから自分が出る幕じゃないと言う。おせっかいにナージャはそんなことない!っていうけどこればかりはアーベルは再会しないと言い張る。
でもみんなが背中を押した。貴族が開かれるパーティーでピエロとして元の家族と再会することに。
アーベルは息子にプレゼントした。その姿を見て元嫁はピエロがアーベルだと知り、涙する。

息子は父親とは知らずに再会したけどいつか、ちゃんとアーベルの息子は父親にちゃんと会える日がくるだろう。

神回なのでもうこれだけでも見てほしい。

32話

その前に黒づくめの男がアップルフィールドの孤児院にてナージャの友達のローズマリーに出会う。
ひょんなことからナージャが貴族の娘と知ってしまったローズマリーはナージャをおとしめようと男にナージャが旅芸人ということを伝える。ローズマリーは悪い貴族と手を組むことに。



34話


33話でブローチを奪われたショックを引きづったナージャがダンデライオン一座の公演で失敗してしまった!

それが原因で一座がギスギスしてしまい解散してしまう。

すると大人組の会話から「ナージャを入れなきゃよかった」と勘違いして聴き盗みしてしまい、そこからナージャは一人でウィーンに旅立つ。

誤解は解け、一座の絆が再確認されまた深まった。

ダンデライオンもまたナージャの家族なんだよな。


35話

ナージャとその母コレットが会うがお互いの素性を知らずに2人はちょっとした散歩、冒険を楽しむ。

その姿は本当に本物の親娘のようだった。

けっきょく お互いの素性を知らずに別れる2人。
ブレスレットがあれば気づいたかもしれない。
そのブレスレットを持ったローズマリーはナージャの祖父に会う。
段々と、物語は加速していく。

運命は時にイタズラで残酷だがそれゆえの奇跡もある。

36話


CV斎賀みつきの悪い男キース〜!!いいな!!!
ここにてキースの魅力が解き放たれてキースの心情がわかったところでナージャがブレスレットを奪われたと知ってナージャのために行動した結果、囚われて鞭で叩かれて牢屋に収監されるの、残酷だろ!!


37話


黒バラは見事ブローチを取り返して脱出。

そんな中,新聞記者のハービーがナージャのためにとブローチを奪われたという記事を書いてくれることに。

それが記者同士に話題になり別の記者がヘルマンのところを訪ねたらローズマリーが「私のブローチが奪われたの!」と言い,事態は複雑になる。

傷ついたキース…そこまでしてって、キースって本当はナージャのことが好きなのでは…!?

ナージャはブローチを取り戻したけどブローチの盗んだ事件が複雑になったことは変わりない。

そうか…
記者、ハービーの良しとしたことが他の人の取材先にてローズマリーにて複雑になってしまったのか。
それをしったハービーは驚愕しておわる。

39話


ローズマリーに騙されてたことにショックを受ける。
ローズマリーもすごい悪女でこの話でナージャの元へ届いたドレスを破かれたけど同じアップルフィールド孤児院で育った家族。血の繋がった母も大切だけど,幼少期から一緒に育ってきたローズマリーも同じ家族なんだと。

雨に濡れ、ショックを受けるナージャ、
その問題をどうにかしようとするダンデライオン一座も良い人すぎる。この人たちも同じ家族な気もする。

そこでハービィーが来る。新聞とこのブローチの件をみんなで話し合う

ナージャはいてもたってもいられなくてプレミンジャーク家の城に行く。

その城でナージャはローズマリーと共に歩く母コレットの姿を見る。

遠くでお母さんを見る。ナージャ。そこでその女性はローマであった女性だと知る。
城の塀の外でナージャとローズマリーは対峙する。

ローズマリーの策略で駆けつけた警察で追い詰められるナージャ…

警察に追いかけられてどうしようもなくなったナージャ。その時にダンデライオン一座が車と共に駆けつける。

お母さんという家族は会えなかったけど確かにダンデライオン一座という家族がいてくれるの,すごい頼もしい。あったけぇ…

ナージャは負けない!って精神で諦めなくて悪者も許せなくて前を向いてミシンでお母さんのドレスを生き返らせて新たなドレスにしたの、良いね。
アイキャッチの時に、フラメンコの衣装を作った時に使用したミシンで新たな衣装を作るの,あつすぎるだろ。特撮ヒーローで例えてもめっちゃアツい、



42話


前回、前々回の話でダンデライオン一座を抜けてアップルフィールド孤児院を訪れるナージャ
でもアップルフィールド孤児院は封鎖されていた。
院長は事故で子供を守るために亡くなっていた。
どこまでも残酷な運命を突きつけられるナージャ。
相当なショックを受けるナージャ。
そりゃあそうだ。物心生まれた時から一緒にいる,もはや家族そのもの。

絶望の淵でラファエルと出会う。
そんな中,自分のこのお母さんを探す旅の始めを思い出す。
差出人がロンドンにいるのでは?と

また希望が生まれてナージャはまた立ち上がる。諦めない。
強い意志を抱いてアップルフィールド孤児院を出る。
ナージャは強い。また羽ばたく。

43話


1人でロンドンでドレスを送ってきた人を探すナージャ

痕跡を探すナージャ、そこでロンドンでの出来事,ダンデライオン一座の人との思い出が蘇る

街でのポスターでジョンがピアノのコンサートを開くのを知る。
なけなしのお金とドレスでコンサートにいく。

ジョンが弾いた曲に、ナージャが昔から何故か知っている子守唄が。

演奏後にジョンの楽屋を尋ねる。

するとその曲は「ナージャのために」という副題が。

作曲家の名前はレイモン・コルビリエ

日記にはその人の名前と「運命の人」

ナージャはそのレイモンという人を父親と仮定する。
もっと詳しい人にと,ジョンはワトソンという人物を訪ねる

その曲はやはり父親が産まれた娘,ナージャのためにと作った曲だった。

ナージャは父と母の昔の写真をもらった。
その先でジョンはパーティにナージャを招く。

そのパーティでナージャはフランシスと再開する。

ジョンとフランシスが友人という前の回での伏線がここで回収された。

44話

前回でフランシスと再開したナージャ

フランシスはお城にナージャを,招く。
ウィーンに行って説得しよう。という。
とそこにはキースが。
キースもウィーンに行こうとした。
キースかフランシスか選ぶのか

そこにメリーアン
メリーアンはいわゆる悪徳令嬢っぽいと思ったけど私はちゃんとフランシスを愛してる。アナタ、ナージャとフランシスが結ばれても幸せになれない。貴族を捨てたキースならアナタと幸せになれる。と言い,ナージャにはキースを選べと言う。

悩むナージャ

アントニオとレオナルド,ジュリエッタはその話をした。
伯爵令嬢目当てのアントニオと女好きのレオナルド。
でもジュリエッタはアントニオと付き合ってからレオナルドは変わり,ジュリエッタを愛するように,またアントニオも,変わり,ジュリエッタを愛するように
ただいつまでも待たせるわけではいけない。

ナージャ「どちらを選んだんですか」

ジュリエッタ「私はね私を好きになってくれた人じゃなくて,私が好きになった人を選んだ」

舞踏会でジュリエッタと踊っていたのは、レオナルドだった。

ナージャは決心する。

ナージャが選んだのは,ナージャと踊ったのは…フランシス。

キースは何も言わずに後にする。

キースもフランシスもナージャのことは好きなんだと思う。
だけど、ナージャが好きになったのは,フランシスだった。と。

これにてこの話は終わり。

キースを選んだifルートも見てぇ〜


まとめ・終盤の感想

47話で囚われたフランシスに会うキース。
そこで喧嘩しながらも意気投合してまたあの頃の兄弟のように笑うフランシスとキース。

48話


父ヘルマンを良く思わないオスカーも来た。
嘘だろ!?
ここでアントニオ再登場するのかよ!!!
どうやら借金をしているらしい。返済を焦らせるアントニオ。
焦るヘルマン。ここでオスカーもヘルマンを追い詰める。
母に手を挙げ、悪だくみをするヘルマンという父も許せない。オスカーはヘルマンの借金を肩代わりにするかわりにお前は出ていけ。と言う。
オスカー、できる男じゃん

ていうかまだアントニオはまだ悪だくみはしてるんだ。
オスカーは好青年だけどヘルマンという毒を制するならアントニオという毒を使うために協力したんだね。


ナージャが逮捕された新聞をミイラ博士が見つけてその寮母がそれを見て寮母はナージャを知っている。またその新聞を見たダンデライオン一座もかけつける。
という。
ここでナージャが今まで出会ってきた仲間が助けに向かう展開。アツすぎる。
ナージャが今まで旅をしてきてその出会いと運命がここに集結してるじゃん。

ここで牢屋でキースが言ってた作戦が行われる。

夜に大衆の前で演説をする黒バラ、キース。
ここで大衆の目と新聞記者によって黒バラとフランシスは別人。というのがわかってフランシスの罪はなんとかなった。

49話

フランシスと黒バラの罪は免れ、ヘルマンはまた焦る。
アントニオは借金をせかせる。金をと、オスカーに尋ねる。そこでもまた父親に呼ばれ、破滅の危機感じる。

牢屋にぶち込まれてもナージャはあきらめない。
ヘルマンにも、幼馴染であるローズマリーも黒い男2人組などにも騙されてもナージャはあきらめなかった。
そんなナージャを見て黒い男2人組は手助けをし、ヘルマンをおとしめるある手紙の居場所を伝える。
だがそれを聞いたヘルマンはナージャを追い詰める。
ピストルを撃ちながらナージャを追い詰めるヘルマン。

もうナージャが撃たれる!ってところでダンデライオン一座の車が突撃する。最高のタイミングでの助けで興奮したわ。

ヘルマンは牢屋に入れられた。
父親はヘルマンを訪れる。そこにもアントニオが来てもう父親とヘルマンは完全に断ち切られた。

黒い男2人は罪を償って牢屋に入った。悪いことしてた二人だけどこういう牢屋に入ってもデコボコ2人組っていうのは良い落としどころかも。


ここでフランシス・黒バラの件は誤解を解き釈放となった。

アントニオとナージャが出会う。
アントニオはまだ悪い投資の話を持ち掛けているけど最後にお母さんに会いに行こうってオチだった。とくにその場面は見られなくてお母さんに再会したアントニオはどんな結末を迎えたのか、わからないけどそこは視聴者のご想像にお任せする結末なのかも。


さらにナージャとローズマリーが出会う。
ローズマリーはお姫様になりたかったがこの貴族の悪いところをみて気に病み、ここを抜けてローズマリーは自分の力で貴族になっていくと宣言してその場を後にする。
いわばローズマリーがボス的な役割だったけどこのヘルマンみたいになにからも断ち切られて破滅エンドではなく、自らそこから出ていき、新たなる道を切り開くの、確かにローズマリーがやったことは悪いことだったけどナージャと同じくらい強くてある意味『芯』の通っている女性と思ったらなんかこのローズマリーの一生でアニメ作れそうな気もする。

50話


父親が硬すぎてナージャと母を合わせないつもり。だと。
「貴族にあるまじき行動をとるはずだ」
って言ってるそばからナージャは屋敷の部屋から出ようとしてるの、おもしろすぎる。
監禁された部屋から窓を飛び出してカーテンをつたって降りてくる途中にナージャは母を見つけてそこから窓を割って母に会いに行ったの、すごすぎるな。
やっと再開した親娘。
幸せな時を過ごすナージャと母親。

だとしてもナージャを跡継ぎにするためにどんなことをしてもナージャを教育するとのこと。

この作品は悪い貴族、良い貴族と描かれているがこのナージャの祖父はそのどちらでもあるような、ただこの貴族、家を守るために行動していてそれが結果的にいろんな人を苦しめているところを見るとなんだか裏ボス的な配置だな。

その夜、ナージャの元にキースをフランシスが訪ねる。
キースは黒バラをやめて、フランシス2人と協力していろんな人を助ける。という。結果的にナージャを取り合う恋仲だけど最後は二人で握手して兄弟の絆を取り戻したのはよかったな。

ナージャが返ってきた記念のパーティーで継がせるつもりだった祖父に対してナージャは跡取りにはならない。

羽交い絞めにしようとしたがここでパーティーに参加したナージャが出会ってきた人が止めに入るのも良い。最終回らしい。

人の幸せより家のことが大切なのはおかしい。とナージャ。

貴族になるよりもっと世界を見てみたい

100年くらい先になったら来る。

もっと自由な世界が。

そこでナージャは貴族ではなく、ダンデライオン一座の踊り子に戻る。と決意する。

パーティーの屋敷を飛び出して、ダンデライオン一座に戻ってこの物語は終わり。

観終わった後の喪失感、満足感がすっごい・・・

どうしてもおジャ魔女とふたりはプリキュアの間の1年に放送された女児アニメだから印象が薄くなりがちだけど本編をちゃんと見たらちゃんと名作だった・・・みんなにも見てほしい・・・

女児アニメ好きなら刺さる、というよりどちらかと言えば少女漫画のような、世界名作劇場のような世界観でもあった。でもたいていの人には刺さる作品だと思う。恋愛観もあってフランシスを選んだけど最後にはキースが好きかも、でもわからない。というので誰とも結ばれないけどナージャが誰と結ばれるかはまだまだ未来の話だからわからないってナージャ母が言っててそのとおりだよって思いました。


あと1年制作されてたらもっと違う物語だったりその後の物語とかもできそうだから名残惜しいけどおジャ魔女があったから、この明日のナージャがあったから今のプリキュアがあると思うとナージャも歴史になり良い作品になったんだと思う。そう思うとナージャを演じた小清水亜美さんがその9年後のスイートプリキュアで主役キュアメロディになったのも歴史を感じざるおえない。(相棒であるキュアリズムを演じた折笠富美子さんもダンデライオン一座のシルヴィを演じてるのもポイント)

余談だけど今2022年だけどナージャが約20年前、スイートプリキュアが約10年前っていうの、すごさとかショックとかいろいろなものが<来る>な・・・!!!

100年後の世界の人が100年前の時代背景を考えながらも、現代にも通じるテーマで「もっと強く生きれる」ということをナージャが教えてくれた、勇気をくれる作品でした!


この小説版も読みたいな・・・kindleで読もうかな



明日のナージャ、とても良い作品でした!!


おわり

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