見出し画像

ポケモン第七世代(ムーン)今更プレイ日誌Part.1 2020/11/15~11/18

 一日目 11/15(日)

 ポケモンをやるのはBW2以来七年ぶりだ。折角なので、新鮮なプレイ感想を(なるべく)リアルタイムで記録してみようと思う。

 DSから3DSにハード移行しても、ゲームを始める前の高揚感は変わってないな……と妙な安心感を覚えながら起動。ククイという悪人面の博士曰く、冒険の舞台はアローラ地方。どうやら四つの島嶼からなる地方らしい。となると、従来とは違って島を順に回っていく感じなのだろうか……とか考えつつ性別と名前を決めていく。なるほど、見た目も選べるのね。黒髪短髪女子、と……。ゲームの性別選択で恥じらいなく異性を選べるようになったことに無駄に成長を感じつつ、アローラの地に降り立つ。

 序盤はすいすいと進む。あっという間に御三家選択へ。ほのおとみずで迷ったものの、みずのアシマリに決定。ここで何を想ったか軽く厳選を開始、C補正のかかる性格か♀(御三家の雌雄比率は七対一)が来るまでリセットを敢行。五回目で両方を引き、決定。旅パでも性格や個体値を気にしてしまう辺りが、元ポケモン廃人の悲しき性である。

 ドット時代のポケモンに慣れ親しんだ身からすると、まず主人公の等身の高さに驚いた。グラフィックも綺麗。だが、「十字キー移動廃止」と「升目移動廃止」は少し、というか、かなりいただけない。扉や柵の前でAを押さないと中に入れないのも、「え……?」といった感じ。更にいただけない、というか「何でこうしたんだ?」と思ったのは、ボタンでポケモンの並び替えが出来ないこと(タッチ式)やXボタンでメニューを一括閉じできないこと。これは未だに慣れない。

 キャラクターが濃い。リーリエあざとい、ハウ鬱陶しい。しまキングってなんだ……? 周囲が滅茶苦茶喋るのに主人公が無口なのが何処か不気味? と思っていたら今作は選択肢とかで結構喋っていて、何処となく安心する。ポケモンだけじゃなく主人公も進化しているんだなぁ。

 UIに心の中で軽く悪態を付きつつも、普通にウキウキで進めていく。立体感のあるマップに、自然の豊かさ、草叢からキャタピーの集く声が響いてくる辺り、演出は凝っている。 

 思い出したのが、昔遊んだポケモンレンジャーというゲーム。記憶が朧げだが、これも確か四つの街を回るゲームだったような……。ポケモンと人が身近な世界観も似てる。

 噂には聞いていたけれど、今作は定番のジム戦とバッジ集めはなく、代わりに四つの島を巡る旅をするらしい。アローラのリージョンフォームといい街の配置といい、かなり独特で楽しめそう。

 ともあれ新たに旅を始めることに。ポケモンは三、四番目のジム戦辺りが一番楽しいというのが持論なのだが、今回は尺が分からない分、何処でどうくるのかといった楽しみがありそう。リーリエはどうストーリーに絡むのだろうか?

 旅パはどうするか迷い中。折角だし新ポケモンを中心に組んでみたい。アシマリは進化でフェアリーが付くようなので即戦力化か。適当に序盤鳥や雑魚ポケを捕獲したが、あまり目ぼしいのがおらず……。グダグダなまま進行するも、ハウオリシティのトレーナーズスクールの草叢にてアローラのベトベターを見て、直感で捕獲。タイプは毒/悪。くろいヘドロのおまけつきで得した気分に。アローラはニャースと言いコラッタと言い、悪タイプが追加されるのは何故なのだろう? 温暖な気候でハイになりすぎて悪事を働く、みたいな? 謎だ。

 なにはともあれ一日目はこんな感じで終了。どんな新ポケモンに出逢えるのかが楽しみ、噂のミミッキュはいつ頃出るのだろうか? こんな感じで毎日リアルタイム感想を書き綴っていきたいと思う。


 二日目 11/16(月)

 ハウオリシティの探索からスタート。何やら主人公の服装や見た目を変えられるらしいのだが、まだ始めて間もないし後でいいか。服飾に関しては変えるかもだが、女子の髪色は天然素材が一番(持論)、とのことで特に変更はしない。それにしても、女主人公ちゃんは今までにない感じ? のデザインな気がする。明るく自由闊達な感じが伝わって好き。謎の帽子も良いアクセントを出している。 

 街を探索する過程で、今作の街の作り込みの細かさに唸った。最初はハウの家に風呂が付いているのを見て吃驚した(風呂もトイレもない民家でどうやって暮らしてんだこの人たち……? とか内心思いながら昔はプレイしていた)が、ハウオリシティに至っては観光案内所や交番まである。至れり尽くせりだな。普通に暮らせそう。だが、そのリアリティの分だけゲーム的な没入感が削がれてしまうような気がした。やたらと批判的だが、技術の進化に驚いている側面も多分にあるのでご容赦されたし。

 味方なのになんか敵役っぽい外見の兄ちゃんの試練のために2番道路へ。草叢でドーブルが出てきて唖然するも、捕獲。周囲に矢鱈と「さいみんじゅつ」を使ってくるポケモンが配置されているのを見、それとなくゲーフリの意図を察し、スケッチしておく。暫くは捕獲用に重宝しそう。まさか(恐らく一時的だろうが)旅パにドーブルが入るとは思わなかった。

 道具やポケモンを揃えつつ進んでいく。今作はミニお使いイベント的なのが多く、あと立ち寄っても立ち寄らなくてもいい場所(ハウオリ霊園とかテンカラットヒルとか)も豊富で、RPGゲームに自由度と冒険してる感(伝われ)を求める自分としては嬉しい。寄り道要素は大事。

 なんとなく新ポケが欲しくなり、急遽リリィタウン周辺まで戻りピチューとアゴジムシを捕獲。どちらにしようか迷ったが、可愛さを取りピチューに。

 この時点のパーティは、アシマリ/ベトベター/ニャース/ドーブル/マケンカニ/ピチューだった。何処となく悪の組織っぽい。序盤にしてここまで多彩なポケモンが出ることや、マップの自由さに驚いて、色々捕獲したり探索していたりしたので冒険は遅々として進まない。プレイ時間はこの時点で四時間を軽くオーバー。本来ならばバッジ二個くらいの時間がいつの間にやら経過していた。

 その後はなんやかんや茂みの洞窟の試練に挑み、ぬしポケモンのラッタをマケンカニの瓦割りでワンパンし、試練クリア。これが従来のジム戦に当たるパートなのか……少し味気ないなと落胆するも、まあこれはこれで。

 そうして茂みの洞窟を去ろうとしたところ、事件は起こった。

画像1


 ん? 君ちょっと色違くない?

 ……え?

 いや……嘘だろ?

画像2


 嘘じゃなかった。

 なんと旅パに色違いポケモン加入。こんなことは流石に長年のプレイ経験からも前代未聞である(赤いギャラドス除く)。

 調べたら六世代以降は色違いの出現確率が1/4092に上がっているそうだが、かなりの強運なのは間違いない。プレイ時間一桁で自然遭遇色違い……とは……? 

 アローラの旅は、開始二日目にして色違いに自然遭遇するという波乱の幕開けとなった。緑色のズバット、ちゃんと「色違い」って感じがして、とても好き。

 3番道路を抜け、あざといリーリエを探し、トレーナーを倒しているうちにアシマリが進化……しそうになるがBキャンセル。進化前のまま育て、先にメインウェポン技を覚えさせたいからだ。ポケモンはつくづくこういう細かい調整が巧いなと感じる。

 さて、こちらが従来のジム戦? にあたるパートなのか、しまキングのハラとの勝負。bgm良い。格闘使いとのことで、レベルを上げた色ズバットで翼を打って2タテするも、マケンカニ相手に舐めプしていたところZワザで沈められる。その後のグロウパンチ連打であれよあれよという間に一度は敗北を喫すも、再挑戦し勝利。Zワザを使わずして勝つとは……とかドーブル使いの兄ちゃんに称賛される。晴れてメレメレ島の試練クリア。あと島が3つあるのを鑑みると、漸く1/4弱が終了と言ったところだろうか。ここまでで6時間越え。久しぶりだからというのもあるが、スローペース過ぎるかもしれない。

 七世代の新要素、Zワザを使ってみた感想だが、ダサい、というよりなんかシュールで笑ってしまう。ロトム図鑑と言い、今作は子供をより意識した作りになっている気がする。発売当時は某妖怪が凄かったからだろうか。

 だが、Zワザのおかげで序盤から高火力をぶっ放せるのは純粋に楽しい。瓦割りにアクロバットといった強技マシンが序盤から拾えるのも気が利いている。威力165の飛行技をズバットに覚えさせ、イワンコを捕獲したあたりで二日目は終了。次はアーカラ島に行く。 


 三日目 11/17(火)

 アーカラ島に行く前に探索漏れがないようにメレメレ島をケンタロスで回る。ライドがある分、自転車や岩砕き波乗りとかの秘伝はリストラされた感じか。自転車はともかく秘伝枠は面倒なのでこちらの方が良いかもしれない。

 初進化はピカチュウ。かみなりのいしはいつ手に入るのだろうか。花畑で出てくるオドリドリの特性はなかなか面白そう。ダブルバトルで蝶舞や剣舞をコピーすれば強い? 花畑の隅から行ける洞窟の雰囲気がかなり好き。

 ハウオリシティを気の済むまで探索し終え、主人公ちゃんのお召し物を50000円オーバーのカットソーに変え(ゲーム内通貨とはいえ、金銭感覚が狂ってくる)、満足したところで次の島へ向かう。

 早速新キャラ二人登場。今作はキャプテンやしまキング&クイーンがジムリーダーや四天王ポジなのかな? となるとキャラがトータルでかなり多くなりそう。

 なんだこのムスメは……。可愛い。

画像3

 リアルが忙しく三日目はメレメレ島からアーカラ島に行っただけで終了。週末の三連休辺りで時間を取って一気に進めていきたいところ。


           四日目 11/18(水)

 カンタイシティからスタート。ホテル前で過去作の二人組に出くわす。ジガルデ? ということは第六世代だろうか? こういうミニイベントはファンには嬉しいのかもしれない。

 スローペース過ぎるので、4番道路を足早に通り過ぎ去ろうとしたところ、ドロバンコに遭遇。なんと攻撃を受けると防御が上がる、「じきゅうりょく」なる強特性持ち。性格も意地っ張りで、個体値もなかなか。これは旅パレギュラー確定。本作の野生ポケの仲間呼び、最初は鬱陶しいと思っていたが、捕まえたドロバンコは助けに来た個体だったし、呼ばれてくるポケモンは強い? のかもしれない。かもしれない、ばかりだな。

画像4


 オハナタウンでハウと対戦。ピカチュウとニャヒートをドロバンコが二タテ。じきゅうりょく強すぎる。接触技のみが発動条件かと思っていたが、ひのこでもばっちり発動したのでどうやら殴られれば物理特殊双方で発動するらしい。完全に要塞と化していたし、これもう滅茶苦茶では。明確なデメリットもないし物理はドロバンコで止まる。

 続けてオハナ牧場へ。マオからムーランドのライドを教えてもらう。従来のダウジングマシン的なポジションだが、操作が難しい。慣れるまで時間がかかりそう。升目廃止なのにダウジングはあるのか……。

 道中に懐かしの育て屋発見。と思ったら違った。預かり屋ってなんだ。システム面は色々と改革が図られていそう。めざパ判定士によると我がパーティには二大メジャーめざパ、めざ氷とめざ炎使いがいると判明。早速もらった技マシンで覚えさせる。ズバットのめざ氷は龍に、ベトベターのめざ炎は鋼に、役割破壊ができそう。

 5番道路でスカル団の用心棒のグラジオと対戦。BGM神。タイプ:ヌル、凄いデザインだな……。がくしゅうそうち禁止縛りをしていてポケモン間の格差が酷くなっていたので、そこらのトレーナーを倒して調整する。

 現パーティは、

 アシマリLv.19/ドロバンコLv.19/ピカチュウLv.17/ズバットLv.19/マケンカニLv.18/ベトベターLv.17

 まあまあ育ってきたところで、せせらぎの丘に辿り着き、二つ目の試練を目前に中断。今日はここまで。

この記事が参加している募集

心に残ったゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?