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函館旅行


2023年11月 函館に旅行へ行った


一日目


特急北斗で移動し、夜到着。

ラッピ函館駅前店


  20分以上列に並んだ。 やや治安の悪そうなポスターに目を引かれる。

置き引きへの注意喚起

大変な賑わい。レジのおばさまは大変なベテランで、連れがいても事前精算は別々の会計にしてくれる。 夢にまで見たチャイチキとラキポテを注文。 友人の勧めで黒ゴマのスムージーも追加注文。 スムージーはやたらめったら複雑な名前で、友人が隣で指さしてくれなかったら注文できなかっただろう。 テーブルを取る仕組みは難しかった。 紙に番号を書いてレジ横のかごにいれる。 商品は店員が持ってきてくれる。 待った甲斐もあり、美味しい。二週間に一回食べたい味だった。 チャイチキは甘辛く、バンズとの相性が良い。ラキポテをあまりわかっていなかったため、なんだホワイトソースのみかと落胆した。食べ進めると中にミートソースやチーズがかかっていた。 ハンバーガーショップでこんなに満腹になったのは初めてだった。

スーパーホテル 漁火


ウェルカムバーで日本酒あったのは正直いいな、と思った。
風呂が男女交代制、3つの席しかないのはびっくりした。結果なんとかなった。 お湯はすごく熱い。
ラウンジの椅子が職場に欲しい。背もたれがなく、尻滑りのそりだけみたいな座面をしている。


二日目

朝市


散歩した。 愛想のいいおじちゃんたちがやんわり、なおかつ積極的な客引きをする。函館の朝市と桑園の朝市は全然違う。心なし函館の方が店と店の間隔も近い。店が小さい。 特にお得というわけでもない価格の商品が並ぶ。 店が多すぎて食べる店も決まらないだろう。


函館市電宝来駅


函館市電宝来駅から函館山を見上げる。 函館護国神社の鳥居を見上げる。あんな山中にある鳥居を平地から見上げるのは初めて見る光景だ。 誰かの銅像が立っているね、と友人と十字街駅へ向かう。

八幡坂


中学校の修学旅行の思い出を話すと友人が案内してくれた。 登りきってから校舎に気づいた。函館西高校の学生達になんだか申し訳ない気持ちになる。 いつも高校の近くに観光客がうろうろしているんだろうな。学校帰りカップルで帰宅してたらどうしようもないヤンキーに絡まれたりするんだろうか。 私の母校も似たりよったり地形の上に立っていた。美しい海と、朝から登るには怠すぎる坂。シンパシーを感じながら歩いて旧公会堂へ向かう。 外観を伺う。黄色!豪奢!

アンジェリック・ボヤージュ

祝日中日のため1時間待ち。開店前から並んだ。 風の噂によると普通の土日ならもう少し列短いらしい。 店内は小さく、三組ずつ誘導される。 巨峰のクレープを頼んだ。クレープで葡萄はレアだと感じたため。 コーヒーはクレープと相性がいいようにブレンドされているとのこと。 チョコ?や焼き菓子も売られていた。 向かいの中華会館の外観も大変興味深かったが素通りして、 近くのベンチでクレープを食べる。 めちゃくちゃ美味しい。人生で食べたクレープの中で一番美味しい。ぶどうの瑞々しさが浮いていない。モチモチとした生地がサクサクとした食感の焼き菓子やクリームを包んでいる。


2023年11月4日時点のメニュー
店員さんが開店前にメニューの看板を持って歩いて見せてくれる

北方民族資料館

坂を海に向けて下る。

日本銀行函館支店だった建物である。建物自体が古いがきれいに改装して生かしている印象だ。トイレが顕著か。北大博物館を彷彿とする雰囲気である。
館内の資料一つ一つに館長の説明がある。館長の語り口が面白い。ゴールデンカムイに対してしっかり読んだ上でなんか思うところが思うところがあるような書き方をしている。
山丹服の展示もあった。自分で複製品作って着たい。
船の模型が4隻もある。
児玉コレクションが質がよく、なんかおしゃれ。 きれい。 北海道アイヌだけではなくロシアの少数民族までマクロ的に見るのが面白い。
北方圏の熊送り分布がかなり興味深い。 持ち帰れる紙の資料も豊富で、衣服や刺繍に関しての資料を頂いた。どこの地方に分布しているとか興味深くて好き。 刺繍をするうえで教本を何冊も手にとって比較したが、北方民族資料館の資料が一番わかりやすい。この資料を見ながら自力でチャコペンで図案作れるか…?
ウポポイよりここの方が見ていて楽しい。着心地がいい。 所々職員の作ったと思しきシマエナガの人形もあり、職員たちの資料館への愛情を感じる気がする。

学術的な資料は健康によい
かわいい!!!






金森赤レンガ倉庫

中学校の修学旅行以来の訪問。 船や人力車、中国語のペイントがすごいラッキーピエロなど見るだけで楽しい。 雪ミクグッズも充実している。 函館麺や 一文字 ラーメンおいしい。 北海道3大ラーメン制覇した。 旭川の醤油ラーメンならしょっちゅう食べていた自信があるが、札幌で味噌ラーメンを名店で食べた記憶がない。 …制覇していないかもしれない。

函館市熱帯植物園

入園料300円 まだ猿は温泉に浸かっていなかった。 普段見ない木々が聳える。 更新されていない猿山の人間関係ならぬ猿関係のポスターや、カブトムシ等の展示はなかなか面白かった。

湯倉神社



御本殿、豊受稲荷神社、日吉神社をお参りする。 日吉神社?だろうか。七五三詣りのお嬢さんとそのご家族が開運小槌を振っていた。 お祖母様が「〇〇ちゃんの卵アレルギー治せるといね」と言っていて、見ず知らずの御婦人の孫への愛情を感じて泣きそうになった。 社務所へ向かう。メディアで報じられたことを伝えるポスターがたくさん貼られている。 参拝者で賑わったていた。 おみくじを引く。 寂しいと思っていても桜が咲くらしい。 友人はご朱印をもらっていた。その場で書いてくださったようで、墨の匂いが強い。書き置きより雰囲気があって好き。


イマジンホテル


露天風呂の空を飛行機が通過していくのが最高に面白かった。 灰皿があったから、タバコを吸ってもいい部屋だったのか。 ファミコンできる部屋もあった。フロントスタッフの記録に挑戦!みたいな張り紙があったのでもしかするとフロントスタッフの私物だったのかもしれない。ファミコンがうまく起動出来なかったのでPS2でぷよぷよをする。PS2で遊ぶのも人生で初めてだ。 卓球もした。緩やかにラリーして遊ぶつもりだったのに、全然できない。慣れてくるとラリーもできるようになった。やる気のないラリーすら難しい。

いい感じの和室

三日目

箱館奉行所周辺

市民ランナーが走っていた。 広い。ゴールデンカムイの聖地だが、広すぎて把握できない。

五稜郭タワー


日本国内のタワーのポスターを見て驚いた。こんなにタワーがあるとは。
雪ミクが函館でもイベントをやっていて驚いた。札幌、小樽のみならず地域振興のために働いていてすごい。 タワーに登っていない。 お土産が充実していて、自分用のお土産にシマエナガTシャツを買った。


雪ミクさん、ラビット・ユキネ すごいなあ

函館美術館


常設展示室では中野北溟の作品が展示されていた。書道には疎いので、詩を墨で表現する作品は初めて見た。 鴎亭記念室や常設展示室は観覧無料である。

函館北洋資料館


ちょっと埃っぽい資料館。入館料100円。 警備員のじいちゃんが丁寧に解説してくれる。 漁業について詳しい。北洋漁業を三分間体験できる設備がある。ちょっとしたアトラクション。 函館護国神社手前の像が高田屋嘉兵衛銅像だと知る。

函館芸術ホール


函館北洋資料館でかなり時間を潰せるものの、まだ持て余していた。 市民文化祭が実施されており、着物姿でお茶会ブースへ足を運ぶ人がちらほらいた。 生け花の展示を見るのも久々で心が潤った。

ハセガワストア

やきとり弁当を帰りの特急電車で食べることにした。 動画サイトでよく道外の動画投稿者が食べている。注文の仕方はどちらかというとサイゼリアに近いだろうか。店内は食べ物ばかりで、コンビニとはまた異なる商品ラインナップである。 弁当が出来上がり次第番号を呼ばれるのだが正直聞こえない。スシローみたいなモニターにしてほしい。

終わりに


以上が函館旅行のあらましである。 大変充実した旅行だった。 ラッキーピエロ、やきとり弁当が食べれて満足だ。アンジェリック・ボヤージュのクレープも美味しく、ローカルフードが大変美味しい。 資料館、美術館を通して函館の歴史、文化を学べて得るものも多かった。北方民族博物館はやくも旅行の時からポスターを見ていたので行けて感無量だ。

北方民族資料館と五稜郭には御朱印帳にあやかったイベントもやっていた。


五稜郭周辺の作品 「ぢっと手を見つめる」藤原吉志子



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