独学で医学部学士入学合格するための勉強法・実際の参考書#2


こんにちわ! つかれのです。

私は薬剤師として働きながら、独学で北里大学医学部学士入試合格しました。
Twitter(X)で医学部学士入試についての質問がよく来るので私自身の体験についてnoteに記載していこうと思います。
これから、医学部を目指す方々に役立てれば嬉しいです。


前回のnoteは、
<社会人が医師免許を取得する方法>を述べて、その中から<私が北里大学医学部学士入試を選んだ理由>について記載しました。


今回noteは、私が薬剤師として働きながら合格を勝ち取った<勉強法>、<使用した参考書>について記載します。
その前に、参考までに学歴と受験前の学習レベルについて記載します。


◇学歴

中学:偏差値35(みんなの中学情報調べ)
高校:中高一貫校なのでエスカレーター式に進学
   最初から私立薬学部志望(英語、数学1A2B、化学)で大学受験→合格
大学:偏差値57.5(みんなの大学情報調べ)
   ストレートで私立薬学部卒業し、薬剤師として勤務
社会人:勤務2年目に医学部受験決意。翌日から独学で勉強スタートし、半年で北里大学医学部学士入試 合格


◇医学部受験前の私のスペック

□英語:話す・書くことはできないが、過去問を解きまくることでペーパーテスト英語ならばできる。(高校生時センター得点率9割)
□数学:1A2Bは得意だったが、私立薬学部志望であったため数Ⅲはほとんどやっていない。(高校生時センター得点率7割)
□化学:塾講師として教えていた科目でもあり最も得意。(高校生時センター得点率9割)
□生物:高校では物理をやっていたため未履修。大学薬学部で学んだ知識が少しある程度。
□小論文、面接:やったことない。

高校時代に履修していた物理は力学と電気までしか学習していなかったので、暗記で対策のできる生物で受験することに決めました。
化学は自信があったので過去問演習で対応。英語も基礎からやると時間がかかってしょうがないので、過去問で読み慣れていくしかないと考えました。
そのため、未学習の数Ⅲと生物をメインに学習しました。


次に、使用した参考書について記載します。

<使用した参考書>


医学部学士入試 参考書

■トライイット(生物基礎、生物、数Ⅲ)「細胞の構造」の勉強法のわからないを5分で解決 | 映像授業のTry IT (トライイット) (try-it.jp):無料(web)
■PASSLABO(【決定版】数Ⅲ積分150問を“6時間で”全パターン解説(基礎〜東大まで) - YouTube):無料(youtube)
■Stardy -河野玄斗の神授業(【聞き流し】基礎英単語241【難関大学】 - YouTube):無料(youtube)
■帝京大学医学部赤本4カ年(2020年):700円(メルカリ)
■帝京大学医学部赤本4カ年(2023年):3960円(AMAZON)
■北里大学医学部赤本7カ年(2019年):300円(メルカリ)
■北里大学医学部赤本7カ年(2023年):3960円(AMAZON)
■数学Ⅲ 青チャート(新品未使用):950円(メルカリ)
■セミナー生物基礎+生物(2021年:1年古い):800円(メルカリ)
■2022生物重要問題集‐生物基礎・生物 700円(メルカリ)
■セミナー化学基礎+化学(2018年:4年古い):400円(メルカリ)
 
■医学部の小論文(河合塾シリーズ):1760円(AMAZON)
■改訂版 世界一わかりやすい医学部小論文・面接の特別講座:1980円(AMAZON)
■毎日学習会(北里大学小論文過去問解説 | 毎日学習会 (everydayprep.jp)):無料(web)
 
合計:15,510円


割と安いのではないでしょうか。
問題集は最新版である必要はないので、中古の安いものを購入しました。
予備校に通うと予備校代+オリジナルの参考書代で数十万円はかかりますし、時間的な拘束も受けてしまうことを考えると、独学はコストの低さと完全自己責任で勉強できるのがメリットです。


私は 大学受験、国家試験、定期テスト等、どのような試験でも【過去問】が最も効率の良い勉強法だと信じています。出題傾向や試験慣れをするには必要不可欠なものです。赤本は必ず購入すべきです。
自分が到達するべきレベルを把握することで、どこまでの細かい知識が必要か、ハイレベルな問題演習が必要かが分かり、学習するべき知識の取捨選択ができ、効率化が期待できます。
また、一般再受験を視野に北里大学と同じレベル帯の帝京大学医学部の赤本も購入して勉強しました。

なかでも、本当にお勧めしたいのは【トライイット】です。(プロモーションではありません笑)

すべての細かいところまで網羅しているわけではありませんが、未学習の科目を理解するために、これ以上わかりやすい資料はないでしょう。
未学習の科目をいきなり問題から解いてみると挫折しますし、問題集の解説を読んでも理解に苦しむことにより自信の喪失につながってしまいます。絶対に映像授業から基礎固めしたほうが良いでしょう。映像授業は時間拘束もなく、自分のペースで早送り・戻すこともでき、すぐに振り返ることもできます。
これが無料で使えるのはハッキリ言ってやば過ぎます。学校の先生いらないんじゃないかと思えるレベルです。
基礎固めとして、本当に助かりましたし、生物の講義をしていらっしゃった星野 賢哉 先生には本当に感謝しております。わかりやすく、丁寧な講義できたので、生物未履修の人ならば一度受けてみてはいかがでしょうか。

脱線して申し訳ないですが、オンラインで無料で勉強できる時代ですので、ぜひとも活用していただきたいです。

同様に、数学ⅢについてはPASSLABOの動画を見ながら積分のパターン学習を行いました。青チャートをいきなり解くよりも基礎知識をYoutubeで学んでおくことをお勧めします。

科目ごとの勉強法は以下のような流れです。

<勉強法>

□英語:ひたすらに過去問演習。長文に慣れる。知らない単語をノートに書きだす。を繰り返す。Youtubeで英単語・イディオムを学ぶ
□数学:1A2Bは過去問演習。数Ⅲはトライイット→PASSLABO→過去問。難しすぎる問題は時間をかけずに飛ばすことも大事。数Ⅲの青チャートは1A2Bの復習にもなる。
□化学:過去問演習のみ。忘れているところはセミナー化学を見る。
□生物:トライイット→セミナー生物→重要問題集→過去問
ノートを作成し、何回も見直すようにする。
□小論文、面接:別のnoteで記載予定

繰り返しますが、絶対に過去問をやってください。
過去問が最も大事です。
得意な科目が1つでもあるあらば、まず初めに直近の過去問を1回でも解くことをお勧めします。自分が到達するべきレベルを把握してから演習するようにしましょう。



次回は具体的な月ごとの勉強スケジュール・ライフスタイルについて記載します。

ここまで、読んでいいただいてありがとうございました。

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