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朝井リョウ本で匂わせ?(世にも奇妙な君物語の感想)

朝井リョウが「世にも奇妙な君物語」で結婚生活の疲れ子供の存在匂わせか?
私は子供による結婚生活の疲れを読む

タイトルとその後の3文は朝井リョウ「奇妙な君物語」の「13.5文字しか集中してよめな」という話から13文字のタイトルと3文の要約で作って見ました

育児に疲れた話と子供の保育園の話が出てきたのでくっつけただけですが、上手く気になるタイトルになった気がする。

このタイトルを見てなんかそれっぽい情報を拡大解釈して怖いなー思った人はぜひ読んでみでほしいそんな感じの世界自体がゾクッとするストーリーが
満載だから!

ここから個人的な思いの爆発です《注意》

個人的に朝井リョウさんといえば思春期の心理描写の書き方が美しく、読んでて恥ずかしいくらい綺麗な言葉を使う人というイメージだったのだが
この本ではその表現力を奇妙な世界の説得力に使っている感じがする。

というのもこの本での著者の後書きで、世にも奇妙な物語は唐突に意味分からない世界が始まっても説明なく受け入れられる土壌になっているという事が書いてあるのですが、自分はそれはそのおかしな世界を読者に納得させてしまう文があって初めて受けいれられるのであって

生半可な小説家はとてもかけないし、読む側もつまらない、でも朝井リョウさんはその文才をもう、バンバン振るって、読者をなんの違和感もいや、あえて少しの違和感を残して引き込み、ページを捲らせてくる

はっきりいいましょう朝井リョウは天才です
知ってた事ではありますが。

それを息抜きとして振るっていたというのも驚きですが、なによりも朝井リョウってこんな話も書けたんだと思わせてくれました

(自分が朝井リョウさんが書いた自分が好きそうな話だけを読んでいたから説はありますが)

ともかく、久しぶりに本当に面白い短編集に出会いました。
世にも奇妙な物語面白かったです!

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